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秋の室堂平


<メンバー>

<山域、形態>
北アルプス、登山

<コース>
剣沢野営場(7:00)〜剣御前小屋(7:45)〜みくりヶ池(9:4010:00)
〜室堂ターミナル(10:15)

<天気>
晴れのち曇り

 3日目、今日は室堂まで下山するだけなので朝はのんびり。モルゲンロートに燃える剱岳を眺めながら朝食と撤収。

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剱岳見納め

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テントがいっぱい

 剱御前小屋から室堂を眺めれば1日目はガスで見えなかった紅葉が美しい。のんびり今日は雨の心配もないのでのんびり歩いていける。

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室堂が見えた

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ちょうど紅葉が見ごろかも

 雷鳥沢キャンプ場からの登り返しをこなせば室堂バスターミナルはすぐそこ。バスの時間まで余裕があったのでみくりが池温泉の売店でスイーツを堪能する。

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雷鳥沢キャンプ場から立山

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池塘群

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スイーツを堪能

 最後は池の前で記念撮影。3日間、とても充実したいい時間が過ごせた。ああ楽しかった。

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最後は笑って締め

 今回の山行では剱岳バリエーションの世界を少し覗けたような気がした。来シーズンは岩登りの腕を磨いて八峰や源次郎尾根にいってみたいなあ。

 同行して頂いた皆さんありがとうございました。

 終わり

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頂上はすぐそこ


<メンバー>

<山域、形態>
北アルプス、登山

<コース>
池の平小屋(4:50)〜小窓(6:50)〜発射台(8:50)〜池の谷ガリー(9:30)
〜池の谷乗越(9:55)〜長次郎のコル(11:40)〜剱岳(12:1012:45)
〜前剱(14:00)〜剱沢野営場(16:10)

<天気>
晴れ

 2日目、今日はいよいよ北方稜線に突入。長丁場なので暗い間に出発する。北方稜線への踏み跡は明瞭なのでヘッデンでも問題無い。

 空はすぐに明るくなってきて後立山の稜線が朝日にくっきり浮かび上がっている。しばらくは裏剱の絶景を楽しみながら歩く。

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後立山のシルエット

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裏劔の絶景

 鉱山道は断崖に絶妙に付けられたトラバース道でしっかりしているが足を踏み外せばただでは済まないので集中して歩く。1時間程歩いて小窓雪渓に着地。

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鉱山道を降りる

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小窓雪渓

小窓雪渓は朝日をバックに気持ちのいい登り。周囲から流れ込む滝はいかにも秘境の雰囲気を醸し出している。小窓に着くと雪渓の末端に後続Pの姿が見えた。

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すっかり日が昇る

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最後は雪渓が無くなっていた

 小窓からはほぼ登山道並みの踏み跡を辿って高度を上げていく。北に目をやると5月に歩いた赤谷山から池の平山に続く荒々しい稜線が見える。ぱっと見、ここを歩くのはとても一筋縄ではいかないだろうなあって感じ。でもいつか歩いてみたい。

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小窓からは踏み跡を辿る

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池の平山

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小窓の王が聳える

 途中、懸念していた雪渓トラバースは雪渓がきれいになくなっていたので何だか拍子抜け。このために持ってきたピッケルは単なる飾りになってしまった。

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雪渓は消えていた

 所々薄くなる踏み跡を辿ると通称発射台の上部に到着。ここから見る池の谷ガリーはネットでみたとおり「本当に登れるの?」って感じのガレた急斜面。発射台を慎重に下り三の窓で小休止していると、剱岳方面から縦走して来たパーティーとすれ違う。今日初めて会う別パーティーだ。

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池の谷ガリー

 落石が怖いので対向者がいない間にガリーに取りつく。定石どおり左端を登れば岩も安定しており、壁もホールドに使えるので見た目よりも簡単に歩く事が出来た(独自ルートが好きなTよっさんはアリジゴクで苦労していたが)

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池の谷ガリーの登り(見た目ほど難しくない)

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下って来た発射台を振り返る

 池の谷乗越しで小休止、ここからは剱岳本峰までは岩稜が続く。まずは池の谷の頭までの岩壁登り。といってもロープを出す程の傾斜では無い。この辺りから剣岳から縦走してくるガイドパーティーと引っ切り無しにすれ違う事になる。

