自然館クラブ 公式ブログ

毎月の観察会の記録や、イベントの感想などを紹介します。

日記

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 先週の日曜日(7月7日)。待ちに待った自然館祭りが開催されました。今年は、国蝶オオムラサキを初めて公開するということで、昨年の自然館祭り以上に気合が入り、打ち合わせを繰り返しながら、準備してきました。
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 今回は、祭のPRを広範囲で行ったため、予想を上回る、大勢の方達が来場してくださいました。(ほんとに感謝感謝です。)。
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 昨年作った自然館祭りの看板に、主役の国蝶オオムラサキを立体的に飾ってみました。
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 開場は午前10時。それでも、門のところでは、お客さんが長蛇の列を作っていたので、少し早めのスタートとなりました。受付で子供達が、ゲームで使うチケットを貰っています。(その2へ続く)
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感謝です。

きょう、いずみの国の自然館まつりの”オオムラサキまつり”に来て下さった方々へ。
ほんとに感謝、感謝の気持ちでいっぱいです。
 
今年は、いろいろ広報活動に力を入れました。
その結果予想もつかない、たくさんの人が集って(つどって)くださいました。
 
なれないことで、駐車場のこと、景品のこと、食事のこと、待ち時間のこと、
いろいろ不手際がありましたが、苦情も言わず過ごしていただきました。
 
また近隣の方々も、ありがとうございました。
 
 
来年は、今年の反省点を糧に頑張ります。
 
いずみの自然館まつりの”オオムラサキまつり”の詳しい様子は、
後ほど。
 
 
 
 今月の観察会は信太山丘陵内にある惣ヶ池湿地です。

先月の観察会(大谷林道)以降、まったく雨が降らず、数日前に槇尾山へ行っていたメンバーから、ところどころ、樹木の葉がしおれていたと聞かされ、これ以上日照りが続けば、深刻な水不足になりはしないかと、心配していましたが、昨日の恵みの雨で、どうにか危機をしのぐことが出来ました。(ここ三ヶ月、観察会の前日は、なぜか雨に降られています。)

 さて、今日の観察会では、トンボやチョウなどの昆虫達と、楽しく遊びながら観察しました。

 コシアキトンボ(トンボ目トンボ科)。高い枝のところに止まっていたので、雄か雌か分かりませんが、全身が黒で、腹部の上部分だけが白くなっているのが特徴です
。網で捕まえようとする参加者達に「捕まえてごらん」といっているかのように、空高く、旋回しながら飛び回っていました。
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 マメコガネ(コウチュウ目コガネムシ科)。別名「ジャパニーズビートル(日本の甲虫)」で、日本では、天敵である鳥やモグラ、アリ、ゴミムシ、
乳化病菌(土壌にいるバクテリアの一種)などがたくさんいるので、大量発生を抑えることは出来るが、北アメリカでは、天敵があまりいなかったために、トウモロコシ畑などで大量発生し、農作物に大きな被害をもたらした害虫としても知られています。(日本でも、農家の人達にとっては、葉や花などを食い荒らす、やっかいな害虫となっています。。)(写真は交尾をしている様子)
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 ハラビロトンボ(トンボ目トンボ科) 特徴は、同じトンボ科のシオカラトンボと比べ、体が一回り小さく、腹部の横幅が広いのが特徴。雌は黄色に黒い縞模様。雄は成長するに従って、黄色に黒い斑点→黒一色→水色と変化します。(未成熟の時は、雌と間違いやすいですが、尾部付属器(お尻の先っぽ)が長いので、簡単に見分けることが出来ます。
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  ヒカゲチョウ(チョウ目ジャノメチョウ科) 猛暑に悩まされているのは、人だけではありません。湿地内でお茶を飲んでいたメンバーの手に、一匹のヒカゲチョウが止まり、ストロー口を使って、汗を美味しそうに吸っていました。蝶たちにとっても、生きていくために、塩分は欠かせないみたいです。
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 シロスジカミキリ(コウチュウ目カミキリムシ科)を撮影中、後ろにいたメンバーから「真上の葉にムラクモカレハ(チョウ目カレハガ科)の幼虫がいるから気をつけて」という声が。。。。刺に毒があるこの幼虫(毛虫)。少し立ち上がってみると、ものすごいでかい。。。「落っこってこないでしょうね。。」「大丈夫だよ。落ちてきても、痛いだけだから。」。(そーゆー問題か。。。)ハラハラしながら撮影する。撮影後、いたるところに、ムラクモカレハの幼虫がいて、吃驚してしまいました。。。
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 コモウセンゴケ(モウセンゴケ科で食虫植物)。時間的に速かったのか、蕾の状態でした。(ちなみに下見の時は、何輪か咲いていました。↓蕾の部分がぶれてはいますが。。。。)
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 ニホンアカガエル(カエル目アカガエル科)。写真を撮ろうにも、網の中でジタバタし、外へ逃げては再度捕まえるの繰り返し。。。3ヶ月前の谷山池での観察会でも見ていますが、生息場所によっては、弱冠、皮膚の色が違うみたいです。

