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こんばんわ。
 
今回はいきなり本題に入る。
 
 
前回、といってもけっこう前のことになるが、『涼宮ハルヒの憂鬱』について、角川サイドがハルヒの続編をやりた
 
がらないのは、角川春樹との確執のせいだ、と書いた。
 
 
事実、『消失』は当たったものの、肝心のアニメ版2期については、相変わらずなんのアナウンスもない。以前の
 
ように「ハルヒやるよ!!」とあおることもしなくなった。
 
 
角川としては、「ハルヒとか別にどうでもよかった」ということはわりと知られている話で、そもそもスニーカー文庫
 
のポジションが、角川全体では「外様」扱いで、『ハルヒ』を売り出すことにもぜんぜん乗り気じゃなかったらしい。
 
 
それには角川のお家騒動が絡んでいるのだが、それはここでは書かない。長くなるからだ。
 
 
簡単に言うと、角川でのスニーカー文庫の肩身が狭くなった…と言うか、存在自体を軽んじられるようになったか
 
らだ。
 
メディアワークスにコンプ編集スタッフを持ってかれたために、連載作家との「アニメ・ゲーム関係」のコネを喪失
 
したからである。
 
 
 
「映画に金を使いすぎる兄・春樹に弟・歴彦が反対」→「結果、弟・歴彦は角川をクビ」→「弟・歴彦は負けじと新会
 
社メディアワーク設立、『電撃王』創刊」→「かつて歴彦が手がけてたコンプティーク編集スタッフが、そのまま歴
 
彦を追って、メディアワークに移る」→「コンプ編集部、それまで持っていた連載作家との“アニメ・ゲーム関
 
係”のコネを喪失」→「その影響か、コンプに書いてた作家が、『電撃王』」に移っていく(おそらくなじみの編集者だ
 
しオタク話もできるため)」→「そのコンプ連載作品を書籍化していたスニーカー文庫は、コンプ編集部と一蓮托
 
生」→「コンプに引きずられるように、部数低下、低迷する」→「一方、メディアワークス」の電撃文庫は部数を伸
 
ばしていく」
 
結果、スニーカー文庫は社内での立場がとんでもなく弱くなり、角川も「スニーカー文庫」を軽視するようになって
 
いった…らしい。
 
 
つまりハルヒも、その辺のラノべにすぎなかったわけで、だからこそ、メディアミックスにも乗り気じゃないし、コミ
 
カライズについても、適当に、実績のない漫画家に描かせたのだ。例の「みずのまこと版」ハルヒだ。
 
 
アニメ化が発表されたのが2005年8月30日の『ザ・スニーカー10月号、その一月後の9月28日、少年エース11月
 
号で、ツガノ版ハルヒ連載開始。翌年の2006年4月に、アニメスタート。
 
今までのみずのまこと版を忘れさせるかのように、半年間連載を経てのアニメ化。
 
 
その製作会社は、言わずと知れた京アニなのだが、この時点での実績は、公式によると、『フルメタル・パニッ
 
ク? ふもっふ』『フルメタル・パニック! STR』『AIR』の3本のみ。そのうち角川関係は2本。『AIR』はkey原作のPCゲ
 
ーム。
 
あまり実績のない製作会社にハルヒを任せてしまうあたり、『フルメタ』での付き合いがあったにせよ、やはりそれ
 
ほど重要なコンテンツとは捉えてなかったのが見て取れる。
 
 
いずれは京アニを角川専属にして、グループ企業にしようと考えている(らしい)角川なら、そんな大したことでも
 
ないのかも知れない。『けいおん!』で一気に注目された京アニを傘下にすることで、今後は版権などの『けいお
 
ん』利権に噛みたいのかも知れないし、京アニとしても、今後は定期的に角川グループの人気作のアニメ化仕事
 
が安定的に確保できるのだから、お互いにとってのメリットは充分にあると見ていいだろう。
 
 
京アニの公式HPには、2003年以降に手がけたアニメがリスト化されている。
 
2003年の『フルメタル・パニック? ふもっふ』から、2011年の『日常』までで、17作,、『けいおん』(1期、2期、劇場版)
 
を除く実に14作が角川サイドの原作を占めている。(key原作の3作は除く←PCゲームなので除外。「紙媒体でな
 
いので」)
 
 
こうしてみると、まんがタイムきらら(芳文社)の『けいおん』が、まるで部外者のように浮いてしまっている。
 
 
なんだか唐突で奇妙に思えるのだけど…なんだか気になる。
 
 
まあ、監督の山田さんが見つけてきたのかも知れないけどね…。
 
 
 
 
…えーと、なんだか混乱してきたので、この辺でいったんやめる。
 
 
今回の記事は、大半を『封印作品の憂鬱/第三章 歯車と少女』(安藤健二/洋泉社に依存した内容になってい
 
るが、これは、以前の『涼宮ハルヒの陰謀』記事と同じだが、今回は自分なりにアレンジしたり、持論を加えたりし
 
ている。
 
 
いまや角川グループは、マンガ、ラノベなど2次元コンテンツをほぼその手に掌握したかのように、巨大化した。
 
そうなると、下手にこういう「封印」問題については書けなくなってしまう。ウルトラセブン12話などがいい例で、円
 
谷プロの持つ膨大なコンテンツ群は、すでに誰も部外者が口をはさめなくなっている。角川もそうなりつつあるの
 
かも知れない。
 
 
私は、それを懸念するのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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