【紀州犬】犬と歩けば棒にあたる!【一期一会】

『今そこにいる犬を観る』 しつけ方法を学ぶよりも、犬という生き物への理解が大切。

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前記事 第50回 つくばお散歩会 〜内気な犬〜 からの続きです。

この日は見学参加が一組いました。当初は犬同伴参加の希望でしたが、他犬や自転車等への過剰反応を課題とされていました。

飼い主さんの悩みの度合いからして、当該犬にとってお散歩会の環境はストレスレベルが高過ぎると判断。

そこで、課題克服の為にも見学をお勧めいたしました。

特に悩める飼い主さんほど、初回は犬同伴よりも見学参加のほうが学習の効率は上がります。

何故ならば、課題の要因は犬自身ではなく、飼い主自身の知識や行動等が要因であることが多いからです。

また、自分の犬をより知りたければ、犬を知る必要があり、犬を知りたければ多数の犬を客観的に観る必要があります。

世の意見としては、飼い主は自分の犬だけ分かればいいのだから、他犬を知る必要はないという者もいます。

もちろん、他犬を育てたりトレーニングするスキルは不必要かと思いますが、それと犬を知ることはまた話が別なのです。

例えば、自分の犬の行動が犬として適正なのか? それとも個性なのか? または異常なのか? など、他犬を色々観て知って比較することで、それらの判断も付くようになります。

また、他の飼い主さんの犬への対応や考え方を見たり聞いたりすることで、新たな感性やスキルが身に付くこともあります。


■ハーネスとロングリードの試用

さて、今回の飼い主さんの抱える課題については、刺激との距離の取り方、散歩の質、リードの取り扱い等が要因であると思えたので、見学参加は何かしら参考になるとの確信を持って提案致しました。

そして飼い主さんは意図を理解の上ご参加頂き、犬に付いて色々と知り得る機会となりました。

こうなると、あとは犬を連れての実践を試みたくなるものです。

この日は涼しい天候だったこともあり、飼い主さんは犬を連れてきて車内待機せせていました。そしてお散歩会終了後に森の単独散歩を楽しむ計画でした。

お散歩会にて犬に優しいアプローチに興味を抱いて頂き、丁度良いタイミングなので、終了後はパーフェクト・フィット・ハーネス&3mロングリードを装着しての散歩を体験して頂きました。


イメージ 1
鶴千代 (ボーダーコリー、1歳、♀)
気立てが良く、とても可愛い犬です♪


日頃はハーフチョークと通常リード(120~140cm)とのことなので、ハーネス&ロングリードに付け替えると犬の動きは即座に変化が見られました。

市販の短いリード&ハーフチョークでは首への負荷と刺激が頻繁に掛かり、犬のストレスレベルは常態化しやすくなります。

対するハーネスは、敏感な首への負荷を避け、ロングリードによる緩やかな散歩によって過剰な刺激を避けられるのです。

これらの装具に変えるだけで、犬の首周りや肩回りの自由度がアップして自然な動きを取りやすくなる訳ですが、更にメリットを活かすべくリードワークのポイントを簡単にレクチャーしました。

優しいリードワークを合わせることによって、犬は行動ニーズを満たすことも出来るし、危機回避を含めて行動選択の幅を広げる事が出来るようになり、自立思考の領域が育ちます。

そのような訳で、装具を変えた後に見られる犬の行動変化は驚くべきことではなく、実は当然の反応なのであります。(ハーネス&ロングリードのユーザーになると、これが常識となる)

イメージ 2
匂い嗅ぎ行為は、犬にとって重要な行動ニーズの1つである

鶴ちゃんはとても気立てが良い気質です。その一方で自尊心が強く、繊細で知性も高い。

この知性の高さはボーダーコリーに見られる傾向であり、それ故に飼い主が犬を粗末に扱えば、犬は拠り所を失い、犬の生活状況は高確率で低下するでしょう。

独立志向の強い日本犬タイプとは異なり、ボーダーコリーは飼い主との良好な関係があってこそ安定した自立(自己解決力を持つ)に至る犬種だと思います。

イメージ 3
飼い主さんとの関係も良好
でもまだ1歳なので、その関係性構築についても伸び白だらけ♪


私がハーネス&ロングリードを好む理由は、犬側の思考に寄り添うことが出来る道具だからです。

そして当方に来られる方々もハーネス&ロングリードに辿り着く理由は同様で、犬側の思考に寄り添いたいと考えているからです。

ハーネス&ロングリードをお試し頂くと、犬が緩やかな表情を見せながら活き活きと動き、その表情と行動の変化に飼い主さんも微笑みます。そんな様子を見れたとき、私はとても心地良さを感じます。(自己満足)

鶴ちゃんの飼い主さんはとても勉強熱心で思慮深く、尊敬する飼い主さんの1人です。

その鶴ちゃんの飼い主さんが首輪からハーネスへと転向されました。 それは壁に当たる中で辿り着いて、自ら導き出した一つの答えです。

ちなみにその壁は、一般的な飼い主さんに共通する悩み事でもあります。

最後に記事を1つご紹介いたします。犬に寄り添うということはどういうことか? 記事は見やすくまとめられているので皆さんにも参考になるかと思います。


イメージ 4


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