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以下は松下政経塾を卒業された兼頭一司氏の書かれた文章です。まずはお読み下さい。
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前略、お釈迦様。
貴方の遺して下さった仏教の教えは、日本の国家、社会の成長に著しく関わってきました。
古代においては国家の成立と安定の支えとなり、中世においては荒廃する人心を救い、やがて、その民衆を自立へと向かわせました。いわば、この国の人間の成長を影で支えたのは仏教だといえます。仏教の成長は、この国の人間の成長と共にありました。近世においてはその自由の翼をもがれたものの、内面においては、むしろより自然な形で民衆の生きる指標として存在していました。
でも残念なことに、近代に入り内からも、そしてやがては外からも、仏教は我々民衆との関わりを立ち切っていきました。もちろん、新しい宗派や新しい宗教が次々と現れもしました。ですが、民衆の精神的支柱や道徳の規範として、かつての仏教に取って替わるほどのものを我々は未だ見ません。
果たして今、日本人は精神的支柱を持っているのでしょうか。道徳の拠り所があるでしょうか。近代合理主義がその拠り所なのでしょうか。徹底した個人主義が、自由主義が、堅苦しい仏教の倫理観に替わり、現代人の心を支えているのでありましょうか。
私には、現代日本人が精神的支柱、道徳の拠り所を失ってしまったように思えてなりません。現代人はモノに充たされ、知識に充たされ、精神は成熟して、もはや古い教えに精神的支柱や道徳観を求めることなど必要としないのでしょうか。
否そうではない、と私は思うのです。私には、現代日本人が物事の合理的側面、効率的側面ばかり見て、物質的な充足ばかり追い求め、精神的な充足を忘れ、個人の利益の最大化と自由の極大化を追求した結果、知らない内に心にぽっかり空洞が出来てしまったように思えてなりません。そして、その空洞にうっすらと気づき、空洞を埋めようとあれこれモノやら情報やら権威やらを取り出してみるのですが、そんなものでは到底埋まりそうにないことをこれまたうっすらと気づいて、何とはなしに不安を憶え、何とはなしに虚しさを憶え、何とはなしに途方に暮れているのではないかと思えてきてならないのです。
では、この心の空洞化を、何で充たせば良いのでしょうか。かつての仏教の役割を担う精神的支柱はないでしょうか。
私は今、かつての仏教の役割を担えるのはやはり仏教なのではないかと考えています。
仏教は日本の成長と共に成長し、長い時間をかけて、日本土着の信仰や価値観、倫理観やその他様々な価値観を包含しつつ、日本の風土と日本人の特質にあった形へ変質しながら、日本人の成長を支えてきました。今、成熟期の倦怠感と、目的を見失った喪失感と、虚しさと不安に苛まれている日本人に明日への示唆と活力を与えるのは、モノでも合理主義的思考でもなく、日本で育ち、日本人を育てた日本の仏教ではないかと思うのです。
仏教がもう一度お釈迦様の原点に立ち戻り、人間の生きるよすがを、日本人の活き活きと息づく姿を指し示す先導者とならねばならないと考えます。いいえ、仏教者のみがそうあらんと望むのではなく、社会が一体となってその必要性を考え、環境を作っていかねばならないと考えるのです。
お釈迦様、私は日本にいる貴方の教えの実践者と、仏道にあらずとも貴方の教えの必要性を感じている全ての憂国の徒に呼びかけたい。
「末法を踏み越えて、もう一度、共に日本と日本人の歴史を築かん。」と。 草々
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素晴らしい文章で、私の考えと一致しております。私には、このように理路整然と書けませんが(笑)。日本古来からある仏教、神道こそが悩める現代人を救ってくれるものと期待しております。カルト宗教が出てきて、その信者が増えるのは仏教、神道が 本来のあり方から はずれていて 布教活動が十分、行われていないからでしょう。特に仏教は葬式の時、以外、世話にならない人も多いのではないでしょうか。信仰心を持てば あらゆる面で 違ってくることも多いものです。
日本人は無宗教の人が多いですが、仏教、神道に対して、もう一度、考えてみる必要がありそうです。
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合掌
日本に求められる文面、ありがたく拝読いたしました。
わたくしは、凡人ですが インダス文明に考察されます神々等しかり
日本古来の崇拝しています、神々等御拝謁賜っています、現在も日々テレビの映像の如く神仏等の世界を賜っています。
このようなことは、地球の異変に関係あるのかとも思われ、行政等に
文書にて相談いたしますが、全く対応していただけませんが、
