未婚の未亡人、泣いたり笑ったり

今は亡き同居人○Tと、未婚の未亡人の珍道中人生

as a ベランダー

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都会人の植物観察日記です。
いとうせいこうの造語、ガーデニングならぬ、ベランダで植物を楽しむ、ベランディングをする人=ベランダーとしての日記です。

2000年頃に友人に作ってもらっていたH.P.もご覧下さいませ。
「その後のボタニカル」
http://shibuya.cool.ne.jp/botanical/index.html
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時計草が咲いた。
驚いた。
私が想像していた時計草は、紫に近い落ち着いた色合いの物だったのに、真っ白な花弁の中に、鮮やかな青の文字盤が並んだ。

イメージ 2花を見ずに一枝失敬して来た私には、かなり想定外だった。
慌てて調べると、時計草にも色々ある様だった。

イメージ 3蕾が膨らんで来てから、かなり時間がかかったのも想定外だったし、膨らみ始めた蕾だと思っていたのがただの花托だった事にも驚いた。

花托が開き始めて、中からうにうにと押し出されて来た物が花びらだった。

イメージ 4そして、蕾は毎日少しずつ長くなり、ある朝、ほんの少し開きかけた蕾を見た30分後、いきなり咲いていた。

イメージ 5毎朝、今か今かと開く時を待っていたのに、たったの30分の間に開いてしまうなんて、あんまりじゃないか。

あそこまでゆっくりとしか動かなかった蕾のくせしてシャクに触る。

これは、そう、クチナシも同じだった。
ほぼ一月かけて蕾はゆっくり動いたのに、開くとなったらたったの数時間であっと言う間に花を広げたのはクチナシだった。

イメージ 6ついでにもう一つ驚いたのは、この時計草と来たら、次の日の夕方にまるでカラクリ時計が時を告げると人形達がするりと回転して扉の中に入ってしまうかの様に、きっちりと花を閉じてしまった事だった。

あんなに大層な花を、又閉じる事が出来る花は初めて見た。

時計草は又の名をパッションフラワー。
ひょっとしてパッションフルーツがなるのか?と思わせぶりな態度だった。

イメージ 7流石にそこ迄の力はなかった様で、閉じた花はその後ポロリと花托だけ残して地面に落ちた。

何もかにもか驚きに満ちた、ちくたく、ちくたく時計草。

イメージ 8ベテラン揃いの我が家の見慣れた植物達ばかりを見ていると、時には新しい植物が、とても新鮮である。
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以前にも書いた覚えがあるけれど、この白い露草は我が裏庭の先住民である。

引っ越す前に盛大に裏庭の雑草を刈った時、ちょろりと残っていた株を少しだけ残しておいた。
次の年、これが咲いた時には珍しくて周りの花友達に大いに自慢をした。

何しろ全く勝手に生えて来るのだ。
裏庭の隅や建物際に、わんさかと生えて来る。

しかも真っ白のシベがふわふわとして可愛らしい。
こんな花とこれから先一緒に暮らせるなんて、なんとも幸せな事だと思った。

ところが、去年は全く出て来なかった。

一体どうしたのだろう?と思っていたが、もしかして去年はあの工事のお陰で日が当たり過ぎたのかもしれない、と思った。
なんと言ってもこの露草は、日陰にひっそり咲く。
我が家の場合はひっそりを通り越して、団体でわんさかと咲いているけれど、基本は「日陰でひっそり」の植物である。

でも、よーく考えると、工事は6月頃から始まったはず。
その前から一向にそれらしき葉を見た覚えもないのだ。
だから、私は今年ももう生えて来ないのかと諦めていた。
それが、4月の後半辺りからチョロチョロと見覚えのある葉っぱが塀や建物際に生え出した。

そしてみるみるうちに、盛大に株を広げた。

今では、裏庭の一番奥の一角は、この露草で埋め尽くされている。
花は一日花なのに、次から次へと途切れずに咲くものだから、我が家で一番日当りが悪そうなその一角は深い緑に被われ、その中に白い花が浮いている。

