翡翠の千夜千曲

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演奏会

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市民音楽祭

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   昨日は、市民音楽祭でした。私たちの他は合唱でしたが、最後に私たちの伴奏で全員で歌いました。合唱も久しぶりに聞くと良いものだなあと思います。久々に思い切り声を出して歌いましたが、実にすっきりしました。さりながらこの時期は、各地区の各施設で各種の団体が一斉に発表会やら展覧会やらを催すので、客の方も義理を果たしたり、かと思えば人気のない催しは身内程度がくるくらいで閑古鳥が泣いているという具合です。

  文化の秋などと言って一斉に似たようなことをしないで、それなりの工夫をすればよいと思いますが、これも長年の習わしとやらで一向に改善が見られません。おそらく日本中こんな感じなのでしょう。
 
  少し前、悩める少女からメールが入りました。手紙を書きましたが、そんなことで解決するような問題ではありません。中野信子さんなのでしょうか、ジェーン・スーがラジオでお悩み相談を担当しているのですが、その一説を引用して悩み相談に答えていた話を久米宏の「ラジオなんですけど」で聞きました。運転しながら何気なく聞いていたのでぼんやりとしか覚えていないのですが、私の考えていることとほぼ同じだったので簡単に紹介します。

  人間って何だろうとか人間はどこまで行くのだろうかとか思ったことが一度はあると思いますが、人間はDNAを未来に運ぶ入れ物です。(あくまで簡略的に書きます)その人間は、ただ(とにかくと言うべきか)生きることが求められています。その生きる過程で悲しいとか、うれしいとか、腹が立つとか笑うとか、そうした様々な出来事は二次的に出てくるものは、言わば産業廃棄物のようなものです。・・・といったような返答をしたらしいのです。
 
 自分が生きている中で、時折不思議な人や出来事に出会います。人の弱みや触れられたくないことを探し出してはネチネチ意地悪する人とか、自分が一番でないと気が済まなくて、誰かが少しでも飛び出ようものならズタズタになるまで苛め抜く人など枚挙に暇のないほどですが、こての人とは絶対一緒になりたくないものですが、そうはいきません。

  さて、その時ですが、まず彼や彼女のペースにはまってはいけません。上手に逃げるのが一番賢いやり方です。これはどういうことかと言うと、自分で拵えた産業廃棄物ならともかく、関係のない人様の作った産業廃棄物でこちらが苦労したり苦しんだりするのは意味がないからです。それでなくても、自分自身のことで悩んだり苦しんだりしているのに、あんたのご都合に合わせた生き方しろってえの、と言いたくなります。まあ、科学文化や芸術が産業廃棄物と一緒にされていいかどうかは分かりませんが、ざっくりと分かりやすい話です。

  若い彼女は、自分の演奏技術や将来への展望への不安に悩んでいるのです。「若いときは皆そんなもんだ」とか「ソ・ソ・ソクラテスかプラトンか皆悩んで大きくなったあ〜」とかへたくそな歌を歌った小説家もいましたが、そんなことは答えにならないのですね。で、わたくしは以下のように思います。

  過去は変えられないけれど、未来は変えられる。そのためには行動することです。行動するためには、考えなければいけません。今の状態を隠し事なしに、できるだけ冷静にそのまま書き出すこと。そうすると、自分がどうにかできることと、自分以外のものとが出てきます。どうすると、それが解決できるかじっくり考えることです。解決策が見つからなければしばらく放っておくことです。その場合は壁にでも貼ってておけば、ある時ひょんなことから入り口や出口が見つかったりします。

  いつだったか、カウンセラーの大御所國分康孝先生に自分が八方ふさがりだった時代のことを聞きましたが、恩師が「つらい時期ほど我慢して勉強を続けなさい」と言われたことを、国分先生の言い方で言い換えていました。「飛ぶ前には体を低くするでしょう」とも「遠くへ飛ぶためには助走が必要でしょう」とも。つまり、エネルギー蓄える時期というものがあって、常に走り回ることが人生ではないという意味のことをお話になられたのです。彼女にも、時間が必要です。

  大丈夫!大丈夫!時間はまだ一杯あります。君なら大丈夫、できます。

AMAZONからの内容紹介

「努力は報われる」って本当?
今一番注目されている脳科学者が、  大人は誰も口に出したがらなかった「努力」のウソとホントを解き明かします!

■――もう、無駄な汗は流させない! ――■

「努力は報われる」「努力はウソをつかない」など、
世の中を見渡してみると、努力をゴリ押しする言葉がアチコチにあふれています。
しかし、結局は才能がなければ徒労に終わるのでは――?
脳科学的な見地から、そんな素朴な疑問の真偽を問うことを入り口に、
自分の夢を叶えるための戦略や、才能を見つける方法、
すり減らない生き方を説いていきます。

■――搾取されない人生を――■

脳科学という視点から世の中を俯瞰すると、  「常識」と考えられたものの裏には多くの欺瞞が存在していることに気づくと語る著者は、 その代表的なものの1つが「努力は報われる」という言葉であると考え、  読者へ次のように問いかけます。

◎あなたが今している努力は、本当にあなたがしたいことなのか?
◎周りに流されてやってしまっているだけなのではないか?
◎身近な誰かに洗脳されてしまっているのではないか?
◎社会そのものに洗脳されているのではないか?

  努力信仰は脳科学的にも歴史的にも、日本人にとってもっとも馴染みやすい幻想とのこと。
時折一歩引いて、上記のように問いなおす習慣のない人は、  何十年もの時間が、他者のための無駄な努力に費やされ、  自分のためにあるはずだった膨大な時間が搾取されていたのだということに、取り返しがつかなくなってから気づくことになると警鐘を鳴らします。 


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