犬5万匹近くを一斉処分 狂犬病対策で中国 【北京31日共同】中国雲南省の牟定県政府は31日までに、狂犬病対策で軍用犬を除く県内の犬約5万匹の一斉処分に乗り出し、90%以上を殺したことを明らかにした。中国各紙が同日報じた。 雲南省の地元紙「生活新報」によると、同県当局は4月以降、県内で住民3人が狂犬病で死亡した事態を重視。公安局長をトップとした犬退治専門のチームを組織、処分に着手した。飼い主への補償金は1匹当たり5元(約72円)。当局者は「適切な措置だ」と話している。 同チームは飼い主が散歩に連れ出した犬やマイカーに乗せられた犬などを徹底的に“摘発”。「この犬は家族の一員。見逃して」と泣きながら哀願する女性飼い主の前で、愛犬がこん棒で殴り殺される様子などを各紙は伝えている。 (共同通信) - 8月1日0時2分更新 さて・・・ 私としては、色んな切り口で語りたいニュースです。 日本では、1957年以来、犬においても人においてもその発症は確認されていない伝染病ですが 発症すれば、その症状は悲惨で治療法もなく、まず助かる見込みない疾患です。 現在でも狂犬病により毎年35,000〜50,000人が世界中で死亡し、アジア地域が33,075人(1998年)と突出しているとのこと。 その法律により、飼い主には狂犬病ワクチン接種を義務づけ、 飼い主の居ない野良犬を、保健所等で二酸化炭素ガス等によって致死処分してきたからです。 日本で現在でも毎年、約10数万頭が窒息死処分されています。 さて、中国雲南省・・・犬約5万匹の一斉処分・・・それも撲殺・・・ 酷い話ですね。 ですが、 毎年10数万頭の犬を窒息死させている日本が、 直接の狂犬病により死者がでたことに対する対策として5万頭を撲殺した中国を非難する資格が果たしてあるのでしょうかねえ? なお、当然ながら、先進国であるなら、感染していない犬に対してはワクチン、感染した犬に対しては安楽死という処置が理想なのは当然です。 ただ、このニュースの雲南省、貧困の多い地帯でもあり、果たしてそれほどの余裕があるのかどうかは疑問です。 さらに、雲南省というと犬食もある地方。 つまり、食用に飼育されている犬も多いと予想されます・・・ そうなってくると、先進国も実施した事がある、狂牛病の牛の大量殺処分と同じ構造ですね。 このお話、書き出すと関連するお話が果てしなく長くなりそうなので、この辺りで切り上げます。 (そのうち、日本の犬猫致死処分の問題、狂犬病ワクチンの問題、中国の犬猫事情などは別途書きます) 最後にちと、蛇足ですが。
当方、中国共産党政府については、基本的にはアンチなんですが、 このニュース元の共同通信社って確か左よりだったと思ったのにもかかわらず、 中国批判に繋がる記事をかいてるのが、珍しいな、と思われました(笑) |
犬論
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かんさん。詳しくは知りませんが、雲南省というとそれほど発展してはないのでしょうね。なお、他の方のブログでしったのですが、北京ではワクチン接種等ある程度整備されているようです。
2006/8/2(水) 午後 8:41
nakataniさん。ま、飼い主の前というには、どこの国でもマスコミがやる誇張もあるでしょうけどねぇ。なお、文革って、ほんと酷いことやってますねぇ・・・
2006/8/2(水) 午後 8:41
aozoraさん。動物に関しては、日本の偉そうな事はいえない面もあるのですが・・・。人間に対しては、現代中国が行っている、チベット問題には憤りを感じます・・・
2006/8/2(水) 午後 8:42
ontaiさん。経済的背景を考えれば、ある程度合理的なんでしょうねぇ。で日本も数十年遡れば、どんどん強制的に野良犬捕獲して殺してるんですからねぇ。ただ、他の方のブログでしったのですが、この撲殺は狂犬病予防接種済み4000頭を含んでいるのだそうな・・・。ある意味平等というか、共産主義的というか・・・
2006/8/2(水) 午後 8:43
すのじさん。食と動物の件は、また機会を代えて別途やりたい手間です。ペットの安楽死の問題についても別途。オリビア・・・ああ、ありましたねぇ、そんなことが。スイッチの件・・・なかなか複雑ですねぇ・・・
2006/8/2(水) 午後 8:43
menuさん。確かに、制度としては全く、ペットを飼う体制にはなってないようですねえ、中国の都市部以外では。
2006/8/2(水) 午後 8:49
きむにいさん。軍用犬はしっかりとワクチン打ってると思いますよ。ただ、先ほど書いたように、それ以外の飼い犬については、接種してても撲殺のようです。ある意味、北朝鮮と同じ、先軍政治な中国ですw
2006/8/2(水) 午後 8:51
八十吉さんとしゃむとらとももままさんとソフィーさんのレスは、後ほど。今から亀田世界戦(ボクシング)をみますので〜
2006/8/2(水) 午後 8:53
八十吉さん。え、スズメは根絶やしにしたんですか?(さすがわ中国?)。『自分の家の猫だったら断固反対』ま、先進国ならそうでしょうが、中国ではそうはいきません。ですが・・・SARSと猫の件は、また別途書きたいのですが、SARSは猫も媒介します。もし、日本でSARSの犠牲者がでた時は・・・?
