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3・31都庁デモ!

避難者の住宅を奪うな! 小池知事に抗議デモ!

●120人のデモで都庁に迫る
 福島からの「自主避難者」への住宅提供打ち切りの期限とされる3月31日、その強行に反対し、動労東京・全国労組交流センター・NAZEN東京の呼びかけで、集会とデモが行われた。常磐線の小高―浪江間の運転再開に反対する動労水戸の4・1ストライキにも固く連帯した行動だ。
 会場の新宿中央公園・水の広場には、120人が駆けつけた。来日中のドイツの青年が「ドイツでも原発反対のデモをやっている」と歩み寄り、「放射能で危険な地域へ帰させるのは反対」と意気投合。ともに集会・デモに参加した。
 午前11時30分、集会が始まった。まず、都政を革新する会事務局長で東京西部ユニオン副委員長の北島邦彦さんが発言に立ち、「24日、避難者をはじめとする人たちが小池知事への申し入れを行った。そこで小池知事は『自主避難者は出ていってもらう』と言い放った」と弾劾。「もっと許しがたいのは、住宅提供を組み込まない都の予算案に日本共産党が賛成したことだ。必要なのは本当の労働者の政党をつくり、都政を取り戻すことだ。7月の東京都議会議員選挙をみなさんとともに全力で闘う」と決意を明らかにした。
 動労東京の吉野元久委員長は「昨日は動労連帯高崎の仲間たちが春闘ストライキを闘いました。4月1日、動労水戸の仲間たちが常磐線の小高から浪江までの延伸に反対し、帰還強制反対のストに立ち上がります」と報告し、「民営化絶対反対を掲げて、労働運動が新しい闘いを始めるのはJR体制との闘いからだ」と宣言した。
 大きな拍手の中、佐藤さんが発言に立ち、「北島さんと一緒に先日、『自主避難者』の人たちの小池知事への要請行動に参加し、発言もしました。都の予算のうち1兆〜2兆円が知事の裁量で決まります。しかし、小池知事は避難者にはビタ一文出さない。こんなことは許されない!」と怒りを表わした。
 最後に全学連の斎藤郁真委員長が「原発事故で福島に残った人と、避難した人の間に分断がつくられている。東京オリンピックや森友学園には金を出すが、避難者には出さない。徹底的に怒りをぶつけることが必要だ」と声を大に訴えた。
 正午、都庁周辺を一回りするデモに出発した。昼休みの新宿とあって、多くの労働者がデモ隊に注目。途中から共産党支持者の男性も合流。「志位委員長が『条件付き再稼働反対』と言うけど、あれでは『再稼働賛成』ではないか。言ってることがおかしい」と、最後まで一緒にデモをやりぬいた。

浪江の常磐線開通式典を粉砕! 

4・1福島 被曝と帰還の強制を許さない!

動労水戸ストライキで立つ!

  4月1日、2011年3月11日の福島第一原発事故以来、不通となっていた常磐線の浪江開通に絶対反対し、動労水戸葉はトライキに決起した。80人が浪江駅前(福島県浪江町)での抗議闘争を展開した。この闘いは浪江駅前ロータリーでの開通記念式典を完全に粉砕し、安倍政権と自治体首長による避難指示解除と、そのお先棒を担ぐJR東日本の常磐線全線開通に対し絶対阻止を宣言した。

