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文芸部のカレーとタチコマ
タチコマの愉快な仲間たちのひとり、成合君。
今は、卒業しちゃって、社会人。
大学に居た頃、同じ大学の後輩がいて、文芸部でした。
毎年11月、文化祭で彼はカレーをつくっていました。
一年生の時、とてもいい評判でした。
二年生の時、「またきました」と去年評判で大盛況でした。
三年生の時、開始前から行列ができました。
そして去年、最後の学生生活の文化祭で、彼のふるまったカレーは、
午後の半ばで売り切れました。
学校史上、歴代3位の売り上げとなりました。
タチコマも仕事終わってから、手伝わされました。
成合くんが無理やりつれられて。
延々と人参の皮むいてました。
そのカレーの名前は【文芸部のカレー】、350円。
安さだけではなく、味も絶賛の一品でした。
多くの人が、大学4年生の彼の最後の文化祭を惜しみました。
まさに、達人、だったのでしょう。
そんな彼と、成合君と遊びにいきました。
「タチコマっさ〜ぁん、俺、なんかぁ、留年決定っす」
カレーはうまくても、勉強はダメダメなやつでした!!
花火と星空と携帯と鍵とタチコマ
星空を寝転んでみた事がありますか?
見上げた時と違って、目の前そのものに広がる星空。
頭の上も足の先からも視界が広がる見方は、やはり
見上げたときとは感覚的にもちがいます。
タチコマはたまに、広場にねそべって星空を見上げます。
こうやって友人たちとの思い出を懐かしむのです。
タチコマが愉快な仲間たちと知り合って間もない頃、花火大会がありました。
そしてその頃、映画で「打ち上げ花火を下からみる」とかなんとかいう
映画がありました。
タチコマたちは、打ち上げ場所に限りなく近い所に寝そべりました。
色とりどりの花火をいつもと違う視点でみました。
寝転んでみる花火は、見上げる花火とはまた異なった美しいものでした。
やがて、花火は終わりました。
帰ろうとした愉快な仲間たち、でも・・・・。
その後大変だったんです!!
つづくんです!!
河川敷に寝そべって花火を見ていたタチコマと愉快な仲間たち。
花火が終わって帰ろうとしたその時。
「か・・・鍵おとしちゃった」
「俺ケータイ落としちゃった」
加藤と太田がいいました。
感動も吹っ飛び、祭りのあとの河川敷で、男たちが四つんばいで、探し物。
はたからみれば、財布でもおとした、みたいな?
ケータイの照明を使って探します、でも
「電池がきれるーーーー!!」
と効率悪いです。
タチコマはひらめきました。
「ケータイは、かけて鳴らせばいいじゃん!!」
「さすがタチコマ!!」
「・・・・お前の番号・・・何番?」
「登録しとけよ!!友達だろう!?おれたち!?」
いや、知り合って間もなかったんで・・・。
とにかく、番号きいて、さっそくかけます。
リーン、リーン・・・・
鈴虫の音です。
「あ、マナーモードかも」
タチコマ、さっそくそいつにドロップキック!!
振り出しにもどってまた、草むらを探します。
後に、彼はずっとこういってます。
「携帯ってさぁ・・・。マナーモードにしてても怒られるんだよねぇ」
蚊にさされまくり、全員がブチきれ寸前の手前で、鍵も携帯も見つかりました。
8人中、4人の携帯の電池は照明で使いきりました。
それだけさがしまくったのです。
草むらに寝転んで、星空をみていると、いつもそれを思い出します。
今は、就職で別れ別れになってしまったけど、
あの時の星空は今も、変わらずそこにありました。
最強の看護婦と見習い看護婦とブラックジャックとタチコマ
見習い医師の友人、ブラックジャック。
タチコマは、たまにいっしょに通勤します。
タチコマが車出勤の時、病院まで送ってあげるのです。
早めにいって、だれもいない待合室でしゃべったりしてます。
たまに看護婦さんが
「あ、またいらしてるんですかぁw」
と声をかけてくれます。
去年、就職した新人看護婦、なつみちゃん。
がんばってます、かわいいです。
よく、入院患者にからかわれているそうです。
そんなときは、先輩であり、病院「最強」とうたわれる看護婦、
まつこさんが助けてくれるんだそうです。
看護婦のお仕事はハードです。血もたまにみます。
かなりの精神力を必要とします。
そんなみんなのあこがれの先輩、まつこさん。
かっこいいっす!
ブラックジャックもよく怒られてます。
けっこうきつい人です。でもそれは、命を扱う現場であればこそ。
彼女の言動は、話を聞くかぎりでは、正論であり、嘘のないものです。
タチコマも密かにあこがれていたりします。
今日も、彼女は、後輩にも患者にも分け隔てなく、接しています。
いちど、勤務明けのまつこさんをみました。
私服のセンスは破壊的なまでのものでした・・・。
お見せできないのが残念なほどに・・・。
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