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時計草が咲いた。 驚いた。 私が想像していた時計草は、紫に近い落ち着いた色合いの物だったのに、真っ白な花弁の中に、鮮やかな青の文字盤が並んだ。 慌てて調べると、時計草にも色々ある様だった。 花托が開き始めて、中からうにうにと押し出されて来た物が花びらだった。 あそこまでゆっくりとしか動かなかった蕾のくせしてシャクに触る。 これは、そう、クチナシも同じだった。 ほぼ一月かけて蕾はゆっくり動いたのに、開くとなったらたったの数時間であっと言う間に花を広げたのはクチナシだった。 あんなに大層な花を、又閉じる事が出来る花は初めて見た。 時計草は又の名をパッションフラワー。 ひょっとしてパッションフルーツがなるのか?と思わせぶりな態度だった。 何もかにもか驚きに満ちた、ちくたく、ちくたく時計草。 |
as a ベランダー
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都会人の植物観察日記です。
いとうせいこうの造語、ガーデニングならぬ、ベランダで植物を楽しむ、ベランディングをする人=ベランダーとしての日記です。
いとうせいこうの造語、ガーデニングならぬ、ベランダで植物を楽しむ、ベランディングをする人=ベランダーとしての日記です。
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人間にも外面の違いと言うものがあったりする。 次女や次男、末っ子達は大抵が外面が良い。 家でどうでも、とにかく外にだけは良い顔をする。 二人の姪のうち下もまるで同じ。 しっかり者の上の姪に言わせるとそれは「次女キャラ」と言うらしい。 そして、それは大人になっても変わらないらしい。 ところで、我が家のクレマチス、つるつる伸びたその先が、ひょいと塀を越えて向こう側へ行ってしまった。 ありゃ・・・これはどうしたものか・・・ と考えているうちに、伸びた先に花芽を付けた。 う・・・ 慌ててこちらを向かそうとしたけれど、何度やっても塀の向こうへ行ってしまう。 どうしても向こう側で咲きたいらしい。 これもそれも、私が育てたからなのか?? |
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違う時間が流れている |
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先月、「お誕生日には一月早いんだけど・・・」と師匠から小さな木の苗を貰った。 まだ50センチもないその木は、落葉樹だったらしく、やっと新しい葉っぱを出したところの様だった。 「欲しいって言ってたでしょ?」 そう言われても、普段からあれこれと言いまくっている私には、それが何だかわからなかった。 「センダンだよ」 と言われてしゃがみ込んでまじまじとその小さな苗をみつめた。 My公演にあるセンダンの木は大き過ぎて、花が咲いても木の上にひっかかる淡い紫の雲の様にしか見えない大木なのだ。 「センダンって、あのセンダン??? 大木になる??」 あの大木とそれが同じ物だと聞いた私の声は、ひっくり返った。 勿論センダンだって、最初から大木なはずはないだろう。 初めは小さな芽を出し、それが少しずつ大きくなり、木と言うよりも大きめの草の様な過程を経て、やがて幹が育ち、木として育ち始めるのだから、何もそれほど驚く事でもなかっただろうけれど、やっぱり驚いた。 「まあ、まあ、頑張って育ててみなさ〜い」師匠はニヤニヤと笑いながらその小さな大型新人を私に引き渡した。 小さな蕾が紫である事、房状の蕾は一斉に咲き始めるのではなくて、ポツンポツンと咲き始める事。 どれもが、あの大木を下から見ていただけではわからなかった事である。 大木を見上げた時に紫に煙る様に見えているのは、この蕾の時の色だったのか、開き始めた花びらの中に見える心棒の様なシベなのだろうか。 近くで見れば、こんなにはっきりとした花が、離れて見るとまるで違う物の様に見える不思議。 ちなみにこのセンダンは、あのセンダン(「双葉より香し」と言われる)とは違う物です。
初めてセンダンに出会った時の話はコチラ→http://blogs.yahoo.co.jp/tatsug3/32425591.html |


