未婚の未亡人、泣いたり笑ったり

今は亡き同居人○Tと、未婚の未亡人の珍道中人生

as a ベランダー

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都会人の植物観察日記です。
いとうせいこうの造語、ガーデニングならぬ、ベランダで植物を楽しむ、ベランディングをする人=ベランダーとしての日記です。

2000年頃に友人に作ってもらっていたH.P.もご覧下さいませ。
「その後のボタニカル」
http://shibuya.cool.ne.jp/botanical/index.html
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今月号は、やっとやっと咲いた雪柳です。

やっとやっとと言う思いは、春が遅かったのもあるけれど、去年はほんの数粒しか咲かなかったこの雪柳が、今年は数えられないほど咲いたからです。

でも、どこか変なのは、やっぱりその数えられないほど咲いたのは、数えられるほど少しの枝だけでした。

先週の日曜に我が家を訪れた友人には、「ずいぶん緑が多いね〜」と呆れられた程です。

正しい雪柳の姿と言えば、どの枝も真っ白に雪が積もった柳の様になるものなのに、何故に我が家の雪柳は、こうもモリモリと青々とした葉っぱだけの枝が多いのだろう・・・まったくもってどこか変な雪柳ですが、去年に比べたら天晴れな咲きっぷりに、内心ではブラボーと拍手を送っているところです。

カレンダー 3月号

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その日は朝起きて窓を開けたら外が白かった。

今年は珍しく雪の多い東京である。

多いと言っても都内で積もるのはせいぜい数センチ。
それでも、東京ではほぼ大雪扱いで、恥ずかしい程の大騒ぎになる。

通勤時間帯には、やれ電車が遅れてるだの、道路が渋滞だのと朝から喧しい。
普段は数分おきに神経質なほどきちんと駅に滑り込んで来る電車だから、これが5分も遅れた日には、乗り切れない乗客でホームは溢れかえる。

数分遅れたところで命に別状がある訳じゃなし。
遅刻をしたからと言って、明日から生活出来ない訳でもないと言うのに。

と言うのは、この日大いなる寝坊をした私の言い訳です。

寝坊をしたくせに、窓を開けて目に飛び込んで来たこの風景。
遅刻を取るか、写真を撮るか。
どちらを取ったかは、ご想像に任せます。

真っ白な雪の中からピョコンと顔を出したクリスマスローズの蕾が、今月号のカレンダーです。
古い葉っぱは雪の重みでペタンとなっているのに、蕾だけがシャンと上を向いています。

咲く時には下を向くくせに、蕾は上を向いているのです。
すっかり遅くなってしまったので、今ではかなり大きくなって、”ちゃんと”下を向いています。

いつもより遅い春も、もうすぐやって来るのです。

去年はたったの一粒だけしか咲かなかった雪柳が気になっていた。
ほんの一ひらだけ咲いた雪柳だった。

あんなに沢山の芽を吹いたのに、ほぼ全部が葉っぱで、たったの一ひら・・・

今年はどうかと近づいた。
勿論細い枝には無数の芽が吹いている。

長く付き合った植物だと、大抵はどれが花芽だかわかるものだが、まだ雪柳との付き合いの短い私には、どうにも区別がつかない。

すぐそばにあるボケなどは、これはどう見ても、見紛う事なく、ふっくらと膨らんだものが花芽である。
イメージ 1達人の粋に達すると、もっと早い段階でも区別がつくらしく、盆栽に仕立てる時には、花芽以外の枝を切り落とすのがお約束らしい。

さて、今年の雪柳は如何に?と思いつつカメラを持って近づいたり離れたり、ただでさえ、葉と花芽の区別もつかない新しい芽を、老眼も甚だしい目でモニターとにらめっこ。

肉眼で見ている分には、まだまだそれらしき物も見えなければ、全身緑色の新芽達は、どう見ても葉っぱにしか見えない。
イメージ 2一度このブログに書いた様に、花は葉の化身であるから、これがいつ花に化けるのか、いや、本当にただの葉なのかもしれない、等と私は去年の一粒の花を思い浮かべた。

小さな全身緑の芽をモニターごしに見ていたその時だった。

私の目に信じられない光景が、思い切りズームにしてあったモニターに映った。
どう見ても、全身緑のはずだったものが、白く浮き上がった。
イメージ 3待ちに待った一枝満開の雪柳だと思った。
驚いてシャッターを切り、肉眼でそれを探した。

でも、そこにはただの緑の新芽達が並んだ枝がわさわさとあるだけだった。

イメージ 4もう一度モニターに目をやると、やはりそこには、一枝、満開の雪柳が映っている。

それでも、やっぱり肉眼では探せない。
一体どこに、その一枝があるのだ?

幻を見てるのか?
早く見たいと思っている雪柳の小さな花への思いが強過ぎて、ついに、幻覚まで見える様になってしまったのか??
そんな風に待ち焦がれている雪柳の精霊でも降りて来たのか?

