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現在東京に住む私は世の皆さんの大半と同様化石燃料を使用した車を使っていますが、現在被災地でもない東京都内にいるにも拘らず、給油にはそれこそ2時間、3時間待ち行列は当たり前の現実に直面しています。
当然のことながら、近年販売開始された電気自動車(EV)はこうした行列に並ぶことなく、家に充電施設さえあれば例え充電に8時間かかろうとも充電して走行が可能になるのです。
現在のところ基本的には発電量をきめ細かく制御できない原発による夜間電力を利用させるために、夜間の給電を推奨している訳でその意味では、想定を超える原発事故が発生した現在、EVといえども夜間の給電についてはおそらく当事者は多少の罪の意識を持たざるを得ないのかもしれません。しかし、化石燃料を基本とする車両については今回のような災厄に際しては給油がちょっと追い付かないだけで、車は既に単なる鉄の塊にしかなりえないのです。
その点を考えれば例えば将来自動車用の給電については各戸に設置されたソーラー電池や風力或いは都市ガス改質の燃料電池によるものによる事ができるようになれば、今回のような災害時にも移動の手段が制限される事は大きく減るのではないかと思います。
今回の原子炉事故により世界の原発に対する態度は相当な変化を見せるであろうし、少なくも今後10年程度は日本国内での原発新規立地は不可能になるのだろうと思います。これに対応するためにはどうしてもコンパインドサイクルを中心とした天然ガス発電やリサイクラブルエネルギーの開発発展、そしてLEDや有機ELを中心とした徹底した省エネ社会の実現への加速が強いられることになるでしょう。
そうした一連の動きの中でEVと家庭の相互電力供給システムやスマートグリッドの普及、ひいてはスマートシティーの開発の試みが加速するであるう事は間違いないところでしょう。その意味でEVの普及はこれまで想定していた以上に進展していくのではないかと思います。社会インフラに過剰に頼ることなく移動の自由がある程度保証されると言う点で今回私はEVを今一度見直した次第です。
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大規模な原発による管理社会ではなく、
人間的で小規模な、自然エネルギーによるネット社会を望みます。
2011/3/26(土) 午後 0:16