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鹿島神宮

<10/01/24>

 「神宮の神様(神話編)」を書いたところで、まだ行っていなかった!と気がついたのが、鹿島神宮。
 http://www.bokuden.or.jp/~kashimaj/

 千葉市内からは、東関道の終点・潮来ICまで1時間。
 そこから15分ほどで、茨城県鹿嶋市にある鹿島神宮に到着です。

 まずは大鳥居。別名、二の鳥居。
 一の鳥居は、北浦湖畔の大船津に立っているそうです。

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 表参道を進むと、楼門が見えてきました。 

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 楼門をくぐると、予想に反して正面ではなく、右側に拝殿がありました。
 二代将軍・徳川秀忠奉納のもの。

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 まずはお参り。

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 ご祭神は、武甕槌大神(タケミカヅチノカミ)。

 高天原にいる天照大御神は、葦原中国は自分の子孫が治めるべきだと考え、まず乱暴な国つ神を平定することにしました。大御神は八百万神に相談して天穂日命を遣わされましたが、大国主神に従ってしまいました。次に天稚彦を遣わされましたが、また忠誠の心がありませんでした。

 大御神が八百万神に慎重に相談すると、神々が口を揃えて、経津主神(フツヌシノオオカミ)こそふさわしいと申し上げました。そこへ武甕槌大神(タケミカヅチノカミ)が申し出られたので、共に出雲に派遣されることになりました。

 経津主・武甕槌の二神は出雲国に着いて、十握剣(とつかのつるぎ)を抜いて逆さに突き立て武威を示すと、大国主神は大御神の御命令に全く異議はありませんということで、平国の広矛(くにむけのひろほこ)を受け取り、二神は日本の国を平定して大御神の元へ復命されたのです。

 天照大御神は、孫のホノニニギノミコトに三種の神器(草薙の太刀・やたの鏡・勾玉)を授けて出発させ、つつがなく葦原中国に降臨しました。
 神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレビコ)は日向の高千穂で、どこへ行けばもっと良く葦原中国を治められるだろうかと相談し、東へ行くことにしました。

 熊野まで来た時、ピンチに陥ります。それを救ったのが、太刀を持った熊野の高倉下(タカクラジ)でした。聞けば、夢の中に天照大御神と高木神(大神の孫のニニギノミコトの外祖父)が現れ、武甕槌神(タケミカヅチ、鹿島神宮の神様)が葦原中国を平定させた時に使った太刀をくれたという。
 熊野から大和に辿りついた応神天皇はこの神恩に感謝して、即位した年(紀元前660年頃)に、大神を鹿島の地に祀ったのでした。

 こちらは本殿。

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 鹿島神宮の凄さは、この奥にありました。

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 神宮ならではの神々しい森は、なんと70ヘクタール・21万坪。とにかく広い!

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 森の途中に、鹿園がありました。

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 奈良の鹿より毛並みが良く、

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 目つきもなんとなくカッコイイ。

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 「神鹿について」という看板を見ると…

 鹿島神宮の御祭神である武甕槌大神様のところへ、天照大御神様のご命令を伝えに来られたのが天迦久神(アメノカクノカミ)という方で、鹿の神霊とされていることから、鹿島神宮のお使いは鹿となっています。 

 767年に藤原氏は、氏神である鹿島の大神の御分霊を奈良にお迎えして春日大社を創建しましたが、そのとき、御分霊を神鹿の背に乗せ、多くの鹿を連れて一年がかりで奈良まで行きました。

 その鹿の足跡が、東京江戸川区の鹿骨をはじめとして、東海道を三重県の名割まで続いて残っています。

 平将門も噂していた通り、藤原鎌足は常陸から大和まで鹿を連れて行ったのでした。
 それにしても、茨城から奈良まで鹿が大移動したなんてびっくり!

 余談ですが、常陸を支配していたのは平氏。平清盛といえば厳島神社。厳島神社にも鹿がいる。
 厳島神社の鹿も、茨城から移動したのかな?と思っていたら…

 戦後GHQが厳島を接収した時にハンティングしてしまい、GHQ撤退後に奈良公園から移転されたのだとか…。

 神鹿、突然決闘。角が痒かっただけなのか、すぐにやめる。

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 さらに奥に進むと、奥宮があります。
 こちらは徳川家康が本殿として奉納したもの。

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 息子が奉納した本殿の方が立派ですが、奥宮の方がなんとなく神々しいです。

 ここで右折して、さらに奥へ。

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 なまずを押さえている神様?…と思ったら、

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 その先に、地震を起こすなまずの頭を押さえる石として知られる、要石がありました。

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 水戸黄門が、7日7夜掘っても掘っても掘り切れず、と仁徳録に書いたそう。
 試しに掘ってみるなんて…さすが好奇心旺盛な黄門様☆

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 奥宮のところまで戻り、今度は左へ。

 坂を下りていくと、御手洗(みたらし)の池があります。
 日光東照宮に初めて手水所ができるまでは、川や湧水で清めていたのでしたね。

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 ここの水は、本当に綺麗!

