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琵琶滝の下で


<メンバー>

<山域、形態>
大峰、沢登り

<コース>
下多古林道終点(9:55)〜琵琶滝下(11:35)〜中ノ滝下(13:05)
〜泊地Ca1080(14:15)

<天気>
晴れ

 ドタバタで悔しいお盆休み前半だったが後半は何だかいい天気。赤石沢のリベンジも脳裏をよぎったが、今回は初心者向けの沢泊体験山行。沢泊経験者を増やしておくのも今後の為にもなるだろうと、大峰の下多古川へ出かける。

 今回のメンバーはすっかり相棒になったFFさんに沢泊初体験の3名を加えた5名。事前の装備の確認などしっかり行い、メンバーの不安をなるべく少なくする。

 行程的には日帰りでも十分可能なのでのんびり。下多古林道終点を出発したのは10時前だった。

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今回は珍しいメンバーが多い

 琵琶滝に通じる登山道を少しだけ歩いて入渓。今回は簡単な沢なのでMグチとJこちゃんにルーファイをお願いする。

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ドキドキの入渓

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珍しい造形の岩

 10m滝は右から簡単に巻ける。この辺りは昔から人が良く入っている谷なので巻き道は明瞭。一部は琵琶滝に通じる登山道に利用されている。

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10m滝

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中々立派だ

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遊歩道?

 吊り橋が谷を跨ぐのを見たら琵琶滝はもうすぐだ。この辺りは琵琶滝までの日帰りPが他に二つ程入っていて賑やかな感じ。

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吊り橋

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シャワーで遊ぶ先行P

 琵琶滝は落差50mの堂々とした2段滝。滝を眺めながらお昼ごはんを食べる。一つのPはここで引き返し、もう一つは中ノ滝まで行くそうだ。我々はのんびり泊まりですというと羨ましがられた。

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琵琶滝

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琵琶滝下で記念撮影

 琵琶滝の巻きは右岸の巻き道から。木道の階段は少々怪しくなっているが基本明瞭。ジグザグに登って行くとやがて昔からの巻き道(杣道)に合流。祠にお参りし、一登りするとあっさり落ち口に。落ち口ではしばし絶景を楽しむ。

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琵琶滝の巻きは明瞭

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途中にある祠

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すんなり落ち口へ

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絶景独り占め

 琵琶滝の上は数十メートルの瑤聳え、まさに谷底を遡行している感じ。でも遡行自体は厳しくはない。すぐに中の滝下へ到着。

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遡行は続く

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こっちから行けるかな?

 中の滝も琵琶滝に劣らない立派な滝。小さな滝つぼで泳いだり、沢を思い切り楽しむ。

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中ノ滝

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いつも元気なFFさん

 中の滝を右岸から巻き上がるとそこは癒しの空間だった。自然林の中のやさしい流れにそって泊適地を探しながら歩いて行く。

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中ノ滝の上は癒しの空間

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日本庭園のよう

 大きな釜を持った斜滝を超えると泊まってくださいと言わんばかりの泊適地を見つける。5人がかりで薪を山ほど集めると焚火タイム。薪が湿っていたので火が安定するまで時間がかかったが、一度安定してしまえば快適だ。ウインナーを焼き、おつまみを食べながらご飯の準備。

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大きな釜を持つ斜滝

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キャンプ設営

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焚火ウインナ

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洋風おつまみ

 水を気にせずご飯を炊けるのが沢泊のいいところだが、担当だったマーボ春雨丼はご飯の水加減が拙くて硬くなってしまった。皆さんご免なさい。

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マーボ春雨丼

 山ほどあった薪をほぼ燃やし尽くすと寒くなって来たので就寝。この日は空気がいれ変わり、気温がぐっと下がったのでシュラフカバーのみのメンバーは寒かった事だろう。私は「エスケープヴィヴィ」のお陰で快適に眠れた。

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タープ泊は開放的

 明日は上流を少し散策して下るだけ。先週はドタバタだっただけにこういう余裕のある山行はやっぱりいいなあ、と思ってしまう。

つづく

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これじゃあ登れないな・・・


<メンバー>

<山域、形態>
奥只見、沢登り

<コース>
泊地(7:30)Ca1780ヤブ突入(9:40)〜平ヶ岳登山口(10:25)
〜池ヶ岳手前引き返し地点(11:00)〜台倉山(13:15)〜下台倉山(14:15)
〜鷹巣登山口(16:00)

