京都市の男性が海外で狂犬病に感染し国内で36年ぶりに発症したことを受け、厚生労働省は16日付で、都道府県などに、帰国者で感染が疑われる患者には早期にワクチンを接種するなど予防策を徹底するよう通知した。また、渡航者には犬などの動物にむやみに近づかず、かまれたら、直ちに現地の医療機関を受診するよう呼びかけている。国内での狂犬病の発生は人が54年、犬は56年が最後。日本人としては70年にネパールで感染した男性が国内で発症して以来。 狂犬病は一部の地域を除き、全世界で発生。厚労省が16日現在、狂犬病が発生していない地域としているのは、ハワイ諸島やグアム、台湾、オーストラリア、フィジー、英国など。発生地域の情報は近く「渡航者向け感染症情報ホームページ」(http://www.forth.go.jp/)で紹介する。狂犬病は発症後の死亡率はほぼ100%だが、事前やかまれた直後に、ワクチンを接種すれば、発症を予防できる。【玉木達也】 (毎日新聞) - 11月17日12時48分更新 国内で36年ぶりなんですね。狂犬病の発症は。 狂犬病というのは 狂犬病ウイルスに感染した動物(犬をはじめ多くの野生動物)に咬まれて、人に感染し、発症すれば、その症状は悲惨で治療法もなく、まず助かる見込みない 疾患です。 そして、 毎年35,000〜50,000人が世界中で死亡していて、アジア地域が33,075人(1998年)と突出 している疾患です。 怖いですね。 ですが、この貼り付けた記事のように日本では、 『国内での狂犬病の発生は人が54年、犬は56年が最後。』 とのこと。 ここ50年、日本では発症していません。 ところで、現在、日本のワンコの狂犬病ワクチン接種率は5割を切っているんですってね。 第5条 犬の所有者(所有者以外の者が管理する場合には、その者。以下同じ。)は、その犬について、厚生省令の定めるところにより、狂犬病の予防注射を毎年一回受けさせなければならない。 と法律で定められていて 第27条 次の各号の一に該当するものは、3万円以下の罰金に処する。 一 第4条の規定に違反して犬の登録の申請をせず、鑑札を犬に着けず、又は届出をしなかった者 二 第5条の規定に違反して犬に予防注射を受けさせず、又は注射済票を着けなかった者 と罰則規定もあるにもかかわらず。 因みに、当ブログでは猫ワクチンに関する記事も、書いてますが、 私のスタンスは猫ワクチンの接種の必要性は十分認識していますが(実際、3匹の猫に全てワクチン接種してます)、毎年のワクチン接種の必要性を全く、感じていないというものです。 (科学的根拠の薄い、毎年のワクチンブースター投与を疑問視しています) で、ワンコですが。 毎年打ちたくなくても、罰則規定まで設けて、毎年の接種を法律で義務付けています。 私は、ワンコも好きで、実は飼いたい(実は最近、飼いかけた)のですが、結局断念しています。 最大の理由は、ウチの猫たちにストレスをかける (猫が先に居る状態で、子犬を買うと猫にストレスをかける) からなのですが、 飼わない理由のひとつに、ナンセンスな日本の狂犬病ワクチンの毎年の義務付けがあること、ってのもあります。(猫に義務付けられてなくてよかったなぁ) ワンコはここ数年は、飼うつもりはないので、私としては構わないのですが、 この、『狂犬病予防法』の規定・・・ 毎年ってのは見直すべきではないでしょうかね!! なお、アジア地域の狂犬病の蔓延(中国等でも、問題らしい)を考えれば 逆に、日本の接種率の向上については、対策を考えるべきではないでしょうか。 私も、まだちゃんとは読んでませんが
結局ワクチンって何年に一度接種すればいいのか?ってことを纏めたサイトを発見したので貼っておきます。 http://www.geocities.jp/fu_makoto/index.htm |
犬論
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何年に一回は個体免疫と集団免疫の関係次第ですね? 今の年一回の狂犬病のワクチンは人間本位でどうかなと思いますね?