今日、仏教、神道に携わる方々のなかで、一枚の衣に溺れる状況が今日の世を創りあげているのではないでしょうか。
2008/12/27(土) 午後 8:46
素晴らしいですね。
>日本人は無宗教の人が多いですが
産まれたらお宮参りに神社へ行き、クリスチャンでもないのにクリスマスで騒ぎ、死んだらお寺で仏になる。
不思議です。
傑作○です。
2008/12/28(日) 午前 1:52
お邪魔致します。
“良いもの”は全て抱擁する、これが理念としての天皇です。それは死生観に裏打ちされた凄まじいばかりの、崇高な、世界に類を見ない唯一無二の理念であると思います。君臨すれども統治せずの御姿勢の天皇(理念)を具現するのは、民に他なりません。仏教や神道の本来のあるべき姿に是正するのも、我々一般の民の精神性にかかっているのではないかと思うのです。それが、天皇へ報いる民の務めではないでしょうか。
傑作です。
2008/12/28(日) 午前 3:11 [ シュウジ ]
グミコ様
ご訪問ありがおとうございます。地球は あきらかに異変しております。本来、自然と共存していくべき立場の人間が 自然を支配しようとした間違った結果によるものと思います。害虫といわれるものだって全くいなければ自然のバランスは崩れます。全ての自然に我々はもっと感謝の意を表さねばなりません。
2008/12/28(日) 午後 3:59 [ たけい12 ]
近野様
日本人は全体的に見ると特に特定の宗教を崇拝しているという人は少数で、無宗教と言っている人は多いですね。しかし、キリスト教や仏教や神道などの宗教的な儀式は一般的に普及しており、独特のものを持っているような気がします。日本教とでもいったらいいのでしょうか。
2008/12/28(日) 午後 4:05 [ たけい12 ]
正念場様
天皇制ほど日本独自の素晴らしい伝統文化です。おっしゃるような「君臨すれども統治せず」ということを 続けてきた 国は 我が国以外には無いでしょう。日本人の誇りです。天皇へ報いることが 我々にとっての幸せであると信じております。仏教、神道も いろんな宗派が出てきて 誰々の生まれ変わりと称する人々が沢山出てきております。そして、宗派間の対立。馬鹿げています。元は一つです。原点に戻って欲しいものです。
2008/12/28(日) 午後 4:15 [ たけい12 ]
精神の本柱は「日本人である事」という自覚を根っ子に持つことだと思います。
でもこれが難しいのですよね。
正念場氏のいうように、日本人として生まれて「天皇陛下」に対して「自分は何ができるか?」を追求することも肝要かと考えます。
傑作
2008/12/28(日) 午後 7:29 [ 敬天愛人 ]
日本は宗教に関することについては腫れ物にさわるような扱いをしています。ビジネス上でも宗教の事は極力出さないなど。
そういう姿勢がやがてカルト宗教が誕生する土壌になっているのではないかと思います。神道、仏教、これらの持っている寛容性こそ人の心の救いになるものだと思います。
本当の意味で宗教と呼べるのは江戸時代に誕生した金光教や天理教ぐらいまでで、S価やオ○ムや幸福の△学などは宗教の名を騙った暴力集団と言った方がいいと思います。
宗教についても真剣に見つめなおす時期が来ているような気がします。傑作
2008/12/29(月) 午前 7:09
敬天愛人様
おっしゃる通りです。天皇教とでもいったらよいのでしょうか。天皇を絶対崇拝する教えを自分なりに構築するのも素晴らしいことだと思います。
2008/12/29(月) 午後 3:34 [ たけい12 ]
千葉日台様
誰々の生まれ変わりだとか 誰々からお告げを受けたとか そんなインチキばかり言う宗教は もういりません。人の弱みにつけこんで 信者にして、沢山のお金を引き出すとは 何たることでしょうか。被害者が出るのはもう沢山です。真面目な宗教を我々は信じたいものです。
2008/12/29(月) 午後 3:42 [ たけい12 ]
合掌
神仏等の世界は存在いたします。
いつも手を差し延べ、"ひとの世" のひとびとに 光を授けようとしています、"ひとの世"のひとは 何故 一枚の衣にて 心が変わるのでしょうか。
宗教、先祖を祀ること それは 氏神神社、菩提寺を祀ることではないでしょうか、
素朴な生活の中に、神仏等が見守ってくれているとおもわれます。
皆様の貴重なおもい、戴かせていただきます。
ありがとうございました。
2008/12/29(月) 午後 4:48
グミコ様
ありがとうございます。素朴な ありふれた生活ほど大切ですね。
平凡な毎日を こつこつ積み上げていきたいです。そうすれば どうなるとか 何のためにやるとか そんなことは考えず 淡々と 日々を暮らしたいものです。神仏が見守っていると意識しながら・・・。
2008/12/29(月) 午後 7:30 [ たけい12 ]