中小企業診断士・FPの軌跡

人の個性・価値観を理解し、人を活かすことを追求し、人々の夢と未来を創造し、日本を良くする。

FP経営理論

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『FP経営理論』第12回は、
製造業における生産管理の切り口であるQCDの概念を紹介いたします。
まず、そもそも、生産管理とは何でしょうか?

簡単にいえば、
「生産」とは、ものをつくることです。
「管理」とは、第10回で紹介したPDCAサイクルなどを活用して、
計画・実行・確認・改善を繰り返すことと考えれば良いでしょう。
 
第10回 PDCAサイクルは、こちら
 
QCDは、企業における生産管理において、重要な管理項目となる切り口であり、以下のとおりです。
 
QCDとは、
Q(Quality:品質)・C(Cost:コスト)・D(Delivery:納期)のことです。
 
まず、Q(Quality:品質)は、QCDの中で最も大切ということで、QCDの最初の文字になっているようです。
しかし、今の世の中、一定以上の品質の製品があふれかえっており、
品質は良くて当たり前という解釈もできるでしょう。
特に、顧客に満足していただける品質をつくることが大切です。
 
次に、C(Cost:コスト)ですが、顧客にとって、コストは安い方が良いのですが、
企業にとっては、一定品質を保ちながら、どこまでコスト節減ができるかがポイントとなります。
 
最後に、D(Delivery:納期)ですが、昨今、顧客にとって、納期は非常に重要であり、
企業の差別化ポイントともなっています。多少コストがかかっても、短い納期を好む顧客もいるほどです。
逆にいうと、納期遅延などは論外で、クレームの原因ともなります。
 
以上のように、通常、QCDの切り口を製造業は常に意識しています。
 
さて、もうお分かりかもしれませんが、このQCDは、製造業に留まらず、
他業種や個人においても、十分に活用できます。
 
Q(Quality:品質)・C(Cost:コスト)・D(Delivery:納期)は、
サービス業においても個人においても、他者に対して、
何かに付加価値(プラスαの価値)をつけて提供する際に、考慮すべき切り口です。
 
例えば、主婦の方が家族に料理を提供するサービスで考えてみましょう。
最も理想形は、おいしくて・安くて・早くできる料理が理想です。
つまり、品質が良く、コストが安くて、短納期で提供できる料理ですね。
 
とはいえ、食材に使うコストも生活費の中で限られていますし、
子育てや買い物なども楽しみたい主婦は、作る時間も限られています。
 
その中で、まずい料理を作ってしまっては、食べられませんし、
家族が満足のいく料理を提供できなければ、ならないわけで、
色々と主婦の方は工夫するわけです。
 
料理を作っている暇がなく、時間もない時は、
30分の出前ピザで済ませれば、作るよりもコストはかかりますが、
一定以上の品質と納期が満たされるわけです。
 
QCDは、もちろん料理のみならず、
色々なサービスを提供する際にも適用できます。
一度、ご自身がサービスを提供する際には、
QCDの切り口で考えてみると、何か、良いアイデアが思いつくかもしれません。
 
以上、『FP経営理論』の基礎である『QCD』を、
皆様のビジネスや人生の中で、上手くご活用いただければと思います。

第11回 AIDMAモデル

『FP経営理論』第11回は、AIDMAモデルを紹介いたします。
AIDMAは、一般に「あいどま」と呼ばれています。
AIDMAモデルは、企業において、
消費者の購買決定プロセスを説明するモデルの一つとして、
有名なモデルで、広告を作成する時などに考慮されたりします。
 
AIDMAモデルとは、
消費者が、商品(またはサービス)を知って購入するまでのプロセス(過程)を、
Attention(注意)・Interest(興味)・Desire(欲求)・Memory(記憶)・Action(行動)
という5段階に捉えたモデルです。
 
つまり、消費者において、ある商品の購買決定プロセスは、
心理的に下記の段階を経てなされるというモデルです。
①「Attention」:ある商品(またはサービス)に注目する
②「Interest」:ある商品(またはサービス)に興味を持つ
③「Desire」:ある商品(またはサービス)を欲しいと思う
④「Memory」:ある商品(またはサービス)を記憶に留める
⑤「Action」:ある商品(またはサービス)を購入する
 