2006/11/18(土) 午前 8:22
なぎさ先生。そう、結局個体の免疫能とその周りの疫病の蔓延度によって、ブースターの頻度ってのは変えてあたりまえだとおもうんですよね…。基本的に狂犬病予防法は人間のために作られた法律ですからね…
2006/11/18(土) 午後 7:54
人間様の為のワクチンですが、広げるのは動物だからみたいです・・・・・。 不活化ワクチンだから、逆に年一回で「予防効果に達している抗体価」なのか眉唾です・・・・・。
2006/11/19(日) 午前 9:07
すみません^^;狂犬病の方のコメントではないですが(笑)猫が先に居る状態で子犬を飼うと、猫にストレスになるんですか!私はてっきり猫の方が先輩な訳だし、出始めは子犬より大きくて強い存在な訳だから、古くからいる猫を立てることを子犬に教えながら育てると、上手くいけば将来的にも犬が猫を立てる形になり、猫も大丈夫かも?と考えた事がありました。実際のところ、とても難しい問題なんですね・・・
2006/11/19(日) 午後 5:57 [ ソフィー ]
以前犬を飼っていたときは迷わず毎年接種してました。言われて見たらそうですね。予防接種の会場に近づくと、気が付いた犬が知らん振りして家に帰ろうとするんですよね(笑。狂犬病は子供の頃感染する映画を見て怖いと思っています。
2006/11/20(月) 午前 10:27
なぎさ先生…。「予防効果に達している抗体価」に達しているか否かに係らず、50%の接種率を切っている現状で、日本の犬で50年発症していない事実をどう解釈すればいいんでしょう…笑。結局のところ、日本における犬猫ワクチンのお話はサイエンスのベースでは語れないというのは事実なようです…。ながなが書きたいお話はあるのですが、また次の機会に(笑
2006/11/20(月) 午後 8:40
ソフィーさん。あ、その考え方もあるんですねえ。これも、書くと長いお話になります(笑。今週中にでも、『犬猫同時飼育について』は、記事にて書いてみたいと思います。簡単にいうと、私見では、犬は猫の居る状態について成犬でも訓練は可能であるが、逆は難しいというものです。ですから、飼うなら犬が先だと思います〜
2006/11/20(月) 午後 8:45
マルスさん、狂犬病は、未だに発症したら治療法がない、罹ると苦しい病気みたいですね。中国なんて、かなりの死亡者がいますからね。でも、日本だけにとってみれば、過去の話…。未だに取りしまわれてないのですが、毎年の法的義務付けはなされています…
2006/11/20(月) 午後 8:48
人に感染する病気、死亡率の高い病気には敏感な日本ですがら、恐らく、流行時から数年間は年一回ごとの接種、という制度が望ましいとされていたのでしょうね。確かに、ちょっと前までだったら私も『年1回じゃなくても、抗体値が保たれているという裏付けがあるのならいいんじゃない?』って思っていました。ただ、最近ズーノーシスが増えている背景に『海外からの物や人、生き物の出入りが増えた事』が無関係ではないため、ここ数年間で再び狂犬病が日本に入って来るリスクも高まったんじゃないかなぁとも感じています。今は昔よりも動物との関係が濃密になっていますから、日本に入ってきたら人への感染も免れないかもしれません。そういった意味でも、今年一回の接種を国がやめる。。というのはなかなか難しいかもしれませんね。
正確なリスクと安全性と効果の研究は、もっと日本国内でもなされて欲しいと私も思いますけどね。。
2007/6/1(金) 午後 11:50
記事の最後にご紹介のサイト、私も結構前に興味深く読みました。ワクチン接種の間隔については、獣医さんの間でも見解が分かれ始めているので、調べれば調べる程頭がこんがらがります。
ただ、感染症の予防に関しては欧米の研究成果をそのまま日本に当てはめるのは危険だと思います。予防率はもとより、環境や密度なども国どころか地域によっても違ってきますから。。
現在の日本の状況に合った、また、動物に負担とリスクが最小限で済む予防法の確立が早期になされると良いですよね。。
2007/6/1(金) 午後 11:58