翡翠の千夜千曲

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第21回定期演奏会 雑感

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  5月11日(土)NHKホール内でで愛弟子と遭遇。彼女は偶然近くの席に座っていました。東京ジュニアオーケストラソサエティで活躍中です。そう言えば、N響定期演奏会いまいち面白くなかった。ベートーヴェンのピアノコンチェルト「皇帝」はまあまあだったが、ジョン・アダムズのハルモニーレーレ(1985)は改めて面白くないと思い、同時にやはり武満は凄い人だと実感した。やはりミニマルミュージックの限界を実感し理解したわけです。

 日本人の持っている、「間」や「余韻」の感覚はGPやフェルマータだけでは表現しにくいものです。ところが、武満はこれを追求し記譜し、タケミツトーンを我々に示し、やがて和声構造の中に戻ってきてもう一仕事するだろうと期待する中で逝きました。ふと、バルトークのことを思い出しました。アメリカに渡ったバルトークが自宅のピアノで「トランシルバニアの夕暮れ」を繰り返し弾いていたという後日談です。彼もまた思っていたはずです。夕もやが立ち込める中に麦や作物の葉や穂が揺れる中、夕餉の支度でもしているのでしょうか。煙が細くたなびいています。そんなことを想像してしまうのですが、近代西洋和声から見るとペンタトニックはやはりローカルな精神世界を構築しているのは、7音では表現できない2つの音が欠けた部分を補う何かが存在するからではないでしょうか。

 さて、今日は定期演奏会も終了し、ほっとした気分で昨日収穫した野菜を川越の蕎麦屋「十限無」に届けてきました。可愛い大根の花、細ネギ、ベビーリーフ、ラディッシュ、スイスチャードなどサラダの材料が主です。こちらは、教え子への好意のつもりで野菜を栽培を始め提供しているのですが、何か押しつけがましいような気もしているので、なるべく気をつかわせないようにするつもりです。


 そう言えば、先日の雹が降った4日には畑が大変なことになっていました。現在は苗の復活を待つもの、植え替えたものと差が出ております。お百姓さんは大変ですねえ。俺だって負けてたまるか。


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            雹に叩かれてボロボロのトマトの苗5月12日撮影


 そう言えば、自分の演奏会のことを書いておく必要があるので書いておきます。先日の日曜日、アリーナで21回の定期演奏会を行いました。演奏曲目は以下の通りです。
1部  モーツアルト クラリネット協奏曲より 第2楽章
     ラフマニノフ  ピアノ協奏曲2番より 3楽章より約半分の抜粋版
2部  團伊玖磨 祝典行進曲
     酒井 格  たなばた
     A・リード  第2組曲「ラティアーノ・メキシカーナ」
3部  久石譲・森田一浩 もののけ姫セレクション
    吉俣 良  江 姫たちの戦国 篤姫メインテーマ
    星出尚志  ジャパニーズ・グラフィティ 坂本冬実メドレー
    山里佐和子 ヒットソング・プレイバック90’s 


 大変なごった煮ですが、お客様は大勢お出でいただき感謝しております。1部では、10数年前ウイーンフィルハーモニーのオッテンザマーと演奏した時の復元を試みましたが、ラフマニノフに関しては前回より随分増やして倍近くの長さになっています。クラリネットは、伊東美和さん、ピアノは川路玲奈さんに演奏していただきました。吹奏楽と独奏楽器の協奏曲、アレンジにも気を遣いできるだけオーケストラに近づける工夫と逆に管楽器でないと出せない表現にも工夫しました。演奏家、市民バンド、お互いに勉強になった良い演奏会でした。沢山の教え子たちが聞きに来てくれて感激でした。少し遅れのお誕生日プレゼントもいただきました。最高にうれしい日でした。 


 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ベーム(カール) (アーティスト),   CD


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