企業の立場では、顧客(消費者)がAIDMAのどの状態にいるかを
見極めることで、効果的な広告戦略などを打つことができるのです。
 
それでは、FP経営理論ですので、
AIDMAを個人(消費者)の立場として、捉えてみましょう。
 
個人(消費者)の立場としては、自らの消費者心理を知ることで、
企業の広告戦略に振り回されることなく、
本当に必要な商品(またはサービス)を購入すべきかどうかが、
冷静に分析できるようになります。
 
企業は、あらゆる手を使って消費者の心理を分析し、
売上拡大を目指しており、それが当たり前の世界になってきています。
 
<相手(企業)と己(自分の心理)を知る>
これに対し、個人(消費者)としても、
自分自身の消費者心理として、AIDMAモデルを意識しておくことで、
悪質な商品(またはサービス)を、広告に煽られて買ってしまったりせず、
本当に良い商品(またはサービス)を、
適正な価格で取引することに繋がるのではないかと思います。
 
<自己PR(宣伝)戦略>
また、別の活用方法として、個人としてのPR(宣伝)戦略に活用しても良いでしょう。
つまり、自分自身を商品(またはサービス)に捉え、誰かにPR(宣伝)したい時、
AIDMAを活用して、その誰かの心理を読み解くことは効果的です。
一度、AIDMAの視点で考えてみては、いかがでしょうか?
きっと、上手くいく確率も上がることでしょう。
 
以上、『FP経営理論』の基礎である『AIDMAモデル』を、
皆様のビジネスや人生の中で、上手くご活用いただければと思います。

第10回 PDCAサイクル

『FP経営理論』第10回は、
ウォルター・シューハート、エドワーズ・デミングらが提唱した、
PDCAサイクルを紹介いたします。
 
PDCAサイクルの考え方は、企業において、
製造プロセス品質の向上や業務改善などに広く用いられ、
ISO 9000やISO14000などのマネジメントシステムにも取り入れられています。
 
PDCAサイクルとは、
Plan(計画)・Do(実行)・Check(確認)・Action(改善)を継続的に繰り返すことです。
各々の定義(意味)は、次のとおりです。

「Plan」:目標を設定し、目標達成のためのプロセスを設計すること。
 すなわち、目標を立て、達成するためのやり方を考えること。

「Do」 :Plan(計画)を実施し、その効果を測定すること。
 すなわち、目標をやって、そのやったことを記録に残すこと。

「Check」:Do(実行)の結果を評価し、分析を行うこと。
 すなわち、やった結果の達成要因または未達成要因を考えること

「Action」:プロセスの継続的改善・向上に必要な処置を行うこと。
 すなわち、やり方を改めて見直し、もっと良い方法に変えること。
 
PDCAサイクルは、管理の基本であり、
企業の管理はもちろんのこと、個人の管理にも活用することが可能です。
 
PDCAサイクルは、Plan・Do・Check・Actionを繰り返すことで、
1回転ごとにスパイラルアップ(螺旋的に向上)し、
継続的に、企業の経営や人生の運営を良くする重要なツールです。
 
皆さんの仕事や生活において、PDCAサイクルを取り入れられていますか?
これを取り入れることで良くなるケースが多々実証されています。
たくさんの自己啓発の本が世間に出ていますが、
PDCAサイクルを応用しているものが多いことにも気付きます。
 
まず、最初にすべきことは「Plan」です。
夢そして目標を設定し、それを達成するためのやり方を考えてみましょう。
そして、「Do」・「Check」・「Action」と意識的に行い、繰り返すことが重要です。
 
