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OVER-ALL / 皮蛋/チベット・モンキー (1999.11.27 BLACK PEPPER LABEL) 今日聴いたのは、粋のいいロックバンド、OVER-ALLと皮蛋のスプリットCD『チベット・モンキー』。そのまんま、両バンドの対バンをライブで体験したくなる決してかぶらないながらも個性が対比的な内容が堪能できる良盤です。 OVER-ALLはストレートな感情表現が勢いよく、聴いていてつい体が動いてしまうポップな曲を聴かせてくれます。バンドの一体感が素晴らしく心地いい。 ヴォーカルも端的な詞を早口でまくしたてるのに、ダイレクトに響いてきて無駄のないシンプルながら激しい共感を覚えます。4曲目のCHECKなんかは殆どラップ。 これは、ライブ見たいですね〜 「アウト ブレイク」の詞の一部 「 用事はないけど用事のあるふり お金は無いけどお金のあるふり 最近やたらと目立ち過ぎで 頭の先からバンバンバババン 俺を誘わないでくれっちゅーの 夜中の電話はやめてくれっちゅーの 」 てらいなくこれを歌えるセンスは得難いですよ。 「勝手にしやがれ」の詞の一部 「 ああ何だかやる気が失せてきた ああ何だかぼんやりしてきた 嘘くせぇ 嘘くせぇ 嘘くせぇ お前の言葉が全部嘘くせぇ ・・・・・ めんどくせぇ めんどくせぇ めんどくせぇ 手前でけつが拭けるなら 勝手にしやがれってんだ 」 一方の皮蛋はちょっとひねった隠し味を聴かせながらも、ノスタルジックな叙事的な世界観を聴かせてくれます。スタイルは違えど、皮蛋もバンドの音が充実しており曲にあわせて考えさせることなく詞が伝わってきます。 言葉のチョイスも抽象性を維持しつつ意味不明にならなず絶妙。 決して押しつけがましくないのもバンドのセンスを感じます。 「風媒花」の詞の一部 「 揺れる電車の中で窓にへばりついては 流れる田園眺めてる 通路を走る子供其の子を追う母親 どこかなつかしく思えた 風の力をかりて 生きている草もある 風が吹かなければ 死んでゆく者もいる ・・・・ 夕焼けに照らされた屋根や川や電柱も なぜか寂しそうに見えて 僕はこの先どこの駅に降りるのだろう 別にどこでもかまわない 」 「モシモシ電車」の詞の一部、宮沢賢治的 「 モシモシ電車にゆられて 夜空を眺めて 揺れて流れた星よ モシモシ電波が飛んでる ピコピコ飛んでる 見えない誰かの方へ ・・・・ 遠くにいるあの娘の声 故郷の母親の声 車内は声溜まり 寄っ掛かって見回すその目に 心此処にあらぬ顔ばかり 」 OVER-ALLのメンバーは以下のとおり ヒダダイスケ Vo. コイケサトシ G. オギノジュンイチ B. キミナミテツヲ Dr. 皮蛋のメンバーは以下のとおり 西條友廣(ボーカル.Eギター.Aギター.コーラス) 丸山恵美子(ベース.コーラス) 重野忍(ドラム.タンバリン.コーラス) 収録曲は以下のとおり OVER-ALL 1 勝手にしやがれ Grass Picture mix 2 トベナイ 3 R指定ベイベー 4 CHECK 5 アウトブレイク 6 勝手にしやがれ 7 ALL LIVING THINGS 皮蛋 8 風媒花 9 収穫の日 10 モシモシ電車 11 チャイナボックス 12 月の住所 13 ジャスミン ところで、なんで皮蛋でチベットモンキーなんでしょう???
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[ 皮蛋 ]
2017/3/15(水) 午前 11:24