ヒッチさんの映画鑑賞日誌

邦画のベスト1は「二十四の瞳」

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アラン・ドロンのゾロ

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平成23年1月30日(日) 
心斎橋シネマート(無料)
☆ 3.5
1974年
監督: ドゥッチオ・テッサリ
出演: アラン・ドロン、オッタヴィア・ピッコロ、スタンリー・ベイカー、エンツォ・セルシコ、ムスタシュ、ジャコモ・ロッシ=スチュアート、ジャンピエロ・アルベルティーニ

 剣の達人ドン・ディエゴ(A・ドロン)は故郷スペインに帰る途中、南米カルタヘナの港町で、旧友のミゲルに会った。ミゲルは、ニュー・アラゴンの新総督に任じられ、妻子を伴って任地に赴く途中だった。再会を喜び、祝福の杯を交わした夜、ミゲルは何者かに暗殺されてしまった。ディエゴは親友ミゲルの死を厚く弔い、復讐を誓ってニュー・アラゴンへ行く決心をした・・・。(あらすじはgoo映画より)

これはもう大好きな映画。ご存じ黒装束・黒覆面の騎士ゾロはどこからともなく現われて、敵を倒すと剣でZの印を刻んで去っていく。勧善懲悪の血わき肉躍る娯楽映画。底抜けに明るいテーマ曲がいい。そしてラストの敵ボスとの対決シーンがいい。

心斎橋シネマートでは今回の「アラン・ドロン生誕75周年映画祭」の上映作品を見るたびにスタンプを1つ押してくれて、それが3つたまると特別上映「アラン・ドロンのゾロ」の招待券がもらえるのである。ということで、招待券をゲットしたのだが、立ち見の9番目の券であった。少しがっかりしていたら、受付の人が「来られないお客様もいらっしゃると思いますから、9番目なら座れるかもしれないですよ」と優しい言葉をかけてくださった。

当日ドキドキしながら自分の順番が呼ばれるのを待った。劇場の入口は人であふれ返っている。そして受付の人の言葉通り何とか座ることができた。ここのスクリーンは全103席で、ほぼ満席。前の方に3〜4席の空席を残すのみという盛況ぶりだった。私の呼ばれる後にもあと何名か残っていたので、おそらく招待券を120〜130人くらいに発券し、そのうち100人弱が来館したとう勘定になるのだろう。ここ大阪にもアラン・ドロンのファンはたくさんいるのだ。

さて、テリー・サバラスといえば森山周一郎、ルパン三世は山田康雄、ジャック・レモンは愛川欽也、オードリー・ヘップバーンは池田昌子、さざえさんは加藤みどり、と昔から決まっている。そして、アラン・ドロンといえばもちろん野沢那智なのである。私にとってはドロンの生の声よりも野沢那智の吹き替えの方がイメージ通りでしっくりくる。今回は嬉しいことにこの「ゾロ」を日本語吹き替え版で上映してくれたのである。

最近では、ドロンの映画のテレビ放映は滅多にないし、あっても字幕版ばかりだから懐かしくて仕方ない。テレビ放映時にカットされた部分の吹き替えは無しということで、一部で字幕と吹き替えが入り混じっていたけれど、それはご愛敬。単純明快な冒険活劇だから大して気にならない。

この「ゾロ」では、ドロンは間抜けで気弱な総督に化けて敵の目を欺き、実態は正義の覆面戦士ゾロとして活躍するという役柄で、三枚目と二枚目の両方を演じ分けている。だから野沢那智の吹き替えも、コミカルなドロンとハンサムなドロンの両方を聞くことができるのだ。今日はちゃんと座れたし、ゾロの活躍を楽しめたし、吹き替え版だったし、大満足の1日だった。野沢さんの訃報が届いたのは昨年の10月30日。あらためてご冥福をお祈りしたいと思います。

