ぽっぽの読書日和

今まで読んできた本をまとめています*『ウェルかめ』はじまりました

倉本聰

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『北の動物園』

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書籍名:北の動物園
著者名:倉本聰
出版社名:産経新聞社・扶桑社



倉本聰さんのエッセイ集。

ほっこり笑える倉本節。


*飛行機

飛行機が苦手。
ある日、離陸前に隣に座った男が、そわそわし、
「どうもイヤな気がする」「何か感じる」「不吉な予感が」
と言い始め、「スミマセンッ」と
叫びながらあわてて飛行機を降りてしまった。
着陸するまで気になって仕方なかった。

*オネショ

齢をとるにつれ、トイレが近くなる。
思い出すのは子ども時代のオネショ。
ある夜、夢の中、小学生の自分がトイレにいきたくて仕方がない。
ああ、ここでやれば事故になるのだ。
久しぶりにみた小学校の夢。
ここでしたら・・作家なら試してみろ!
エイ!としてみたら・・・。
量の多さに呆然とした。
40代に入ってからのこと。

*クラモト

まだ顔が世間に知られていないころ、
脚本家のクラモトと名乗って、旅館にこもり、
本を書きながら無銭飲食・宿泊をしていたヤツがいる。
旅館の人が疑うこともないほどの演技力。
自分がまだ13話しかかけていない時に、
22話まで書き上げていたクラモト・・・・。



3ページほどのエッセイが満載。
倉本さんのエッセイは、昔からずっと読んでいます。

『ゴールの情景』

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書籍名:ゴールの情景
著者名:倉本聰
出版社名:理論社

倉本さんのエッセイ集。

便利ということと豊かさということの混同を我々は余りにも犯しつつある気がする。
便利ということを無限に追求し、
自らの欲望に歯止めをかけることを忘れた人種を、
果たして文明人と言えるのだろうか。
ヒトは新しい野蛮への道を今やコツコツと歩いているのではないのか。
ゴールは何回もあった気がする。
冷蔵庫を手にした時、あれもゴールだった。
車を手にした時、あれもゴールだった。
家を手に入れた時、あれもゴールだった。
それらの喜びそれらの満足をゴールの情景として今思い出す。
それらの時点へ今戻るということは殆ど不可能としか言えないだろう。
しかし、だったら今からでも遅くない、この先のゴールを決めるべきである。
 ゴールなきマラソンを走るものがある日突然死を迎えるのは、
子供にも判る自明の理なのだ。


うう・・深い・・。


「大声」
大声は暴力、大声で威嚇されては意見を言えない。
「時の短縮」
余った時間で何をするのか?

など・・倉本さんならではの厳しい意見が。


2003.12

『火の用心』

書籍名:火の用心
著者名:倉本聰
出版社名:理論社


倉本聰のテレビドラマ脚本。

久しぶりに読んで、倉本ドラマのあたたかさを感じた。
演じていたのはとんねるずの二人。
そういえばそんな事もあったかなぁ。
観た記憶があるような、ないような・・(笑)。


今では本も絶版になっているのか、
オークションでしか見つけられなかった。
さみしい・・。
うふっ、実家にあるもんねー!


2002.1

『富良野風話』

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書籍名:富良野風話
著者名:倉本聰
出版社名:理論社


倉本さんのエッセイは大好き。
久しぶりに図書館で借りてみた。
やっぱり・・・うん・・・深い。

「党名」
新党ができたり、なくなったり、くっついたり・・。
この人はどこ出身?どういう風に党を渡り歩いてきた?
わかりやすいように、国会に出る時はその党色のブレザーを着ていただこう。
党が合併?した時は、ストライプに。
真っ白と真っ青のストライプ。
白の思想がより強ければ、白の部分が多いストライプで。
しかし・・すごい模様のブレザーになってしまう議員もいるだろうな(笑)。

「生活必需品」
富良野塾の塾生に聞くと1位が水、2位が火をつける道具、3位が食料だったらしい。
そして14位が人・・・なるほど・・。
しかし、東京のど真ん中で聞くと、きっと違う答えだろうなぁ。

「ソフト」
テレビは多チャンネル時代へ。
ソフトはあるのだろうか?
昭和40年から50年代の素晴らしいドラマ・・・。
あのドラマたちのソフトはほとんど残っていないという。
残っていたら、宝の山だっただろうに。

「眠る権利」
24時間営業の店、そこにたむろする若者。
陽が沈んだら寝るというのが本来のヒトの行動だった。
便利だからと化石燃料を使い続け、闇を明るくしつづけたこの時代。
もう少し、眠る権利を考える時期になっているのでは?


うむ・・・ホントに・・。


2005.5

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書籍名:富良野風話 失われた森厳
著者名:倉本聰・著


倉本さんのエッセイ集。
いつも考えさせられることがたくさん。

<停電>
寒さと暗黒の一夜を終えて痛感するのは、
太陽の光と熱のありがたさである。
もしも首都圏に停電が起きたなら、
それを考える良いチャンスではないか。

<ミゼラブル・スモーカー>
健康には肉体面のそれと精神面のそれがある。
はっきり言うが煙草は僕ら精神の弱者にとって
かけがいのない医薬品なのである。
路上禁煙を打ち出した千代田区。
統括する方々に問いたい。
それ程煙をなくしたいのに、
なぜ煙を数千倍まきちらして走る車両の通行を
許しているのか。

<科学的好奇心>
「私は知らない。だから、知りたい」
科学者の好奇心と文学者のそれは、
おのずと一線を画されるべきである。
科学的好奇心が妙にもてはやされ、
報道の自由という恐ろしい言葉を
倫理感のあると思えぬ低俗なマスコミが堂々と吐き、
つばをまきちらして大声で叫んでいる。

<叱る人>
叱ってくれる人間を持つことは人を楽にし、
至極、得である。
叱る人間におそらく利はあるまい。
人を叱るのは嫌なことであり、
できれば避けて通りたいからである。
それでも敢えて叱るということは、
いわば無償の愛情である。
叱る人間の少なくなった世の中を、
不幸な世の中だと僕は思っている。
叱られることと叱ることを、
可能な限り僕は続けたい。

<地球高熱化>
温暖という日本語は、
快適、過ごしやすいというニュアンスの言葉である。
そこには何の危機意識も含まれない。
僕はこの現象を口にするとき、
地球高熱化と言うようにしている。

<歌を忘れたカナリヤたち>
個人でカラオケを歌う人はいても、
他人と合わせるという行為は激減した。
ある作曲家が言ったことがある。
音痴のほとんどは難聴なんです。
というより、他人の音を聴こうとしてないんです。
他人の音を、話を聴こうとしなくなると、
歌を忘れたカナリヤが増えてくる。




どれもこれも、あーー!ほんとだーー!
と思うことばかり。

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