ヒッチさんの映画鑑賞日誌

邦画のベスト1は「二十四の瞳」

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E.T.

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平成23年2月5日(土)
TOHOシネマズなんば(1000円)
☆4.0
1982年
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ディー・ウォーレス、ヘンリー・トーマス、ピーター・コヨーテ、ロバート・マクノートン、ドリュー・バリモア、K・C・マーテル、ショーン・フライ

杉が生い茂る森のなかに、円形の宇宙船が着陸した。探索のため宇宙人たちは船外へと出るが、物音を聞きつけて向かってくる人間たちに驚き、宇宙人は船へと戻り、飛び立ってしまう。ところが、ひとりだけ逃げ遅れた宇宙人がいた。彼は森の近くに住む少年エリオット(H.トーマス)に見つかるが、エリオットは宇宙人をかくまった。かくして宇宙人と少年たちとの無垢な交流がスタートする・・・。(あらすじは「午前十時の映画祭」ホームページより)

さあ、いよいよ「午前十時の映画祭」の第二弾(青の50本)が始まった。ここTOHOシネマズなんばでオープニングを飾るのはスピルバーグの大ヒットSFファンタジー「E.T.」である。

今回の上映は“20周年アニバーサリー特別版”ということで、初回版を2002年に最新技術のCGで作り直し、幾つかの場面を修正および追加したものだ。例えば、主人公達を追いかける警察官の手から拳銃とショットガンが取り除かれ、トランシーバーなどに変更されている。この変更は父親の目線でのスピルバーグのこだわりだという。こどもへの愛情や夢や希望を常に追いかけているので、この映画は20年以上たっても色褪せないし、世界中の人々から愛され続けるのである。

そういえば、この映画に出てくる大人たちは、不気味な宇宙服に身を包み、E.T.を捕まえようとするいかにも悪い奴らとして描かれているが、実はそうではなく、瀕死のE.T.を懸命に助けようとする。この映画には本当の悪人はひとりとして登場しない。そういうところがいい。想像力や夢の大きさや形が、おとなとこどもとで少しだけ違うだけなのだ。

それから、E.T.の何ともいえない造形がいいね。E.T.とはThe Extra Terrestrial(地球外生命体)のこと。両生類っぽい一見してグロテスクな外観も、目玉の動きなどがいかにも人懐っこくて、だんだん可愛らしく見えてくるから不思議。こどもたちはエリオットの妹もお兄ちゃんもすぐに友達になれた。

いちばん印象的なシーンはやはり自転車で空を飛ぶシーンだ。E.T.の超能力によって自転車がフワリと浮いて、空高くへと舞い上がる。こどもたちの純粋な驚きと躍動感が空に向かって突き抜けていく。大人たちは口を開けてただ見送るばかり。この奇跡を雄大なテーマ曲が盛り上げている。映像と音楽が見事に融合する。できればこの映画をエリオット少年位の年齢のこどもの頃に見たかった。そして2回目はおとなになってから見返して、自分の中でどんな変化があるのだろうと確認してみたいような気持になる。いくつになっても同じ感情を再現できればいいなと思う。
 

閉じる コメント(22)

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E.T. ・・・・・イ〜ティ〜、此の詞は当時に有って厭と云う程、耳にしました。

宇宙人の出来損ないが自転車に乗って空を翔んでいる・・・・・其の程度の認識しか無かった事を記憶しています。

2011/2/12(土) 午前 10:44 禁断の果実

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人差し指の先をほかの人と合わせて、「イーティ〜」とかいうあいさつ代わりごっこみたいなのが子供のころ流行った覚えがあります。実は私はこの映画は未だに観たことがないのですが、知ったかぶりして「イーティ〜〜」とやってました(^_^;

2011/2/12(土) 午前 11:39 [ てんなん ]

懐かしいです。あまりにヒットし過ぎて、その頃住んでいた広島市内の映画館では観られないと、わざわざ車を飛ばして呉市というちょっと田舎の方まで行って観ました(笑)