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「サイン“Z”」テレビで放映されていたときからゾロのファンでした。バンデラスが演じたゾロも好きでしたが、ドロンは格好良くて圧巻でしたね。

2011/2/8(火) 午前 8:28 瀧野川日録

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これはこれで良かったですね。野沢氏の吹き替えも覚えています。「パックインミュージック」の乗りでしたね。

子供の頃はガイ・ウィリアムズだったでしょうか、放映していました。30分枠で「ポパイ」の裏番組でした。この人は後に「宇宙家族ロビンソン」のロビンソン博士で親しんでいました。いずれにしても懐かしいです。

2011/2/8(火) 午後 1:13 [ SL-Mania ]

つまらん映画だったが、A・ドロンが幼いドラ息子の為に出演OKした作品だ。
父性愛として良しだろうwww

2011/2/8(火) 午後 10:20 [ esu**i123 ]

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「ちゃんと座れて、ゾロの活躍を楽しめて、吹き替え版で」
本当にいい一日でしたね。
こういう単純明快な活劇も楽しそうですね。
しかも演じるのはアラン・ドロン。最高です〜

野沢さんの声、私も大好きでした。
デヴィッド・マッカラムの声もそうでしたよね。
「ナポレオン・ソロ」、大好きな番組でした。

2011/2/9(水) 午前 1:06 alf's mom

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トリックスターさん、昔から怪傑ゾロはいろんな人が演じていますが、アラン・ドロンのゾロは格別ですね。私はその「サイン“Z”」というのは知らなかったです。

2011/2/9(水) 午前 5:54 ヒッチさん

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SL-Maniaさん、ガイ・ウイリアムスの怪傑ゾロはリアルタイムで知らないので、私にとってはこちらのアラン・ドロン版がオリジナルのようなものです。なので、ゾロの声はもちろん野沢那智なのです。

2011/2/9(水) 午前 5:58 ヒッチさん

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esupai123さん、所詮は大衆ヒーローものですが、今見なおしてみるとこれがなかなか楽しい映画でしたよ。

2011/2/9(水) 午前 5:59 ヒッチさん

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alfmomさん、幼い頃私は髪の毛が茶色だったので周りの大人からデビット・マッカラムのイリア・クリアキンに似ていると言われていました。大人になると全然違いますけどね(笑)

2011/2/9(水) 午前 6:03 ヒッチさん

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この作品、ずっと見たいと思っています。
うわ〜劇場でご覧になったのですか羨ましい〜
TOHOの午前十時の映画館も盛況ですが、旧作の名画を見たいと
思っている人ってたくさんいるのですよね。
こういう作品をもっとたくさんの映画館で上映してほしいです。

2011/2/15(火) 午前 10:31 car*ou*he*ak

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Cartoucheさん、こういう名画座の企画はうれしくなりますね。30年以上ぶりのゾロとの再会でした。古典映画ファンは案外たくさんいますから。あとリクエストするなら午前十時の邦画版をぜひやってほしいと思います。

2011/2/16(水) 午前 5:43 ヒッチさん

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おはようございます。「怪傑ゾロ」は映画としてはサイレント期からあるんですね。ダグラス・フェアバンクスなんかがやっているのを写真で目にしたことがあります。先に挙げたガイ・ウィリアムズ版はディズニー・プロの製作だったみたいです。NTV系で放映されていました。時間枠が30分ですので、正味20分が一つのエピソードでした。再放送で何度か観ていますが、最初は「宇宙家族ロビンソン」のおとうさんだったとは気付きませんでした。

2011/2/16(水) 午前 8:53 [ SL-Mania ]

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SL-Maniaさん、それだけ古くから人気のあった活劇キャラクターだったわけですね。日本の昔のテレビでは覆面や仮面をかぶった主人公が活躍するヒーローものがたくさんありますが、もしかするとこのゾロの影響を受けているかもしれないですね。

2011/2/17(木) 午前 5:29 ヒッチさん


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