下見の時に、コモウセンゴケが咲いていた付近で、カナヘビ(トカゲ目カナヘビ科)を発見。穴が開いているところからひょっこり顔を出して、目をパチクリさせている姿はとても可愛い
。こんな姿は滅多に見られません。 
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ハハコグサ(キク科)。春の七草の一つで、別名ゴギョウ。名の由来は、葉茎が細かい繊毛に覆われていることから。昔は「ホウコグサ(苞子草)」と呼ばれていましたが、それが転訛し、今では「ハハコグサ(母子草)」と呼ばれるようになったと言われています。 

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 今月の観察会は槇尾川上流付近にある大谷林道です。
 
 この地は過去に、槇尾川ダムの建設が予定されていた場所で、2011年に工事が正式に中止され、今では自然環境保全地域となっています。
 
 今日の観察会では、初めて出会った植物がいくつかありました。

 一つ目は、槇尾川から槇尾山周辺にかけて、数十年もの間見つからなかったギンラン(ラン科)が、思わぬ場所で発見出来たことです。初夏の大谷林道へは、過去に数回観察会を行っていますが、誰もその姿を見たことはなかったそうです。
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 二つ目は、クチナシグサ(ゴマノハグサ科で、別名カガリビソウ)。この花は、中央丘陵で数回見ていますが、山間部で咲いている光景は見ていませんでした。(名の由来は、果実がクチナシの実に似ていることから。生育地は山地や田畑のあぜ道などで、年間総雨量が1800m以下の乾いた場所にしか自生しないそうです。)
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 ハナイカダ(ミズキ科)。この花は、葉の上に小さな花を咲かせ、その後黒い実をつける珍しい花。また雌雄異株(雄花の株と雌花の株が、別々に存在すること)で、黒い果実は甘くて食べられます。イメージ 3

 ミズタビラコ(ムラサキ科)。キュウリグサの仲間で、去年も側川で見ていますが、デジカメで小さい花を鮮明に撮影しようとすると難しく、たいがいは大きくぼやけてしまいます。。でも、今日撮影したミズタビラコは、とても綺麗に撮影することが出来ました。(撮影距離や明るさを調整すると綺麗に撮れました。
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 コナスビ(サクラソウ科)。「なぜコナスビというのか」と参加者に聞かれ、帰ってからNETで調べてみると、由来は果実が茄子に似ているところから。ただし、紫にはならず、科もナス科ではなく、サクラソウ科の植物です。
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 キバナツクバネウツギ(スイカズラ科で、別名コツクバネウツギ)。ツクバネウツギといえば、白の花を咲かせますが、こちらは黄色いツクバネウツギ。なぜコ(小)ツクバネウツギかというと、花を支えている萼片が2〜3枚だからです。ちなみに、山中でよく見かけるツクバネウツギの萼片は5枚です。
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昆虫では、面白い幼虫が
。後日メンバーの方からのメールにて、クロモンキリバエダシャク(ジャクガ科)という蛾の幼虫だということが判りました。写真の幼虫は卵からかえってから、まだ日が浅く、食草も様々な葉を食するそうです。(さなぎになる前の幼虫(終齢幼虫)は黒い身体をしています。)

クロモンキリバエダジャクの幼虫(正面)
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横から撮影した幼虫
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署名活動

 今日の午後、和泉中央駅にて、谷山池を市が買い取ることを求める署名活動へ行ってきました。
 
 谷山池は、和泉市の中央丘陵内に在る池で、東大寺再建に貢献した高僧 俊乗房重源にまつわる伝説が語り伝えられており、また大量の須恵器(古代の硬質土器)やその窯跡も見つかっていることから、歴史的にも重要な池です。

 そして豊かな自然も広がり、ヨシガモなどをはじめとする冬鳥が飛来し、昨年にはコウノトリが最多で6羽飛来したことでも話題になりました。
 
 しかし現在では、池の水を農業用水として使う農家が減少し、また集中豪雨による堤防の改修費用、今後の維持管理などについて、水利権・地権をもつ水利組合内から疑問の声が上がり、池を売却してはどうかという案が持ち上がりました。

 民間企業に売却されてしまえば、池全体が埋められてしまうことは目に見えており、住宅が建てられることはまずないとしても、産業廃棄物処理業者が池を買い取ったら、土壌や水質などの環境汚染も起こりえると思います。そしてこれは単に、谷山池周辺地区の問題ではなく、和泉市全体の問題にも繋がっていくと考えています。

 民間企業へ売却するのではなく、市が買い取って、信太山丘陵と同じように、里山的自然と歴史遺産が残る池として保存してほしい。先週は和泉府中駅(JR阪和線)で、そして今日は和泉中央駅にて、「谷山池の保存を求める連絡会」と協力し、約1時間、街頭演説しながら、署名を呼びかけました。

 先週の和泉府中駅での署名数と合わせると、たくさんの署名を集めることが出来ました。今後は市議会などで、どのような議論が交わされるか注目です。

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