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【チラシをもらう】
しばららく前のことだ。私の通勤路の駅頭で、共産党が街頭宣伝をしていた。通行人にはチラシの配布に手を出さない人たちが目立つ。
ご苦労さんな、ことだ。私はチラシをもらった。読むと消費税増税に反対とあった。そして、大企業・富裕層に対して応分の負担を求めるとあった。大意はそんなところだ。私はチラシを捨てた。保存しておくほどのこともない。
共産党党員やその支持者にとっては、正しいことが書いてあるのだろう。税理士仲間にも共産党の悪口だけは言わない御仁がいる。ときには、地方議会での共産党議員の発言までも探してきて。それを引用・紹介してくれる。奇妙なことに、引用者の見解や批評があったためしがない。自身の意見もあるのかもしれないが、同調的発言ばかりで、他人の著作権物である引用文にすべてを語らそうとする魂胆のようだ。すなわち読めば分るだろう、という算段だ。こんな御仁と議論など成り立つはずがない。
2014年晩秋、衆議院が解散した。歳末の選挙である。テレビで共産党党首志位和夫がチラシと同じ発言をしていた。私の憲法理解では、租税は応能負担だというものだ。私は税金に関して不用意に応分の負担などと言いたくない。すなわち共産党の言葉遣いに同調しない。
以前のことだが、共産党のチラシや壁面のステッカーには消費(税)大増税反対とあった。これでは小幅の増税ならよいとも取れるのでないか。やはり不用意としか、私には言いようがない。
私にとっては、応分の負担や大増税反対という用語は、気に入らないことだ。普通の人々が普通の努力で普通の幸福を手に入れる社会の税金は、どうあるべきか。少なくとも、最低生活費は非課税であるべきで、消費税の性格上それが制度設計できないのであれば、欠陥税制というほかない。
(おまけ)
私は朝日新聞の購読者だ。昔からのことで、神戸新聞を取っていたこともあった。複数のときもあったが、どちらか一紙のときがほとんどだ。臨時に毎日新聞を期間限定で購入した思い出もある。読売新聞は震災後の寄寓宅で読んでいたことがある。デイリースポーツは、喫茶店で内藤国雄の詰将棋を解くために読む。アカハタや聖教新聞を置いていた大衆食堂を利用していたこともあった。
最近では、朝日新聞は消費税増税の一本調子だ。そのくせ軽減税率で自社の負担縮減を望んでいる。馬鹿らしいが、新聞記者といえども、およそ税制や会計制度に無知なのだろう。もっとも税理士でありながら消費税賛成などと口にして自己満足している御仁もいるので、私にとって、この世はほとほとままならない。
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