以上、『FP経営理論』の基礎である『PDCAサイクル』を、
皆様のビジネスや人生の中で、上手くご活用いただければと思います。

第9回 5S

『FP経営理論』第9回は、
製造業やサービス業でよく用いられる、5Sを紹介いたします。
 
5Sとは、「整理(Seiri)・整頓(Seiton)・清掃(Seisou)・清潔(Seiketsu)・躾(Sitsuke)」のことです。
各々のローマ字表記した日本語の頭文字のSをとって、「5S」と呼んでいます。
各々の定義は次のとおりです。

「整理」:必要なものと不要なものを分け、不要なものを捨てること

「整頓」:置き場所、置き方を決め、必要なものをすぐに取り出せる状態にしておくこと

「清掃」:常に掃除をして、汚れを除去すると同時に細部まで点検すること

「清潔」:上の3S(整理・整頓・清掃)を管理して、良好な状態を維持すること

「躾」 :決められたことを、決められたとおりに実行できるように習慣づけること
 
5Sは、その活動を徹底することで、あらゆる無駄をなくし、
安全確保、従業員のモラール向上、製品やサービスの信頼向上などにより、
企業に利益をもたらすほどの重要な活動です。
 
これは、個人にも同様のことがいえます。
5Sを行うことは、1個人が仕事や生活をするうえでも、重要なのです。
 
皆さんの仕事や生活において、5Sを徹底されては、いかがでしょうか?
何か、新たな進展が得られるかもしれません。
 
まず、最初に徹底すべき重要な項目は、「整理」です。
整理が徹底されなければ、5Sの徹底は、難しいといえましょう。

「整理」ができれば、次は「整頓」を徹底します。
ここまででも、かなりの進展が見込まれます。
 
その後は、「清掃」で最高の状態を作り出し、
清潔」で管理して、「」で習慣づけてしまいましょう。

繰り返し、繰り返し、当たり前のことを徹底することがポイントです。
 
以上、『FP経営理論』の基礎である『5S』を、
皆様の人生の中で上手くご活用いただければと思います。
『FP経営理論』第8回は、
アメリカ合衆国の心理学者アブラハム・マズローが理論化した、
マズローの欲求5段階説を紹介いたします。
 
マズローは、人が成長する過程で満たそうとする欲求を
低次から次のとおり5つの段階に分けました。

①生理的欲求
 人間の生存にかかわる本能的で基本的な欲求
 例:食べたい、水を飲みたい、眠りたい、トイレへ行きたい
   収入を確保したい、生命を維持したい
②安全の欲求
 安全・安定を求め、危険を回避することへの欲求
 例:危険から身を守り、安全を確保したい
   収入の安定や安全を確保したい
③所属と愛の欲求(=社会的欲求)
 家庭・会社・国家等の集団や社会に所属し、 他者の愛情や友情を充足することへの欲求
 例:皆から受け入れられたい
   良い会社、良い仲間と仕事がしたい
④承認の欲求(=自我の欲求、尊厳の欲求)
 他者から尊敬され、自分が他者よりも優れていると認識することへの欲求
 例:周囲から注目され、褒められたい
   能力に相応しい仕事を遂行・達成し、自信を持ちたい
⑤自己実現の欲求
 自己の持つ潜在的能力や可能性を最大限発揮し、実現することへの欲求
 例:仕事を通じて、自己成長を実現したい
   自己目標を達成したい
 
そして、「人はそれぞれ低次の欲求が満たされると、その上の欲求の充足を目指す」
という精神的な成長過程と欲求についての段階を説明しました。
 
但し、マズローの欲求5段階説は、モチベーション理論の1つとして、
評価されている有名な理論なのですが、科学的根拠や実証性を欠いているなどといった批判もありますので
絶対的なものではなく、一つの切り口(フレームワーク)として活用するのに留めておく方が良いでしょう。
 
それを踏まえた上で、
ご自身のライフプランや、他者とのコミュニケーションの中で、何らかの「欲求」(〜したい)を感じた場合には、
マズローの欲求5段階説のどの欲求にあたるのかを当てはめてみて、いかがでしょうか?

何か、新たな知見が得られるかもしれません。

以上、『FP経営理論』の基礎である『マズローの欲求5段階説』を、
皆様の人生計画に、上手くご活用いただければと思います。

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