未婚の未亡人、泣いたり笑ったり

今は亡き同居人○Tと、未婚の未亡人の珍道中人生

闘病記ー今日も絶好調!

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2007年3月24日(土)

病室でのお別れをする時間を、看護師さん達はゆっくりと取ってくれました。
「気が済んだら呼んで下さいね。」
そう言って、看護師さん達が出て行くと、Mちゃん、D、TMちゃんそして私は、しばらく○Tを囲んで立ちすくんでいました。

「そうだ! 写真を撮ろう!」と言い出したのは私で、皆順番に○Tとの2ショットを撮りました。
まるで生きていた時と同じ様に。

そして、看護師さんに声を掛け、着替えをさせてもらいました。
「下は、ついさっき取り替えたばかりなんで、上だけで良いです。」と私が言うと、
「何か着せてあげたい物はありますか?」と聞かれたので、さっき一度だけ着たあの青いZIPUPのトレーナーを着せて欲しいとお願いしました。
TシャツはYちゃんにプレゼントしてもらった物をお願いしました。

私は雇い主に電話をし、○Tが亡くなった事を告げました。
それを告げた途端に、私はこれが現実なのだと言う事を改めて突きつけられた様で、涙が止まりませんでした。
ただ、彼女の「お彼岸だったでしょ? お彼岸に逝った人は天寿を全うした人だって昔から言うから・・・全部使い切って逝ったんだから、悲しまなくて良いんだよ。」と言う言葉に救われました。

この時、皆がどこに行っていたのか、私は覚えていないのですが、私は一人でした。
多分一人になりたっかのです。
誰もいない所で一人で泣きたかったのです。

そして一通り泣き終わって、ナースステーションの前を通りかかった時でした。
看護師のA君が声を掛けてくれました。

「Nさん・・・」
「A君・・・ありがとう・・・何だかあっけなくて・・・さっきまで話をしていたのに・・・も〜、何だかな〜って感じ」

「いや、ちょっと・・・早かったです・・・僕もまさか今日だとは思っていなかったんです。 だって、Tさんは今朝だって声を掛ければまだ戻って来て、返事もしてくれていたし・・・普通、あんなにしっかりしていて、まさか今晩だなんて思えなかったんです・・・」
「そうだよね〜! ほんとに・・・」

「今日はお仕事には行ったんですか?」
「ううん、結局行き損なって、ずっと居たんです。」

「そうですか・・・良かった・・・実は僕、もし今日本当にNさんが仕事に行くって言ったら、止めようかと思っていました。 一緒に居た方が良いと思ってはいたんです。 そうですか・・・・一緒に居られて良かったです。 でも、今日だとは思ってはいなかったんですよ・・・」

そして私は気になっていた事を話しました。

「あのね・・・最後に座薬を入れようかって話になった時に・・・私は決められなかったんです・・・その方が楽になるんだとは思ったんだけど・・・私には決められなかった・・・○Tは自分でそれは嫌だって言ったし・・・」
「わかります。」

「それで、それを迷っている間にTは逝ってしまった様で・・・まるで私に決めさせなくて良い様に逝ってしまった様な気がして・・・。

でも、本当はTを見ていると『まだ戦う!』と言っている様で、それで『嫌だ』と言った様で・・・・だから、それを苦しそうだから、って言うこっちの判断で、それを勝手に楽にさせて良いものかどうか?って悩んだんです・・・。

どんなに苦しくても『まだやる!』と言う態度の○Tを『楽にさせてやる』事が本当にTの為なのか? 見ているこっちが辛いからって言うだけで、それを止めさせて良い物かどうか・・・・そんな権利があるんだろうか?って思ったんです・・・
私は最後の最期まで○Tが「戦う」と言うのなら、戦わせてやりた気持ちがありました・・・・・」

するとA君は言いました。
「Nさん・・・実は僕もそう思っていました・・・」

私はこのA君の言葉でも救われた思いでした。

あの時、鎮静をして意識のレベルを下げてしまえば、もう少し辛い時間が減ったかもしれません。
けれども、それが本当に○Tの為なのか? ○Tの意志なのか?私には判断がつきませんでした。
私には、あの時の○Tの「嫌だ」と言った言葉は「まだ楽になる気はない」と受け取れたのです。
だから、最期まで戦わせてあげたかった・・・・

その気持ちをA君は理解してくれました。

でも、○Tはそれに満足してくれただろうか? 本当にそれで良かったのだろうか?

その答えは、家に帰って来た時の○Tの顔にありました。
Dがその顔を見て言いました。
「ねえ、Mちゃん、見てよ、親父の顔・・・・笑ってるよ!」

本当にこちらが思わず笑ってしまう位、その顔は笑っていました。
笑い過ぎな位でした。

もうこうなったら、残った方はこう思うしかありません。
「これで良かったんだね!」

そして、悲しまなくて良いんだね?

○T、葬儀はDがきっちりやるよ。 見ててね!

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tatsuさんの迷う気持ちよくわかります。
でもわたしも同じ方を選ぶでしょう。

お彼岸に亡くなるのは・・・聞いたことある話ですよね!
穏やかな笑顔で逝けるのは幸せだと思います。

2008/3/25(火) 午前 7:37 [ k15suzu ]

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本当は私が決める事が怖かっただけなのかもしれないのですが・・・
お彼岸に・・と言うのは私の母もそう言いました。 でも、それだったらそれ以外の人はどうなの〜??って思っちゃいませんか?? 父は違いましたし・・・。 でも、きっとそれなりの言葉が用意されている様な気もします。

2008/3/25(火) 午後 9:40 [ tat*ug3 ]


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