2006/8/2(水) 午後 10:08
しゃむとらさん。ま、どっちにしても人と動物は、人側の身勝手になります。いくら動物の愛護といってもね。その点、プミポン国王は偉いとえいば偉いのですが・・・。タイでは毎年、狂犬病死者が、十数名・・・
2006/8/2(水) 午後 10:09
ももままさん。カラスの問題は難しいですね。実際の農家等生産者の立場においては、動物の愛護/保護なんてものは、吹っ飛びます。それを越えて、生き物の命の大切さといった場合は、どうしても、うそくさくなります。
2006/8/2(水) 午後 10:09
ソフィーさん。雲南省の自然は綺麗だったのでしょうねぇ・・・。文明なんかに犯されていなく(笑)。さて、動物の殺処分等の愛護論、またじっくり行きますのでよろしくお付き合いの程を(笑)。ある程度は、英国等の先進的な動物愛護は理想的とも感じるのですが、かなり引っかかる部分もあるのです(笑
2006/8/2(水) 午後 10:10
狂犬病は確かに怖い病気だけど、せめてワクチン証明書持ってる場合は除くとか、なんとかなかったのかと思いますね…まぁ食用動物感覚がもともとあるのだろうけど。日本でも野良は見えない所でいっぱい処理されてますしね……
2006/8/3(木) 午前 3:31
撲殺なんてひどすぎます・・・。どうして楽に死なせてあげないんでしょうか。それも飼い主の目の前でなんて・・・。胸が痛みます・・・(涙)狂犬病、つい先ごろこちらでは野生のあらいぐま(野生のあらいぐまは狂犬病のキャリア)を抱き上げようとしたおばさんが噛み付かれ狂犬病の検査の結果、ポジティブと出ました。あらいぐまが狂犬病キャリアだとは誰でも知っている常識なのに抱き上げようとしたなんて・・・常識を疑いました。
2006/8/3(木) 午前 3:51
ワクチンの件は知りませんでした・・・皆殺しとは、絶句です。
2006/8/3(木) 午後 2:48 [ kimniiyan ]
かなたさん、多分、これがあった地方では、ワクチン証明書とかは無いような気がします…北京等など都市部ではあるみたいですが。
2006/8/3(木) 午後 8:19
狂犬病は、あらいぐま、コウモリとか猫もキャリアになりますよねぇ、QPさん。だから、ワンコだけ虐殺しても…という話はありますが…。ま、いずれにしても、難しい話です…
2006/8/3(木) 午後 8:20
そのあたりが、中国らしい…ところです、きむさん…
2006/8/3(木) 午後 8:21
乱暴な言い方になりますが撲殺も安楽死も人間のご都合によって行われているわけで、どちらを見ても成熟した「人とペット」の関係には至っていないと感じます。緊急性や経済状況、鳥インフルエンザの時の経験などからこのような残念な対応になったと思われます。決して正しい対応とはいえませんが、このままにしないで多くの人がこの問題をキチンと考えるキッカケにしたいものです。
2006/8/5(土) 午後 4:41
これに関連したお話はまた、記事にて上げたいと思いますので、よちよちさん、またお付き合いいただれると幸いです(笑
2006/8/6(日) 午前 2:17