お帰り、我が裏庭の先住民。

そんな訳で、今月号は新人のニゲラを押しのけて、帰って来た先住民に敬意を表してみました。

いつもの事ですが、よろしければ、プリントしてお使い下さい。

外面の良いクレマチス

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人間にも外面の違いと言うものがあったりする。

次女や次男、末っ子達は大抵が外面が良い。

家でどうでも、とにかく外にだけは良い顔をする。

イメージ 2実は私もその口で、お調子者の外面も良い。
二人の姪のうち下もまるで同じ。
しっかり者の上の姪に言わせるとそれは「次女キャラ」と言うらしい。
そして、それは大人になっても変わらないらしい。

ところで、我が家のクレマチス、つるつる伸びたその先が、ひょいと塀を越えて向こう側へ行ってしまった。

ありゃ・・・これはどうしたものか・・・

と考えているうちに、伸びた先に花芽を付けた。

う・・・

慌ててこちらを向かそうとしたけれど、何度やっても塀の向こうへ行ってしまう。
どうしても向こう側で咲きたいらしい。

イメージ 3なんとも、まあ、外面の良い事・・・

これもそれも、私が育てたからなのか??

イメージ 4

人の時間、花の時間

イメージ 1ニゲラは春にふわふわ小僧として生まれて来て

イメージ 2初夏に風変わりな花を咲かせた

イメージ 3棘に囲まれ育った蕾は、
イメージ 4生まれて二月も経たないうちに花を開いた

イメージ 5小さな蕾は白いまま花を開き

イメージ 6開きながら色をつけた
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イメージ 8開ききった刹那、風も待たずに実を結び、花びらをはらはらと散らした

イメージ 9花びらなんぞ実は無用だったのかと思うほど

イメージ 10花の時間、人の時間

イメージ 11同じ時空に生きながら、
違う時間が流れている

小さな大型新人

先月、「お誕生日には一月早いんだけど・・・」と師匠から小さな木の苗を貰った。

まだ50センチもないその木は、落葉樹だったらしく、やっと新しい葉っぱを出したところの様だった。
「欲しいって言ってたでしょ?」

そう言われても、普段からあれこれと言いまくっている私には、それが何だかわからなかった。
「センダンだよ」
と言われてしゃがみ込んでまじまじとその小さな苗をみつめた。

イメージ 1センダンをしゃがみ込んで見るなんて、そんな事は想像もしていなかった。
My公演にあるセンダンの木は大き過ぎて、花が咲いても木の上にひっかかる淡い紫の雲の様にしか見えない大木なのだ。

「センダンって、あのセンダン??? 大木になる??」
あの大木とそれが同じ物だと聞いた私の声は、ひっくり返った。

勿論センダンだって、最初から大木なはずはないだろう。
初めは小さな芽を出し、それが少しずつ大きくなり、木と言うよりも大きめの草の様な過程を経て、やがて幹が育ち、木として育ち始めるのだから、何もそれほど驚く事でもなかっただろうけれど、やっぱり驚いた。

「まあ、まあ、頑張って育ててみなさ〜い」師匠はニヤニヤと笑いながらその小さな大型新人を私に引き渡した。

イメージ 2こんな小ささでは一体いつになったら花が咲くのやら・・・と思っていたら、その後半月ほどで花芽が上がり、今、少しずつ咲き始めた。

小さな蕾が紫である事、房状の蕾は一斉に咲き始めるのではなくて、ポツンポツンと咲き始める事。
どれもが、あの大木を下から見ていただけではわからなかった事である。
大木を見上げた時に紫に煙る様に見えているのは、この蕾の時の色だったのか、開き始めた花びらの中に見える心棒の様なシベなのだろうか。

イメージ 3


近くで見れば、こんなにはっきりとした花が、離れて見るとまるで違う物の様に見える不思議。


ちなみにこのセンダンは、あのセンダン(「双葉より香し」と言われる)とは違う物です。
初めてセンダンに出会った時の話はコチラ→http://blogs.yahoo.co.jp/tatsug3/32425591.html

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