【紀州犬】犬と歩けば棒にあたる!【一期一会】

『今そこにいる犬を観る』 しつけ方法を学ぶよりも、犬という生き物への理解が大切。

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保護犬の飼い主募集の告知です。
 
行政のセンターに遺棄・捕獲された犬たちは、通常では致死処分という末路を迎えます。
 
しかし川崎動物愛護センターではそれらの犬たちを処分に至らしめることなく、職員さん達が総力を挙げて新しい飼い主への譲渡に努めています。
 
とは言え、単に命を救えば良いと言うものではありません。
 
犬達の身体面と精神面の健康についても一定基準に達するように管理と取り組みが必要となります。
 
しかし、その管理と取り組みを自治体のセンターがこなすのは容易なことではありません。
 
でも、その大変な労力を川崎動物愛護センターは地域ボランティアスタッフと協力しながら実践しています。
 
特に職員さん達が中心となって散歩やシャンプー他、手間と情を掛けている為、センター内の犬たちはもちろんのこと、施設全体として悲壮感がありません。
 
ハッキリ言って下手な家庭犬よりQOLは高く、これは本当に凄い事だと思います。
 
そんな川崎動物愛護センターの犬たちは、実際に見ると良い犬ばかりです。
 
特に川崎センターが素晴らしいのは、譲渡が難しい個体であっても更生させて、社会復帰できるレベルに育てる努力をしていることです。
 
この領域の仕事は民間ボランティアですらまともに行えているところは少なく、難しい個体もそのまま一般譲渡している団体もある始末です。
 
 
さて、ここからが本題です。
 
2012年の冬、神奈川県川崎市動物愛護センターに1頭の紀州犬が連れ込まれました。
 
いわゆる遺棄犬です。
 
社会化は一切されておらず、もしかすると虐待を受けていたのではとの所見もあるとのこと。
 
本来であれば早々に一般譲渡したいところでしたが、生い立ちと犬種気質も災いしてか、非常に警戒心の強い性格の持ち主で、過剰防衛による噛み付きが見られました。
 
その為、一般への譲渡は難しく、先の見えないセンター暮らしを余儀なくされたというのが当初の経緯です。
 
難易度で言うと、並の保護団体や預かりボランティアの方では扱うのは難しいレベル。
 
でも、川崎動物愛護センターでは、そんな紀州犬シロ(センターでの仮名)を譲渡するべく更生取り組みを行ってきました。
 
そして月1回ほどの訪問ではありますが、私も縁あってその取り組みのお手伝いをさせて頂くことになりました。
 
私が行き始めた昨年6月頃は、特定の人間(主に世話する数名)以外には警戒心が強かったです。
 
また他犬の存在に対する嫌悪感も顕著に見られました。
 
でも、秋になる頃にはかなり性格も丸くなり、社会化レベルも併せて向上しています。
 
具体的に言うと、当初は対人・対犬での過剰反応による吠えや突進が顕著でしたが、それが無くなって自制レベルが向上しており、周辺住宅街の散歩では過剰反応することもなく、相応に適応している状況です。
 
犬を見ても吠えずにやり過ごせるし、子供や学生が傍を通過しても気にもしないという落ち着きぶり。
 
そして1年の月日を掛けた今、紀州犬シロは譲渡出来るレベルに達しました。
 
とは言え、家庭犬として完成された訳ではありません。
 
センターで出来ることは尽くしているものの、ここから先の社会化領域は、実際の家庭で暮らすことでしか得られないものとなります。
 
という訳で川崎動物愛護センターでは、只今紀州犬シロの飼い主を募集中です。
 
 
 
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 仮名:シロ 
 犬種:紀州犬
 毛色:白
 年齢:2歳半
 性別:オス(去勢済み)
 体格:中型
 体重:17.8キロ(1月7日現在) 
 
 
 
【性格】
 
・シャイな性格で、他人には簡単に気を許さないタイプ(典型的日本犬)。とはいえ、硬派なタイプではなく、優しい表情で気立てが良く、日本犬らしく知っている者にはよそよそしい素振りながらもよく懐きます。
 
・身体接触は問題ナシ。シャンプーも出来ます。
 
・他犬を見ると興味を抱くも、騒ぐことはありません。
 
・リードの引っ張りも抑制できます。(これは他の犬にも言える事ですが、引手のリード捌き次第です。ね)
 
・トイレは基本的に屋外なので、部屋は汚しません。
 
・一言でいうと、基本的に緩い性格で可愛い奴です。しかし紀州犬としての魅力も持ち合わせており、澄ましている時、何気に凛々しい横顔を見せるのが堪りません。
 
・家庭犬としての伸び白があり、成犬ですが育てる楽しみが十分にあります。
 
・初めて見る物体には警戒心を抱く一方、好奇心もある。 トレーニングにおいて葛藤行動を観ていると、本当に面白いです。 
 
・音響には意外と強い。 
 
・紀州犬としての魅力以上に、1頭の犬として個性に魅力があります。
 
 
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【譲渡条件】
 
・マイクロチップを装着。
 
・屋内飼育 (対外的な環境ストレスの少ない平和な暮らしの為にも、屋内飼生活向きです。)
 
・1頭飼い (パーソナルスペースを含む社会距離を強く意識するので、多頭飼いには不向きです。)
 
・神奈川、東京、茨城、千葉、埼玉のいずれかに在住の方で、当方の事後フォローを受けて頂ける方。
 
・シロは仮名なので、お好きな名前を自由に付けて頂ければ幸いです。
 
 
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「ラジオの音も平気だよ。」
 
 
 
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「あっ、イヌだ!」
 
お散歩中に他犬に遭遇すると興味津々。
でも、吠えたり突進したりはしません。
 
 
 
【譲渡特典】
 
・去勢費用 8,000円免除
 
・当方にて、社会化・お散歩・リードワーク・犬の基礎知識、シロとの楽しい付き合い方他、レッスンフォローを無料にて致します。
 
 
シロは現在のセンター暮らしには適応しているものの、新たな環境においては、新たな環境および対物の慣らし必要になります。(家庭内および周辺地域への社会化)
 
また、飼い主さんとの関係構築もきちんと行う必要があり、日本犬ならではの丁寧な付き合い方が求められます。(これは紀州犬に限った話ではなく、子犬から育てている方ですら犬種別気質を知らないことで関係構築を失敗する方がいます。)
 
そうしたノウハウを提供することで、新たな飼い主様とシロに楽しいドッグライフを過ごして頂きたいという思いがフォロー目的であります。
 
下手な犬飼い自慢よりも、合って頂ける方には良き家族となるかと思います。
  
なお、川崎センターには他にも魅力あるお薦め雑種犬がおります。
 
川崎動物愛護センター譲渡動物情報 http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000031951.html
 
こちらも併せてご検討、またはご紹介を宜しくお願い致します。
 
ちなみに現段階にて紀州犬シロの飼い主募集は公募ではございません。が、当方の仲介募集(特典含む)につきましては川崎動物愛護センターの許可を得てのものとなります。
 
当募集の件でお問い合せのある方は、メールにて佐藤まで。 taronusi2007-inubaka@yahoo.co.jp
 
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「ボクをヨロシク!」
 
 
 
 

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