●80人が浪江延伸を弾劾
 安倍政権が3月末で浪江、川俣、飯舘、富岡の4町村の居住制限と避難指示を解除したことと一体で、JR東日本は4月1日、常磐線の小高(南相馬市)―浪江間の開通を強行した.
  国は〝福島県民だけは年間20㍉シーベルトまで認める〟〝避難指示解除されたのだから帰れ〟と福島県民をさらに分断し、避難者の住宅の無償提供を打ち切り、被曝と帰還を強制した。そもそも原発事故で故郷を奪い、その責任を一切取らず、再び原発政策に突進している政府が、〝避難をやめて戻れ〟ということなど、どうして許せるだろうか!
 動労水戸は常磐線の浪江延伸に反対するストライキに立ち、組合員が大挙結集し、4・1浪江現地闘争を闘った。福島の人びとの怒りや思いとひとつになり、オリンピックを振りかざした常磐線全線開通、被曝と帰還の強制と徹底的に闘うことを誓い合った。
 午前6時すぎ、動労水戸は浪江駅前で抗議の街宣に立ち、石井真一委員長の熱い訴えが1番列車を迎え撃った。
 午前9時、動労水戸、動労福島を先頭に動労総連合に結集する国鉄労働者など80人が浪江駅前のロータリーに結集。浪江町の「希望の牧場・ふくしま」の吉沢正巳さんが、トラックに1頭の牛を載せて到着した。
 「避難指示解除弾劾! 常磐線浪江延伸弾劾! JRは被曝強制に加担するな!」というシュプレヒコールが響きわたり、石井委員長が訴えた。 「本日、JRは安倍政権の手先になって浪江駅まで延伸しました。4%の人しか帰らない。病院もお店も老人介護の施設もない。何もないところでどうやって年寄りだけで暮らすのか! こんな住民無視の殺人的な政策をどうして見過ごすことができるでしょうか」
 「JRは10月にも富岡まで再開すると宣言し、帰還困難区域の浪江―富岡間の工事も今日から始めると提案しました。労働者を被曝させ、責をとらない。そういう労働を強いることに徹底的に闘います。パククネのように、安倍を牢屋に入れろ! オリンピックのために福島県民を犠牲にする安倍政権と闘いぬくことを宣言します」

●命守る闘いを呼びかけ
 吉沢さんは崩れていく町の現実に無念さをにじませ、「『さようなら浪江町』を覚悟し、「必ず原発の時代をのりこえる」と訴えた。
 ふくしま共同診療所の布施幸彦院長は、「線路の周りは除染していない。もし常磐線で事故が起きてけが人が出たら、どうやって運ぶのか」と弾劾した。動労福島の橋本光一委員長、動労福島宮城県支部がJR資本の被曝労働強制と闘う決意を語った。
 動労水戸支援共闘の代表呼びかけ人の小玉忠憲さんの発言は式典参加のために電車から降りる浪江町長を直撃した。「96%の帰町しない住民の意思を国に伝えるのが町長の仕事じゃないのか。公務員の仕事はなんだ。住民の命と安全を守るために公務員労働者はいるのではないか」と、公務員こそが闘いに立つことを呼びかけた。
 動労水戸の辻川慎一副委員長は、「労働者の真実の闘いでこの世の中全体をつくり変える。2020年までに常磐線全線開通するというなら、JRも安倍もみんなぶっ飛ばしてやる」と宣言し、吉沢さんのビラまきの妨害に出たJR幹部社員をと徹底弾劾した。
 福島市の椎名千恵子さんは、「放射能と命は相いれません。国家や資本家に命の基準を任せてはならない」と訴えた。

◆10月富岡延伸阻む大決戦へ
 動労水戸の4・1ストライキと浪江現地闘争は、浪江駅前ロータリーで式典を駅の中に封じ込め、完全に粉砕した。政府・JRによる常磐線浪江延伸、被曝と帰還の強制に巨大な反撃をたたきつけた。
 「安全に乗客を運ぶ」という鉄道労働者の誇りにかけて被曝労働拒否を貫く闘いの真骨頂を示すとともに、福島の怒りと深くつながり、原発避難者の住宅追い出しを許さない闘いとも一体で闘われた。10月富岡延伸と2020年3月までの全線開通を狙う政府・JRを打ち倒す決戦がいよいよ始まった。それは、JR資本に屈服し労働者と住民に被曝を強制するJR東労組を解体し、動労水戸防―動労総連合の青年部をはじめとして、さらなる組織拡大をかちとっていく重大な決戦だ。常磐線全線開通阻止へ動労水戸とともに闘おう。
希望の牧場・吉沢さんが訴え
  「希望の牧場・ふくしま」代表の吉沢正巳さんは、午前10時過ぎに浪江駅構内から出てきた政府の原子力災害現地対策本部長の高木陽介をつかまえ「BECO新聞」を手渡そうと詰め寄った。高木は受け取らずに逃げるように車に乗り込んだ。
 浪江駅前で吉沢さんは次のように訴えた。
 「昨日、浪江町を歩いたが、どんどん更地になっている。1割のお年寄りだけが戻って町が成り立つのか。『さようなら浪江町』を覚悟しよう」
 「浪江町民は7回も8回も避難先を変えた。避難の生活の中で400人の震災関連死。牛は餓死し殺処分され、請戸漁港では腐った遺体を捜索した。全部原発事故のせいですよ! 残り人生で必ず原発の時代をのりこえる。広く深い連帯で安倍政治を倒そう」