<天気>
晴れ後雷雨

 昨日は予定よりも進めたのでのんびりしようと朝寝を決め込んでいたら、何だかザーザーと雨が降って来た。すやすや眠っているTよっさんを起こして出発準備をする。

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スヤスヤ眠るTよっさん

 沢はすぐにか細くなってくるがまだイワナがウヨウヨ、すごい沢だなあ。水路の様になってきた沢を小滝を超えながら進んでいく。

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沢はこんなに細くなる

 突然、赤茶けた大滝に行く手を阻まれる。登れるかなあと思いながらルートを探していると、正規ルートは左俣と気づく。危ない危ない。左俣も2段の滝になっていたので今回初めてロープを出す。

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行く手を阻む滝

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コースは左股

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初めてロープを出す

 その上も比較的急な傾斜のナメが現れる。スリップすると下まで行きそうなので念の為ロープを出して登る。二日目もなかなか楽しませてくれる沢だ。

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ナメが現れる

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念の為ロープを出す

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中々楽しめる

 もうそろそろ稜線(登山道)も近いだろうと思われる所でヤブに突入。最初は薄い踏み跡があったが、やがて背丈を超える笹を手で搔き分けて進む激しいヤブ漕ぎに。結局1時間程ヤブを漕いでやっと登山道に飛び出した。

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藪に突入

 登山道に上がって見ると一面のガス、そして雨まで降りだした。予定では池ヶ岳から平ヶ岳を超えて中ノ岐林道に降りる予定だったは、雷がかなり激しくゴロゴロ鳴り出した。この雷の中、遮るものの無い平坦な山頂を越えて行くのも怖いので、ここで無念の撤退、予定とは違うが鷹ノ巣登山口へ下りる事に。平ヶ岳の山頂まであと1kmと少しの地点。

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やっと上がった登山道では・・・

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無念の撤退

 後は鷹ノ巣登山口までの長〜い下り。雨は降ったり止んだりが続き、回復の兆しは無い。まあこれだけ降ればあきらめが着くというものだ。

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雲雲

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長い登山道

 登山口には16:00頃に到着。車の回収にタクシーでも呼ぼうかと思ったらなんと電波が通じない。恋ノ岐橋まで歩いたとすれば4時間以上かかりそうだ。

 途方に暮れていたら登山道で少し話をした愛知県から来ていた方に車まで送ってもらえる事になり一安心。何とか車を回収し登山口まで戻ると車の給油ランプが点滅してしまった。

 近くの宿屋、清四郎小屋に飛び込み近くのガソリンスタンドを教えてもらうと、ここから1時間近く走らなければ無いという。仕方が無いので電話を借りてJAFを呼ぶ。(ここはauしか通じかなった)

 魚沼からJAFのサービスカーがやって来たのは20時頃。近くにテントを張ってもう1泊したかったが、他のメンバーはもう帰りたそう。結局、温泉にも入れず、食事も出来ないまま帰る事にする。

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お世話になった清四郎小屋

 食事にありつけたのは安曇野SAで日付が変わった頃だった。そのまま、車を走らせ、夜明け前には帰宅。

 結局、イワナも釣れず、百名山にも登れず、温泉にも入れず、と散々なお盆休みだった。やっぱり転進先含めてもう少し準備に時間をかけないといけないなあ。

 参加のお二人お疲れ様でした。

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今回のコース



前鬼川 2018.08.05

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10mの滝の前で記念撮影

 酷暑を忘れて前鬼川で水遊び。真夏は泳げる沢に限りますね。この日は13人の遠足のような沢登りでした。

<2018年8月の山歩き>





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初めての奥只見の沢


<メンバー>

<山域、形態>
奥只見、沢登り

<コース>
恋の俣橋(700)〜清水沢出合(8:50)〜オホコ沢出合(13:20)
Ca1650泊地(16:30)

<天気>
晴れ

 2018お盆遠征は7月に行けなかった赤石沢のリベンジの予定だったが、中部山岳は毎日雷雨の怪しい天気予報・・。北に行けば晴天が期待出来るかもと急遽、奥只見の恋ノ岐沢に転進を決める。

 赤石沢のようなドキドキは無いだろうけど、イワナと百名山の平ヶ岳、秘湯の銀山平温泉が楽しめる癒しの沢旅だ。

 登攀具は最低限にし、釣り竿と餌、そして塩焼き用の塩を準備して450kmのロングドライブ。途中ガソリンが気になったが、夜中という事もあり途中のスタンドは閉店。まあ、いくら何でも現地にあるだろうと楽観的に車を進め、銀山平温泉の駐車場で前夜泊。

