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一昨日の夜、仕事が終わった後に見た携帯に、思いがけない Nさんの訃報が届いていた。 ○T仲間の一人で、今年64歳、最後に会ったのは去年の我が家でのお盆の時だった。 今年は具合が悪いからと来てもらえなかったけれど、具合が悪いのはいつもの事・・・と言うほど、何度も病気にかかり、入院してはその度にケロリと退院して来る様な人だったから、さほど心配もしてはいなかった。 もう随分前に入院した時にも、慌てて見舞いに行った○Tと私に「大丈夫、大丈夫」と笑って応えてくれる人だった。 確か2年前、我が家のお盆に来てくれた時、送り火を焚き終わって帰りがけ、私に「ねえ、抱きしめても良い?」と言ってぎゅっと温かいハグをしてくれた。 訃報を読んで、他の仲間に順番にメールをしながら私は泣いた。 あのハグを思い出しながら・・・でも、それ以上に、もし、○Tが居たら、どれほどNさんが亡くなった事を嘆くだろうと想像すると、ポロポロと涙がこぼれた。 私が悲しむ以上に、○Tは悲しんだだろう。 訃報は勿論私にではなく、○Tに来ただろうし、○Tはそれを私に伝えながら泣いただろう。 泣いていたのは、私ではなくて、○Tなのだ。 ○Tより年上なのに、○Tに「A」と下の名前で呼び捨てにされても、ニコニコと笑って受け流していたNさん。 ○Tの、時に傍若無人な言動を見逃してくれていたのは、それは例外ではなかったらしい。 今日のお通夜の帰りに他の仕事仲間と会食をしていたら、訃報を知らせてくれた○Tより一回り下のMZさんが「Nさんって、僕が新入社員の頃から、どんなお願い事をしても、かならず『うん、良いよ』って言ってくれる人だった・・・それがNさんの仕事と関係のない事でも・・・」と話してくれた。 NさんとMZさんは仕事上では、取引先のお客様の関係だったはずなのに、その二人が、仕事を離れても、いつもとても仲が良かったのは、そう言う訳だったのだ、と初めて私は腑に落ちた。 そしてその延長上に、○Tに呼び捨てで呼ばれてもニコニコと笑っていてくれたNさんがいたのだろう。 Nさんは、あっちに行っても、又○Tに呼び捨てにされているのだろうか? あれ? そうか、○Tはもうここには居ないのだった。 それなら、泣いていたのは、やっぱり私なのか???
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