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午前9時すぎ、動労水戸を先頭に80人が浪江駅前で開通式典を徹底弾劾(4月1日)

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午前6時すぎ、動労水戸は浪江駅前で「JRは被曝と帰還強制に加担するな」と、到着する1番列車を迎え撃った

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吉沢正巳さん(左)は牛とともに駆けつけた

転載元転載元: たたかうユニオンへ!

動労水戸支援共闘 常磐線延伸許さない 結成2周年集会で250人が誓う 

「被曝労働拒否をたたかう動労水戸支援共闘」結成2周年集会が3月25日、東京・すみだリバーサイドホールで開かれ、250人が結集した。
 JR東日本は4月1日から高放射能汚染地帯である常磐線の小高(南相馬市小高区)―浪江(浪江町)間の営業運転を強行しようとしている。10月には富岡(富岡町)まで延伸し、2020年3月までに全線開通を狙っている。
 鉄道労働者に「復興・安全」キャンペーンと被曝・帰還強制の役割を担わせようとする政府・JRに対し、動労水戸は被曝労働拒否を貫きストライキも辞さずに立ち向かっている。政府による3月末での避難指示区域の解除、住宅の無償提供打ち切りに対する避難者の怒りと固く結び、被災地・福島の怒りを根底から解き放つ闘いだ。

労組の闘いで帰還強制阻む
 3・11反原発福島行動の様子が上映され、集会が始まった。呼びかけ人代表の小玉忠憲さんは戦争と民営化を進める安倍政権の腐敗を弾劾し「労働組合が職場から闘いゼネストを組織するときだ」と訴え、4・1浪江現地闘争への結集を呼びかけた。事務局長の斎藤貴広さんは経過報告で、被曝労働拒否が動労総連合建設の路線となったと強調した。動労水戸の闘いが仮設住宅の人びとの怒りとも結びついていることを報告し、支援共闘の会員拡大を訴えた。
 「福島からの訴え」として、動労福島の橋本光一委員長は自らの組合を第2の動労水戸にすると語り、福島診療所建設委員会代表の佐藤幸子さんは福島県民が本音で話せる診療所が一層求められていると訴え、ふくしま共同診療所の布施幸彦院長は被曝と帰還強制反対署名への取り組みの強化を呼びかけた。浪江町で320頭の牛を飼う「希望の牧場・ふくしま」代表の吉沢正巳さんは、「除染しても放射能はなくならない。『さようなら浪江町』が町の姿です」と怒りを込めて語り、「原発事故の責任は安倍にある! 避難民が胸を張って大きく声を上げよう!」と訴えた。
 これを受けて、司会で避難者の女性労働者が原発事故後に米沢へ避難した時の不安と、子どもの命を守りたいという切実な思いを涙ながらに語りだした。この訴えに会場全体が胸を打たれた。
 「動労水戸からの訴え」として、動労水戸組合員、家族会、弁護団が全員登壇した。石井真一委員長が「常磐線全線開通阻止へ本格的な決戦に入る」と表明した。10月には富岡への延伸でいわき運輸区の運転士・車掌の乗務が狙われている。これと最先頭で対決する平支部の小野裕通さんが「原発労働者の中に労働組合をつくり、そこと結びつくことが原発をとめる力になる。うちの事務所はいわきにある。ここを拠点にがんばっていく」と宣言した。大子支部の會澤憲一さんが外注化と闘わない東労組を弾劾し、労働運動を復権させる決意を語った。家族会の辻川あつ子さんは被曝と帰還強制反対署名の手応えを報告した。
動労総連合の青年が先頭に
 「被曝労働拒否を闘う現場から」として、NAZEN関西事務局が舞鶴での2・26高浜原発再稼働阻止集会を報告し、江戸川区職の佐藤賢一さんは避難者の追い出しを許さない3・31都庁包囲行動を呼びかけた。都政を革新する会の北島邦彦事務局長は都議選を闘い小池都政を倒す決意を明らかにした。
 動労千葉の中村仁さんは地方切り捨てと闘い、動労総連合をもっと拡大しようと訴えた。動労西日本、動労神奈川、動労水戸の青年労働者が並んで登壇し、動労総連合の青年部結成へ決意を語った。動労水戸の照沼靖功さんは「国鉄分割・民営化は失敗だったと突きつけ、最後的に決着をつける闘いが動労総連合青年部結成だ」と断言し、「私たちこそ青年の新たな結集軸になる」と宣言した。これに会場中が熱い拍手で応えた。
 最後に、動労水戸の辻川慎一副委員長が、自らのエルダー再雇用をめぐる不当配転という不当労働行為と闘う決意を明らかにし、「この時代に一番大事なのは信頼だ。動労水戸の17年の闘いで、労働組合に対する信頼を決定的に打ち立てる。国鉄分割・民営化と闘いぬいてきた30年間の全地平をかけて闘うことが核心だ」と熱く語った。
 最後に、福島労組交流センター代表の渡辺馨さんが行動方針提起で、①被曝と帰還強制反対署名を労組に持ち込み、労働組合の闘いをつくり出す、②動労総連合を先頭にJRの外注化・非正規職化、常磐線延伸と総力で闘うことを訴えた。

