ねこ酔い日記

永遠の0、素晴らしいかったです。

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「ベタンクールイメージ 1事件」をかいつまんで言うと、事実関係は
こうなる。
 
事件の中心は化粧品メーカー、ロレアルの大株主で社交界の大物、
87歳のリリアン・ベタンクール夫人。
フランスでも有数の大富豪で、すでに夫を亡くしている。
 
 
イメージ 2
 
夫人は3年ほど前、
娘のフランソワーズに告訴された。
 
 
 
 
            財産の一部を63歳の「男友達」である写真家、
イメージ 3フランソワ・マリー・バニエに譲ったからだ。
その中には、ピカソやマティスの絵画、現金、
インド洋上のセーシェルの島などが含まれる。
 
 
 
フランソワーズは、母はボケてしまったに違いないと主張。
対する夫人は、娘は出来が悪くて魅力に欠け、
嫉妬深い人間だと言い放った。
 
これだけならフランス人がひと夏楽しめるスキャンダル劇場で終わっただろう。
だが夫人はその裁判の過程で、娘フランソワーズの味方に付いたとして自宅の使用人を数人解雇した。
これが間違いだった。
 
 
イメージ 4ベタンクール家の執事は数週間にわたり、
カクテルトレイに隠した小型レコーダーで夫人の会話を録音していた。
 
執事は解雇を言い渡されると、その録音テープ(CDにして25枚分)をフランソワーズに渡した。
 
フランソワーズはテープを警察に提出。
テープにはなんと、譲ってしまった数百万ユーロ相当の財産がどうなっているか把握していない、と話すベタンクール夫人の声が録音されていた。
さらにテープには、ベタンクールの財務責任者が手の込んだ
脱税方法について彼女に説明し、世間体を取り繕うために
サルコジの側近エリック・ブルト労働相
イメージ 5
 
 
の妻
イメージ 6を雇ったことを豪語する様子も録音されていた。
 
 
 
 
 
 すでに事態は最悪に思えたが、ここでさらなる事実が発覚した。
同じく解雇されたベタンクール家の会計士クレール・ティボーが
こんな告白をしたのだ。
 
イメージ 7現金を封筒に詰め、政治家に手渡すのが自分の役目だった。
「政治家は皆、封筒を受け取りにやって来た。
その額は10万〜20万ユーロになる場合もあった」
と、彼女はウェブサイト上で証言。
受け取った政治家にはサルコジも含まれていると暴露している。
 
 
イメージ 8
 
事件は大騒動になり、混乱を極めた。
疑惑の否定も始まった。
捜査当局は、労働相の違法行為はなかったと発表。
ティボーは一転、態度を曖昧にした。
7月12日夜のTV出演で、サルコジはこのような嫌疑がかけられたのは「恥ずべきことだ」と発表した。
さらに、自身が掲げる経済改革に対する国民の反感をあおっているとして、メデイアの対応も非難した。
果たして、この会見にどんな意味があったのだろうか。
サルコジは封筒を受け取っていたのか?
ベタンクール夫人が「男友達」にピカソを譲ったのは正気の沙汰だったのか?
どちらもあきらかになる日が来るとは思えない。
だが、そんな ことは大した問題ではない。
このスキャンダルはすでにサルコジに修復不可能なほどの
ダメージを与えている。
フランスの政治家と財界人大物に対して一般人が思い描く
ステレオタイプそのままの事件だったからだ。
 
Newsweek7月28日号より
(写真の一部はイメージです)

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