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次々と対向するパーティーに会う

 岩壁を登りきると池の谷の頭。ここからは今回の山行で最高の展望がみられる。チンネ、八峰の頭を初めとする鋭い岩峰群と八峰を縦走するクライマー。剱岳の頂上はすでにたくさんの人で賑わっている。7月に歩いた早月尾根や昨日歩いた剱沢も見える。本当に剱岳の真ん中にいる感じ。天気もいいしもう最高。

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八峰の頭

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剱岳本峰

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八峰を縦走するパーティーが見える

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7月に歩いた早月尾根

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剱沢も見えた

 ここから長次郎のコルまではちょとしたルーファイが必要との情報があったが、対向するガイドパーティーがひっきり無しに現れるのでルートが自然にわかってしまう。この辺りはガイドさんの稼ぎ場になっているんだなあ。

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岩稜をトラバース気味に進む

 それでも長次郎のコルに降りる時はちょとの段差を懸垂下降。固定ロープもあったので登りの場合はここを使うのだろう。女性陣は上手くルートを見つけてクライムダウンで降り立った。長次郎のコルからは岩稜を歩いて剱岳頂上まであっという間。

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岩々を登る

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もう剱岳は目の前

 スタートから7時間20分で剱岳に到着。目標より少し時間がかかったが、対向パーティーとすれ違うのに時間がかかったという事にしておこう。今年2回目の剱岳だが、ここは何回来てもいいなあ。

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頂上〜

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剱沢をバックに

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この先危険な北方稜線

 頂上でたっぷり景色を楽しんだ後はいよいよ下山に掛る。下りの別山尾根は一般道という事で侮っていたが、急傾斜の下りは疲れた体にはきつく、剣沢に着く頃にはへロヘロになってしまった。

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カニノヨコバイ、下りも気を抜けない

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ハシゴもある

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雲が広がる

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やっとテン場が見えた

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賑わう剱沢野営場

 剱沢野営場はすでにたくさんのテントが張られていた。何とか場所を確保し疲れた体に鞭を打ってテントを設営する。あとはビールで乾杯しごはんを食べたらお喋りもほどほどにすぐに沈。ああよく歩いた。

 つづく

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剱沢の雪渓を下る


<メンバー>

<山域、形態>
北アルプス、登山

<コース>
室堂ターミナル(9:20)〜剱御前小屋(11:20)〜剱沢野営場(12:00)
〜真砂ロッジ(13:50)〜二俣(14:40)〜仙人峠(16:30)〜池の平小屋(17:00)

<天気>
雨のち晴れ


 秋分の日の三連休。悪天で泣かされ続けた今年の遠征を挽回すべく剱岳北方稜線に挑戦する事に。ただ、例によって初日午前中に雨予報、しかも強く降るという事で剱沢の渡渉が不安になってくる。転進先も考えたが結局ダメなら仕方がないという事で当初計画通り北方稜線へ向かう。

 立山駅に着いた時には結構本降りだったが、沢が増水するような降り方でもなさそうだ。こんな天気にも関わらず登山者の車が次々とやってくる。

 ケーブルカー、バスを乗り継ぎ室堂に到着してもまだ雨は降っている。雨のピークを避ける為出発を遅らせていたがもうタイムリミットだ。昼には晴れるという天気予報を信じて歩き始める。

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雨のスタート

 最初はザーザー降っていた雨も雷鳥沢キャンプ場を過ぎる頃には霧雨になり、雷鳥坂の登りはガスがかかる程度に、そして別山乗越しでは青空も見えて来た。そうなれば後は池の平小屋を目指すだけ。剱岳の雄姿を眺めながら剱沢野営上に降りて行く。

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雷鳥沢キャンプ場

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雷鳥坂の登り

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剱御前小屋

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晴れてきた〜

 剱沢野営場の交番で情報収集するがこの先特に不安な箇所はなさそうだ。平蔵谷出会い辺りで雪渓に降り立つと涼しくて気持ちいい。午前中の雨が嘘のような青空の下で雪渓歩きを楽しむ。

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危険個所は無さそう

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雨が嘘みたい

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剱沢小屋前で

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剱沢へ降りていく

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雪渓が現れた

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気持ちいい

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クレバス

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長次郎谷

 と思ったのも束の間。雪渓の状態はすぐに悪くなり快適な雪渓歩きは30分程で終了。登山道に戻り雪解け水が轟轟と流れる剱沢を眺めながら歩いていく。しばらくすると突然落雷のような轟音が鳴り響く。何事か辺りを見渡すと大きなスノーブリッジが崩落した音だった。

