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何十年か前に岩手県の雫石町という場所の上空で、自衛隊機と全日空の旅客機が衝突したことがあった。遺体の回収は、地元の消防団と自衛隊員が共同で行ったのだが、その時の地元民による自衛隊いじめはヒドイものだったという。炊き出しは自衛隊には回さなかったので、自衛隊員は殆ど飲まず食わずで作業したという。自衛隊員は、誰一人愚痴も言わなかったそうだ。最近になって、実は全日空の方がスピードが上で、自衛隊機が突っ込むのは不可能であることがわかってきた。
今回のイージス艦と漁船の衝突は、まだ真相はわかっていないが、かたや自衛隊、かたや親子二人乗りの漁船で、しかも行方不明になっている。なにもかもが自衛隊が悪いと言いたくなるのもわからないではない。しかしまだ真相はわかっていないのだ。「そこのけ、そこのけ、自衛隊が通る、という気持ちだったのでしょう。」などという悪意のある報道はどうかと思う。
ミクシーに、ある自衛隊員が日記を書いていた。現場を知らないマスコミに言いたい放題に言われる悔しさ、自分達が評価されるのは、死んだ時ぐらい、医師や消防士なども助けてもらって当たり前、何か落ち度があった時だけ、ここぞとばかりに叩かれる。命掛けで他人を助ける大変さを少しは理解して欲しい、というものであった。殆どの書き込みが「誇りを持って頑張って下さい。」と励ますものであったが、中には「自衛隊などいらない。いったいいつ戦争するつもりなんですか。」などと悪意のある書き込みもあった。自衛隊が感謝される時は、大震災か起きた時か、戦争に巻き込まれた時であろう。本当は、平和があるのも自衛隊のお陰なのに。
自衛隊の皆さん、頑張って下さい。
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