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クラフティは、時々無性に食べたくなるおやつ。分厚いクレープと、プリンの間のような食感で、
卵とミルクの優しい味です。
これは、フランス・リムーザン地方のお菓子です。この地方には美味しいブラックチェリーが採れる所が
あって、それでこのお菓子が生まれたんでしょうね。だから、リムーザン地方の方いわく、他の果物を使
ったものは、クラフティとは呼ばないのだそうです。
クラフティには大切な思い出があります。10年ほど前、師事している先生について、発祥の地のクラフ
ティに出会うため、この地方のリモージュという街を訪れたことがあります。リモージュ焼きというフラ
ンスを代表する陶器の街でもあります。
街のあちらこちら、お菓子屋さんでも、パン屋さんでも、マルシェ(市場)でも、そこらじゅうでクラフ
ティに出会えると思っていました。けれど。。。
いくら探し歩いてもないんです。どこにも。。。
誰に聞いても、売っているところを知らないと言われ落胆してしまいました。歩き疲れ、諦めかけた時、
遠くにパン屋さんらしき看板を見つけ、もう期待はしていなかったのですが、最後と思ってお店に入りま
した。そうしたら!なんと!あるではありませんか!
私達は思わず歓声を上げてしまい、お店の方が目を丸くしていました。事情を話すと、とっても喜んで下
さり、奥からも出してきてくれました。ひとつひとつ膨らみ具合も違って、さくらんぼが埋まっているの
もあれば、飛び出してやや焦げているものも。見るからに美味しそう(^^)
でも、実は感動のあまり、味を良く覚えていないんです。もったいない話ですよね〜。
もちろん、美味しかったことは確かなのですが、ただただ感激で胸がいっぱいで、どんな風に美味しかっ
たかは、まったく記憶にないんです。ちょっぴり残念ですが、奇跡のようなクラフティとの出会いは、
やはり大切な思い出です。
そういうわけで、大好きなクラフティを焼くとき、この時の感激を思い出して胸がキュンとします。
今回は、姉の新居に新築祝いで家族全員が集まった時、その場で焼き、熱々をみんなで食べました。
このクラフティにはバナナも入っているので、リムーザンの人から見れば邪道でしょうか?
実は、さくらんぼが足りなかったのですが、買いに行く暇が無かったので急遽バナナで穴埋めを。。。
日本で手に入るチェリーで一番合うと思って使っているのは、冷凍で売っている生のサワーチェリー。
簡単には手に入らないんです。
焼き上がりに粉砂糖を振りかけると、きれいで美味しそうに見えます。残念ながら姉の家には、粉砂糖は
ありませんでした〜。でも、あっという間に売り切れとなりました〜♪
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冒険小説「ブラックチェリーとリムーザンの人々」と、絵本「残念ながら姉の家には粉砂糖がありません」の二冊が構想湧いた
2005/8/13(土) 午前 5:59 [ みーもん ]
このお菓子は教えていただいたことがありましたよね。これは大好きで、何度か作ってます、オーブンの使える時期に・・・今度はいつ作れるんだろうか?中にいれるものをいろいろかえる癖はありますけど、いつも美味です。ところで、お店の人へ説明したのって当然フランス語だよね?すごい。真剣になればそのくらいちゃらちゃらって説明できちゃう・・・のはもともと語彙力があったからなんでしょうね。尊敬。。。
2005/8/13(土) 午後 9:27 [ JENNY ]
ちよみさん、なんだか楽しいお話ができそうですね〜♪ 題名にわくわくしてしまいます(^^)
2005/8/13(土) 午後 10:51
Jennyさんも気に入ってくださったんですね〜。嬉しいです。飽きないおやつだと思いますよん♪
2005/8/13(土) 午後 11:11