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写真〕①動労水戸組合員、家族会、弁護団が登壇し、石井委員長を先頭に常磐線全線開通阻止の決意を語った      (3月25日 墨田区)
    ②参加者全員が、被曝労働拒否を闘う動労水戸の決意をともにし闘うことを誓って団結ガンバロー

転載元転載元: たたかうユニオンへ!

3・11郡山 反原発行動が大高揚 被曝と帰還の強制に怒り 常磐線の浪江延伸絶対阻止

http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/sokuhou/assets_c/2017/03/20170313b-1-thumb-200xauto-17374.jpg 2011年の東日本大震災と福島第一原発事故から丸6年を迎えた3月11日、福島県郡山市で「3・11反原発福島行動17」が開催された。被曝労働拒否を闘う労働組合を先頭に全国から1100人が結集し、「被曝と帰還の強制反対署名」をはじめ闘いを大きく盛り上げることを誓い合った。
●新たな闘いの出発点を形成
 今年の3・11闘争は、切迫する朝鮮戦争情勢と対決して、昨年までとはまったく違う新たな闘いの出発点となった。
http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/sokuhou/assets_c/2017/03/20170313b-2-thumb-200xauto-17375.jpg 原発事故から6年がたち、小児甲状腺がんは疑いを含め185人と、放射能による健康被害が目に見える形で噴出している。だが、政府と福島県は検査縮小を策動している。
 さらに安倍政権は「復興・安全キャンペーン」のもと、避難指示を解除し、福島県は「自主避難者」への住宅補助を打ち切るなど、福島県民に帰還を強制し、福島県民にだけ年間20㍉シーベルトもの高線量の被曝を強制する攻撃を次々にかけてきているのだ。
 集会ではこの国家犯罪への福島県民の怒りの声が次々と語られた。避難者の実力居住を含めた闘いが始まろうとしている。この闘いと動労水戸を先頭にした被曝労働拒否の闘いが結びつこうとしている。その要をなすものとして2万筆を超えた「被曝と帰還強制反対署名」の実践が報告され、集会は署名が掲げる四つの要求項目実現の日まで署名運動を続ける誓いの場となった。
●動労総連合が次々決意表明
http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/sokuhou/assets_c/2017/03/20170313b-3-thumb-200xauto-17376.jpg 最初にドイツ・ゴアレーベンの仲間や獄中42年の星野文昭さんなど全世界全国から連帯のアピールが寄せられたことが紹介された。
 被曝労働拒否を闘う動労総連合の労働者と自治体労働者が集会をけん引した。
 動労福島委員長の橋本光一さんが実行委員長あいさつを行った。橋本さんはトランプと安倍の核兵器使用発言を弾劾し、自分が働くJRが安倍のお先棒をかついでいることへの怒りと闘いの決意を語った。
 続いて動労水戸の石井真一委員長が家族を含めて大動員で参加していることを報告。JRが4月1日に小高から浪江まで常磐線を延伸しようと試運転を始めていることを弾劾し、被曝労働拒否を掲げて徹底して闘うことを決意表明した。