 夜が明けてみると周りは思った以上に何もない・・しかし、スタンドがある町までは1時間近くかかりそうなので、とりあえずややこしい事は後で考える事にして入渓点まで走る。

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入渓点

 入渓点である恋ノ岐橋には先客の車が一台。釣り師かなあと言いながら準備をして入渓。恋ノ岐沢は黄連谷の様な黄色い水が流れている。

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谷の規模はそれ程でもない

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水の色が独特

 谷はゴルジュっぽくなる事はあるが、泳ぐ事も無く容易に越えて行ける。出て来る滝は大きくて5〜6mこれも容易に越えて行けるのでどんどん進んでいく。

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ゴルジュっぽいけど容易

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泳がなくても何とか

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時々平流に

 平凡とは言わないまでも余りもにドキドキが無い。期待していた魚影もさっぱりなので(これは別の理由があった)こりゃ失敗だったかなと思い始める。ただ、森は美しく、谷もそれなりに楽しめるので決して悪い沢ではない。平ヶ岳への登路だと思えば納得できるか。

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滝は小滝レベル

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へつりも難しくない

 無理やり泳いだり、ナメに癒されたりしながどんどん遡行していくと、昼過ぎには多くの記録が泊地として使用してるオホコ沢出合についてしまった。ここでのんびりしても良かったが、先が長いのでなるべく進んでおこうという事で遡行継続。

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斜滝が現れる

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無理やり泳ぐTよっさん

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ナメ〜

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こんなのもある

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ここも無理やり泳ぐ

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どうかな?

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天気は良い

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時には泳ぎも

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気持ちよく遡行

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豪快な斜滝

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どんどん超えていく

 テン場を探しながら遡行していくと先行パーティーを発見。どうやらそろそろ竿を出して釣りを楽しもうとしていたところに我々が現れたようで、見るからに嫌な顔をされた。

 そこは大人の対応で軽く「お先に〜」と言って追い越すと向こうも先を越されまいと競争の様な感じに・・・。きっとこの先に当てにしているテン場があるに違いないと我々もスピードアップ。

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どんどん進む

 谷はどんどん狭くなり、先ほどのパーティーもいなくなってしまった。先に人がいなくなると途端に魚影が濃くなり、膝位の深さにもイワナがウヨウヨ。しかし、テン場適地は全く見つからないまま時間だけが過ぎていくのでそれどころでは無い。

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まだ泳ぐのか・・・

 そろそろ焦って来た所で2畳ほどの広さの河原を発見。水線からは10cmほどだが、雨が降ったら即撤収という事でタープを張る。何とか焚火を起こしてやっと落ち着けた。こんな事ならオホコ沢辺りで泊まってじっくり釣りを楽しめば良かったと思っても後の祭り。

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何とかタープを張る

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ご飯はFFさん特製

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焼肉丼

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何とか焚火も出来ました

 夜中、遠くで雷が光るのが気になったが星も出ていたし、明日の晴天を疑わないまま就寝。釣りは出来なかったが明日は百名山の平ヶ岳。楽しみだ。

つづく

 2017年も会の山行活動は活発で、多くの山行が実施されました。ただ、個人的には天候に恵まれず、遠征企画の中止・計画縮小が多く、チャレンジした山行でも撤退もしくは縮小というケースが相次ぎました。

 特に沢登りに関しては、「暑い時に日帰りで楽しめればいいか」「経験しておけば何かの時に役に立つかも」ぐらいのメンバーが多く、自ら積極的に沢登りがしたいという同好の士はなかなか増えません。複数泊のチャレンジ沢に同行してくれるメンバーは1~2人。ハンマー、ハーケン、カムなど自らリードをやるのに必要な装備をそろえるメンバーはいません。

 ここで、「私のやりたい山」と「会で行ける山」の間に大きな隔たりがある事を実感しました。

 自分が大きな沢に挑戦できる残りの時間を考えると、いつまで初級者向けの育成山行を続けていけるのか・・・。

 夏や秋の連休は会では無く、個人で好きな所へ行く会員たちを見ていると、どうしようも無い徒労感を感じ始めました。

 会員数も増え、活動も活発化、ルールや仕組み作りも一段落したと思います。私に山の奥深さを教えてくれた会への「恩返し」もそろそろいいかなと思えてきました。

 沢屋がハイキング倶楽部の代表をやっていくには相当無理があるなあと真剣に考えました。


 2017年会全体の山行回数 101回/年 内37回企画

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