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 霊泉口では、

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 水が湧き出し、ペットボトルに詰めている方もいました。

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 再度、神々しい森の中を戻り、社務所にてご朱印を頂きました。
 季節柄、福豆も購入。今年は家でも有難い節分になりそうです。

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 もちろん、ご当地キティも。
 鹿島神宮の鹿と…鹿島アントラーズ。なかなか絶妙な組み合わせ。

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 遠方から行かれる方は、車で30分くらいのところに香取神宮もあるので、一緒にお参りされると便利です。

 関西から東京に転勤になったおかげで、歴史がつながった、いいお参りでした♪

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何を書いたのかトッホホホホ・・・

茨城は土浦までしか行ったことがござんせん。
霞ヶ浦からは、鹿島神宮までは近いんでしょうか?
オットト、マップで確認しなきゃね(爆)

2010/1/25(月) 午後 6:54 [ peco ] 返信する

鹿島神宮は長いこと行きたいな〜と思っているのに、まだ訪問できていません><
たれれさんの記事を見ていたら、ますます行きたくなっちゃいました〜(特に御手洗の池!)
なまずを抑えるための要石、ホントにあるんですね@@
「鹿男あをによし」を読んでから、すごく気になってたんですよ〜(゚m゚*)ププ
ポチ☆

2010/1/25(月) 午後 8:06 ナラ 返信する

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武甕槌命は元々、ここの祭神だったのですね。
ここから白鹿に乗って、奈良・春日に遷座したと伝説が残っています。 それで、奈良の鹿もここと同じ神使として大切にされているのですね。
春日大社(神仏霊場15/奈良2番)の記事読んでいたら、ここ気になってきました。 香取神宮(千葉県)とともに。

2010/1/26(火) 午前 6:51 尼崎吉左衛門 返信する

pecoさん>鹿嶋市は霞ヶ浦の東端に隣接しているので、千葉から利根川・霞ヶ浦を超えたらすぐです。成田空港の東上の方で、千葉の銚子に行く途中…という感じです。

地方から行く場合は…成田空港からJR成田線が近いのかな?和歌山の熊野と同じくらい行きにくいので、逆に昔のままの姿が残っていました♪

2010/1/26(火) 午前 10:12 みわ 返信する

ナラさん>思っていたよりも凄い場所でした!さすが東国最古の神社、伊勢神宮よりも古いみたいです。御手洗の池の水は写真以上に綺麗で「みずみずしい」という言葉がぴったり♪心も清められるような気がしました(*^_^*)

要石、そういえば「鹿男〜」に出てきましたね!またドラマを見てみようかな〜。ポチthanks☆

2010/1/26(火) 午前 10:23 みわ 返信する

尼崎吉佐衛門さん>おととし春日大社に行った時は何も知らなかったので、今になってようやく知識と歴史がつながりました。尼崎吉佐衛門さんのブログで紹介されていた牧岡神社も、大阪在住時に行っておけば良かった〜と思っているところです。

鹿島神宮と香取神宮は近くにあり、地方からでしたら成田空港まで来てバスか電車で移動すると便利そうです。

2010/1/26(火) 午前 10:32 みわ 返信する

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コレは凄い!厳島神社だけかと思っていたら?まるで安藤忠雄の水の教会のような?神聖さ・・・綺麗ですね!!!!・・・・

2010/1/27(水) 午後 10:53 [ 沼田博志 ] 返信する

chiyodeiさん>霊泉は色々な神社にあるけれど、ここまで清らかな池は初めて見ました!まさに心が洗われるようでした♪

水の教会…調べてみたけれど、素敵な教会ですね☆

2010/1/28(木) 午後 6:36 みわ 返信する

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こんばんは、れいちんさん。
子供の頃から行き馴れた神社です。
でも、最近とんと行っていませんでしたね(>_<)
とても懐かしいです。機会を見ていってきたいですね〜(^^)

2010/12/31(金) 午後 7:49 [ yum*na*a3* ] 返信する

ばあばさん☆

ご出身は茨城なんでしたっけ!
他の神社に比べると、やっぱり凄い神社ですよね(*^_^*)

2010/12/31(金) 午後 9:44 みわ 返信する

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