【紀州犬】犬と歩けば棒にあたる!【一期一会】

『今そこにいる犬を観る』 しつけ方法を学ぶよりも、犬という生き物への理解が大切。

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日本はペット先進国として国内では自称されています。 しかしこの言葉、年間20万頭もの犬猫が殺処分されてきた日本の現状を知ってる方々には違和感を覚えると思います。 ここで誤解をしてはいけないのは、ペット先進国というのは、動物愛護の在り方とは異なるということです
 
 
ペット先進国とは?・・・ペット産業が経済成長を遂げている状況にある。
 
動物愛護先進国は・・・動物の命に対する尊厳があり、動物の権利・福祉などが
            高いレベルで配慮されている。
 
つまりペット先進国の日本は、動物の生体販売や、そこに便乗する飼い主都合の便利グッズの販売などによって成り立つペット産業商売繁盛なだけである。 商売繁盛でも動物愛護が進んでいるのであればそれもまた良しと言えるのだが、蔓延る生体販の先には安易な動物購入に至る消費者の存在があり、その市場の需要を満たすべく安易な繁殖を行う業者や個人が存在します。 今の日本は高度経済成長を遂げて物資が豊かになり過ぎており、モノを直しながら大事に使い込んでいた昭和時代と異なり、すぐに買い替えという時代です。 形あるものは朽ちていくので、家電や車など、あまりに古くなると安全性が損なわれるものもは使い込むにも限度があるので、大事にするのも程があります。 もっとも昭和時代と異なり、価格競争やら景気が冷え込んでいるなどの理由もあり、安価なモノが量産され、作りの粗末なモノが増えたこともすぐに買い替えに至ると言う理由の1つです。 そして日本が世界に誇る物流システムによって、物資は右から左へとスムーズに流れて行きます。 ところが今の日本では、動物たちの命も「単なる商品」と化して右から左へと流れて行きます。
 
余談ですが私はアクション映画が大好きです。 近年のお薦め作品としてジェイソン・ステイサム主演の「トランスポーター」と、リーアム・ニーソン主演の「96時間」があります。 この2本の共通キーワードは人身買。 映画の世界ではあっさりと描かれている人身売買ですが、本人の意に反して誘拐されて、知らない国の知らない人に売り買いされるというのは冷静に考えると恐ろしいことである。 もしも自分が画の出来事のように売り買いされたら・・・ 人身売買でなくとも某国の拉致問題もあったりと、人間のですら右から左へと流れる世の中である。しかしそれらは全て闇の出来事。 ところが動物の売り買においてはどうだろうか? 野生動物のように売り買いが保護されていて、売買としては闇取引されるものもあるが、犬猫においては日本では合法的に売り買いされています。しかも大量に「単なる商品」 として。 その結果、簡単に売り買いされて、気に入らなければ簡単に捨てられるという社会問題に発展ている状況です。
 
 
 
次の数字をご覧下さい。 年々交通事故の死亡者数は減ってきており、近年では5,000人を切りました。これは若者の車離れによって無謀な運転が減ったことや、飲酒運転・シートベルトの取り締まり強化も実を結んでいるかと思います。但し、死亡者の中身としては高齢者ドライバーが増加しており、これからの高齢化社会の大きな課題の1つになりそうです。
 
 
 1、交通事死者数・・・・・・・・4,611人(平成23年)
 2、自殺者数・・・・・・・・・・・30,651人(平成23年)
 3、犬猫殺処分数・・・・・ 174,700頭(平成23年度
 
 
さて、日本では交通事故死亡者の実に5倍にのぼる自殺者が存在しており、これは驚愕すべき異常な数字である。 ちなみに日本国内の殺人事件数は警察庁データによると23年度が1,051件で、ここ数年は例年1,000件強で推移している様子。 これらの数字、漠然と見ないでこの場は冷静に考えて頂きたい。 身近に起きているであろう交通事故死よりも、我々の周辺では自殺によって人知れずにその5倍もの命が亡くなっているということです。 自殺は個人の問題だと思っている方もおりますが、これは大人も子供も社会的ストレスによる社会問題であることをご理解下さい。
 
そして、それらをも凌駕する数字が犬猫の殺処分頭数です。 10年前は犬猫の殺処分頭数は年間30万頭とも言われ、各方面の努力もあって年々減少傾向にはありますが、それでも17万頭超の命が行政の殺処分によって失われているのです。 その方法の多くは犬猫をガス室に閉じ込めて炭酸ガスを注入し、呼吸困難の死に至らしめるというもので、安楽死とは真逆な虐殺行為です。 ナチスドイツが行っていたような非人道的な手法なのであります。 ここで補足ですが、行政施設の現場を避難するものではなく、あくまでも現実を知って頂くことが目的ですので改めて誤解のないようお願いします。 
 
  
続いて、以下は日本の犬猫殺処分頭数の統計です。 色分けしてありますが、数字を見やすくする為のものであり、それ以外の意味はありません。 千葉県については、政令指定都市・中核市を含む数字を表記しました。 
 
  年度      犬       猫       合計   (茨城県/千葉県の各合計)
平成16年度・・・155,870頭 + 238,929頭 = 394,799頭 (14,117頭 / 20,735頭)
平成17年度・・・138,599頭 + 226,702頭 = 365,301頭 (12,460頭 / 16,816頭)
平成18年度・・・112,690頭 + 228,373頭 = 341,063頭 (11,903頭 / 15,955頭)
平成19年度・・・・98,556頭 + 200,760頭 = 299,316頭 ( 9,898頭 / 12,572頭)
平成20年度・・・・82,464頭 + 193,748頭 = 276,212頭 ( 9,164頭 / 12,213頭)
平成21年度・・・・64,061頭 + 165,771頭 = 229,832頭 ( 7,359頭 / 10,377頭)
平成22年度・・・・51,964頭 + 152,729頭 = 204,693頭 ( 6,501頭 /  8,272頭)
平成23年度・・・・43,606頭 + 131,136頭 = 174,742頭 ( 5,871頭 /  5,226j頭)
参考資料:各自治体の統計資料および地球生物会議ALIVE集計資料、環境省統計資料)
 
◆平成23年度、犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況(都道府県・指定都市・中核市別の統計)
 
 
さて、これらの数字を見てどう思いますか? 殺処分を行う行政・国が悪い? 犬猫を遺棄する飼い主が悪い? ペットを販売する業者が悪い? いやいや、誰が悪いとかではなく、国民の1人1人が人間として動物の命に対する倫理観をどのように抱いているかが問題であり、該当者はそれぞれがそれぞれの分野で恥じるべきであると思う。 個人的には、我が故郷でありご当地でもある茨城県においては、行政と動物取扱業者に世の中をリードして飼い主の意識と知識のレベル向上に努めて欲しいと願います。
 
 
【続く】 
 
 

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