 動労千葉の中村仁さんは、JRの3・4ダイヤ改定に反対して全本線乗務員がストライキを闘ったことを報告した。動労東京の新支部を結成した労働者も発言した。
 続いて被曝労働拒否を闘う自治体労働者がそろって登壇した。最初に愛媛県職員労働組合の宇都宮理執行委員長から届いた四国電力・伊方原発再稼働阻止への闘いの決意と連帯のアピールが読み上げられた。
 京都府職員労働組合舞鶴支部の長岡達也さんが2月26日の関西電力・高浜原発再稼働絶対反対の大行動を高らかに報告し、「自治体労働者として被曝労働を拒否し動員を拒否すれば、避難計画はそれだけで破綻し、原発再稼働の条件は完全に崩壊する」と闘いの核心を語った。
 署名運動を闘う江戸川区職の佐藤賢一さん、楢葉ツアーへの弾圧を打ち破った埼玉の自治体労働者の幼方(うぶかた)忠雄さんが発言した。
 連帯のあいさつとして沖縄の元基地労働者・水島満久さん、全国農民会議共同代表で福島県本宮市の鈴木光一郎さん、三里塚反対同盟の市東孝雄さんが発言した。
●福島の現状と闘いの展望
 集会の圧巻は地元福島からの闘いの報告と発言だった。最初に福島の若者2人が被曝と帰還強制反対署名運動を闘っている全国の人びとへのインタビューを行った。
 続いて、昨年12月に甲状腺がんの摘出手術を行った大越良二さんが発言した。大越さんは、小児甲状腺がんが185人にもなったが、大人はもっと多く、何倍にもなるという事実を暴露。さらに、「甲状腺がんはおとなしいがんではない。肺に転移した人が何人もいる。それを一言も言わないのは医者として犯罪ではないか」と現実を告発した。そしてふくしま共同診療所の存在の意義を訴えた。
 避難指示が解除される飯舘村の住民からのアピールが読み上げられた。
 浪江町・希望の牧場代表の吉沢正巳さんは、避難指示が一部解除されようとしている浪江町の住民としての怒りを爆発させた。吉沢さんは、「原発を終わりにするために残り人生を尽くそう、闘おうと思っています」と熱く語った。会場からは大きな拍手が巻き起こった。
 福島診療所建設委員会代表の佐藤幸子さんは、検査縮小や住宅支援を打ち切る攻撃がかけられる中で苦闘する福島の母親たちの現実を報告し、職場で一緒に問題を取り上げていく手がかりをつかんだことを語った。
 地震発生時刻の午後2時46分に、福島市の椎名千恵子さんが呼びかけて全員で1分間の黙とうを捧げた。
 最後にふくしま共同診療所の布施幸彦院長が怒りを込めて、福島の現状と闘いの展望を語った。布施さんは「これからが本当に放射線による健康障害、健康被害が出てくる時代に入る」と警鐘を鳴らし、「署名運動をとおして東京オリンピックを返上させて安倍政権を倒そう」と熱烈に訴えた。
 デモは福島県民の圧倒的な注目を集めた。デモに手を振る小学5年生の少年たちは口々に、「2時46分には自分たちも黙とうしたよ」「原発死ねー!」と語った。これこそ福島県民の真実の声だ。
〔写真上〕11年3・11から6年、福島県郡山市で開かれた集会。「原発いらない」のボードを掲げる参加者(開成山公園・野外音楽堂)
〔写真中〕集会で全国の動労総連合が登壇。家族ぐるみで参加した動労水戸から石井委員長が発言し、今春のJR常磐線の浪江延伸を阻止する決意を語った
〔写真下〕福島の怒りを体現し、郡山市の中心部をデモ。沿道から手を振る住民も

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