私は慌てた。 大いに慌てた。
そんな事が現実にある筈はないと思っても、かなり慌てた。


イメージ 5気がつくと、それは日に日に高くなって来ている冬の終わりの光と私の老眼が作った幻だった。
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すっかり遅くなってしまったけれど、2月のカレンダーです。

先月の末にぷりぷりっと出て来たスノードロップは、今年の寒さもなんのそのと、今月に入り、元気に花を咲かせている。

しかも、去年よりもどうやら数が増えている風。

去年は、その前の年とほとんど変わらなかった事に驚き、今年は気のせいか去年よりも数だけでなく、心持ち大きくもなっている感じもする。

ところで、このスノードロップは、似た様な名前のスノーフレークと良く似ているのだけれど、違うのは、大きさと咲く時期だけだと思っていたら、どうやら決定的に違っている事に気づいた。

それは花芽の上がり方。

スノーフレークは、水仙に良く似た、先に丸みを帯びた葉が先に出て、花芽もまさに水仙風に、莢に入った豆の様ないでたちなのに比べると、このスノードロップと来たら、尖った葉をすいっと出すやいなや、間を置かずにこれまた尖った花芽を上げて来る。

調べてみたら、スノードロップは、彼岸花の親戚筋と判明。
方や、スノーフレークは水仙の親戚筋らしい。

なるほど、なるほど。

知ってみれば、なるほど等と思ったけれど、意外な親戚関係に「正体を見たぞ」な気分になっているベランダーである。

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秋に咲く紫紺野牡丹。
初めてこの名前の聞いた時、「紫紺の牡丹」だと思い、大きな紫色の花びらを堂々と広げる様から何の根拠もなく、夏の花だと思った。

どちらも私の思いはあっさりと裏切られ、「紫紺色の牡丹」でもなく、夏が終わってから咲き始めるものであった。

蕾は紫紺色の墨を染込ませ、それをぎゅっと絞った筆先の様でもあり、それが日を浴びててらてらと光る様は、烏の濡れ羽色とでも言った趣である。
いや、その尖った姿はクチバシにも見える。
烏は黒でしょ?と言うなかれ、もし烏が紫だったら、きっとこんな風だろうと思わせる程の色なのだ。

夏が終わると、その堅く絞った筆先がするりとほどけて秋が来る。

この花と一緒に暮らす様になってから3年。
「夏の花みたいなくせして秋に咲く」変な奴にも大部慣れた。

ところが今年は、秋に咲き始めたこの花が冬になってもまだ咲いている。

どうやら秋がなかなか寒くならなかったのが原因なのだろう。
我が家の物だけでなく、あちこちでもまだ咲いているのを見かけるし、今日久し振りに遊びに行った師匠宅でも玄関先で咲いていた。

ところで、暑い頃に咲く花達が、涼しくなって来ると咲き方がスローモーションになる事をご存知だろうか?
ハイビスカスやその親戚筋の葵達、そう言う意味では布袋葵もその仲間に入るだろう。
南の島では年がら年中咲いているハイビスカスと対を成すランタナも立派な仲間入り。
去年の夏、我が家で初めて咲いた時計草も、朝の数十分でほころび始めた蕾がぱっと咲いて、夕方にはぱたりと閉じたくせに、ほんの少し涼しい風が吹き始めただけで、半日以上その時間を伸ばした。

さて、件の紫紺野牡丹だが、秋に咲き始めて、今や完全にその咲き方がスローモーションになってしまっている。
そのくせまだ蕾がいくつか残っているのだ。

咲き始めの秋には、尖った筆先が翌朝にはぱぁーっと全開だったから、いつあの筆先が花になるのかわからなかった。
あんなにツルリとした物がどうやって花になるのか不思議だった。
「ここからほどけます」とお菓子の箱などのシール(あれは何と言うのでしょう? ほら、タバコの箱にもついている、赤いテープが一カ所だけちょこっと出ているアレです)の様に、目印がついたり裂け目が分かったりはしているのだが、ちょっと待て、花びらの大きさよりもはるかに小さいあの筆が開いた所で、あの大きさになる事が不思議で仕方なかった。

それが、ある朝、広がり切らずに、まだ折れ目の入っている花びらを発見した時には、手品の種を暴いた様な優越感に私は浸った。
なるほど、これは手のこんだ蕾であった事よ。
花びらは丁寧に折り畳まれて用意されていたのだった。
これはアザレアで見た事があったけれど、紫紺野牡丹までそうだったとは恐れ入った。

そしてそれと同時に、常夏の国からやって来たハイビスカスやランタナ達と同じ動きをする紫紺野牡丹が一体どこからやって来たのか気になり始めた。

咲き始めが秋だとすると、「常秋」の国?そんな場所がどこにあるのだ?


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