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自称詩人ヘンリー・チナスキー。 売れない詩や、小説を出版社に送りつけながら文章を書いているも全く芽がでないので、 味噌買う金も米買う金もないチナスキーは、生活費を稼ぐためにバイトをするも、 勤めてはクビになり、勤めてはクビになり、たまに小銭をかせぐと散財して服なんか買っちゃったりしたりなんかしたりして、 やっと、彼女ができてもフラれたり、愛想をつかされたり、ヨリを戻しても元カノが金持ちのパトロンになっていて落ち込んだり、 実家に帰っても居場所がなかったり、やっと出版社に勤められたと思いきや清掃係だったり、どうしようもないことばかりだけど、 得意の下ネタと大好きな酒で何とか生きていたりして、 「落ち込んだりすることもあるけれど、わたしは元気です」 と手紙を書く相手すらいない寂しい中年男にとっては、巨大なスクリーンで自分自身を観ているような疑似体験ができるスゲー映画。 映画の撮り方としては、ジム・ジャームッシュの模倣だけども自分なりに違うアプローチで表現しているのでこれはこれで新しい表現だと思う。天然コケッコーと対極に位置する映画。 マット・ディロンがいい男だから、 「そんなイケメンだったらもっとマシなヒモ(そっちかよ)になれるんでないの?」 という突っ込みはやめましょう。 マットはマットで全うな生活をおくってはいなかったんだし。 くそったれな人民の、 くそったれな個人の、 くそったれな人生をおくる すべてのくそったれ野郎のための映画。 くそったれな奴以外は観るんじゃねぇ!? わかったか? くそったれ!! |

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