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雪渓はすぐに崩壊状態

 真砂ロッジを過ぎると歩いているのは我々のみ。周辺はまだ緑が生い茂っているので高山に来ているという印象は無いが、とても山深い雰囲気をひしひしと感じる。

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真砂ロッジ

 心配していた増水も無く二股に到着。そこから仙人峠までの登りはまさに修行の一言。だが、左に見える三の窓雪渓(氷河)が秘境に来ているのを感じさせてくれる。池の平の小屋には何とか明るい内に到着する事が出来た。

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増水も大丈夫

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三の窓雪渓

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仙人池ヒュッテが見える

 すぐに小屋でビールを買いって乾杯。とりあえずここまで来れば北方稜線への挑戦権は獲得出来た。すぐに暗くなってきたので裏剱の絶景を楽しむ時間は無かったが、久しぶりにしっかり歩いたな〜って感じ。明日からが楽しみだ。

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池の平小屋に到着

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乾杯

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裏剱はちょっとだけ

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今夜の夕食

つづく

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滝の多い面白い谷でした


<メンバー>

<山域、形態>
大峰、沢登り

<コース>
滝谷橋(7:45)〜大谷橋(7:55)〜大谷遡行〜石佛山(12:2012:45)

〜滝谷橋(14:00)


<天気>
晴れ

 当初は三連休を利用して谷川岳の沢を遡下降する予定だったがまたしても雨・・・仕方が無いので大峰のノウナシ谷に向かったが御手洗渓谷の先で

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何〜

 神童子の入渓口まではここから2時間余り。いろいろ考えた結果、ノウナシ谷は諦めて双門の滝を見物し、弥山に行く事に。一旦天川村の役場に車を置き、再び国道を歩きだすと。

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え〜

 一旦、歩き出したが一般道を歩いて弥山に行っても仕方が無いと思い、今日は諦め、翌日、日帰り沢へ転進する事にした、ふう・・・。

 駐車場でたまたま持っていたガイド本で大峰西面の沢を調べる。滝川支流の大谷というのが難易度的によさそうという事で移動。途中、谷瀬の吊り橋を観光し、笹の滝の駐車場でヴィバーク。

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谷瀬の吊り橋

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笹の滝、(この上流がカリヤス谷)

 翌日、滝谷橋に車を置き、大谷橋まで歩いて移動。左岸の作業道を少しあるて適応な所から入渓。

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大谷橋

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大丈夫かなって感じ

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この辺で入渓

 大谷は滝が連続するものの、全てフリーで登れる楽しい谷。今年、沢登りに目覚めたなべちゃんを先頭にどんどん登って行く。

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岩は黒い

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簡単に登れる

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なべちゃん、グイグイ

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滝の左から

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たばっちもスイスイ

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スローシャッターが上手くいった

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これもフリーで問題なし

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決まってきたね

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高度感のある所も大丈夫

 植林小屋跡が現れると後はゴーロを詰めて石佛山へ。遡行時間は4時間余りだった。

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植林小屋跡

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しんどい詰め

 下山は地形図にある登山道を辿ったが、激下りのしんどい道だった。その分時間も短くあっという間に滝谷橋へ。ふう、やれやれ。

 いろいろあった遠征だったが何とか1日でも沢に入れたのでヨシとしよう。参加の皆さんありがとうございました。

 それにしても今年は何てツイテないんだ。

不運な順番

 先日、知人が山で亡くなった。一緒に何回か沢や雪山へ行った間柄。
 
 一報を聞いた時、不思議と驚きは無く、「いつかはこうなると思ってたけど、今だったか」と思った。不運な順番が今回はその人に巡って来たという感じ。
 
 ロープを使う山(沢)をやる以上、その他の趣味や日常生活に比べると何倍も危険な事をしている自覚はある。体力、技術、経験だけではどうにもならない「運」に左右されてしまう事もあるだろう。
 
 いつかはその順番が自分にも回ってくるかも知れない、とも思っている。
 
 これで、一緒に山に行った事がある人が亡くなったのは4人目。普通に考えれば恐ろしい確率だ。(同行中の事故死は今まで経験が無いが)
 
 沢では時々、70歳近くでも現役で登っている人と会う事がある。
 
 何十年も沢や岩をやって「生き延びて来た人」と「そうでない人」の違いは「運」以外に何があるのだろうか。それが知りたい。
 
 眠れない夜にそんな事を考えてしまった。
 
 山を辞める気も自分のスタイルを変える気も今のところ無い。
 

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