ニワトコの日記

おじいさんと一緒に詩を書いています

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森の絵本(木の実)

森の絵本を開くと
そこにはあたたかい昼の森がありました
よく見るとタフタフとくりゃくりゃがなにやらお話をしています

聞き耳を立ててみると少しずつ声が聞こえてきました
「お前さんお前さん、その木の実に触れちゃあいかんぞい」
とタフタフがくりゃくりゃに驚いたようにそう言いました、くりゃくりゃは
「どうしていけないんだいタフタフさん?」
タフタフは更に驚いたように
「くりゃくりゃさんは知らないのかい?、この木の実にはものすごい毒があるんぞい」
「え?でも、ちょろちょろさんはこの木の実は薬になるって言ってたよ」
くりゃくりゃは六本ある足の一本を器用に使い頭をかいた
タフタフとくりゃくりゃがそのような討論をしていると
ちょろちょろが地面からやってきて
「どうしたのですか二人とも?」と不思議そうに聞いた
タフタフとくりゃくりゃは事情を話すと、ちょろちょろは
この木の実は毒でもあり、薬でもあると言った
「その木の実はモジャモジャと言って、1つ丸ごと食べたらとても苦しい腹痛になるが、少量ならば薬にもなる、モジャモジャは茹でると毒が抜けて美味しく食べられますよ、そして食べたら少しの間ホロホロになります」と、ちょろちょろが説明すると
タフタフとくりゃくりゃは納得したように、頷いてまたもとのようにポチョポチョな話をはじめた
タフタフとくりゃくりゃとちょろちょろはモジャモジャを見かけるたびに手に取り、ポチョポチョな話をしながらもって帰って美味しくぽりぽりと食べました。

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