「E.T. Phone home」というしわがれた声が切なかったですね。

2011/2/12(土) 午後 4:38 メロディ

子供たちがBMXで逃げるスリリングな早さがふわっと〜
浮く瞬間からゆったり♪そしてあの曲が流れる場面何度見ても
名シーンですね〜♪ TBしま〜す

2011/2/12(土) 午後 5:36 pony

ドリュー・バリモアと同じ歳なんですが
親に連れて行かれて劇場で観ました
大人になってからは・・・
ちゃんと観てないなあ

E.T.の声はタバコ屋のばあさんとか
なんかそんな話を聞いたことがあります

2011/2/12(土) 午後 6:57 [ HK ]

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この名作も、私は見ていません。
1980年代は、とにかく子どもを育て上げることで手一杯、
映画から一番遠ざかっていた時期でした。

今頃からみてもね・・・という気がして、未見のままの作品です。

2011/2/12(土) 午後 10:41 alf's mom

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のびたさん、たしか「映画遺産200外国編」でこの映画をベストテンに挙げていらっしゃいましたよね。私もかつて70年代〜80年代のスピルバーグには夢中になりました。今見ても十分感動できましたし、いい映画を届けようとする意気込みのようなものが感じられる仕上がりです。

2011/2/13(日) 午前 6:11 ヒッチさん

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サムソンさん、おそらく新たな発見はたくさんあると思いますよ。もしこの映画を再見されて、そこに大人になりきれていない自分がいればいいですね。

2011/2/13(日) 午前 6:13 ヒッチさん

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禁断の果実さん、当時はTVや雑誌でもたくさん取り上げられていました。大ヒット作でしたからね。ET自転車も発売されていました。日本中がETブームだったように記憶しています。

2011/2/13(日) 午前 6:15 ヒッチさん

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てんなんさん、人差し指と人差し指をあわせてコミニュケーションをとるシーンは当時流行りました。こどもたちのあいさつ代わりでしたね。テレビのコントでもよくやっていたのを覚えています。

2011/2/13(日) 午前 6:19 ヒッチさん

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メロディさん、呉まで遠征お疲れさまでした。実は私は当時劇場鑑賞はしていなくてTVで見ましたので字幕吹き替え版は今回が初でした。「E.T. Phone home」でなくてちょっとあやしいですが「E.T. オウチ カエル」みたいな台詞だったと記憶しています。

2011/2/13(日) 午前 6:23 ヒッチさん

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ポニーさん、劇場で見ているとこちらの身体も宙にフワリと浮いたような感覚になります。あのテーマ曲に乗せてETやエリオット少年らといっしょに空を飛べるんですね。名シーンでした。

2011/2/13(日) 午前 6:34 ヒッチさん

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HKさん、まだまだお若い!ドリュー・バリモア可愛らしかったですね。私は当時はもう高校生でした。エリオット少年と同じくらいの小学生くらいのころにこの映画を見ておきたかったと思います。

2011/2/13(日) 午前 6:36 ヒッチさん

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alfmomさん、私の場合も映画ファンを自称しながらまだ見ぬ有名作品がいくつもあります。alfmomさんのお好きな「ブロークバック・マウンテン」などもそんな1本ですね。こういう名作はいつまでも逃げていきませんので、そのうち鑑賞機会があると思います。

2011/2/13(日) 午前 6:40 ヒッチさん

リアルでなく10年ぐらい経って観ましたねー。
ETバッチも欲しくなかったし・・・・

2011/2/14(月) 午前 0:03 [ esu**i123 ]

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esupai123さん、私も当時は劇場鑑賞していません。後になってテレビ放映で見ました。字幕版は今回が初めてでしたので新鮮な気持ちで見ることができました。

2011/2/14(月) 午前 5:56 ヒッチさん

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スピルバーグは本作でアカデミー賞獲っとくべきでしたね

2011/2/17(木) 午後 9:37 [ きらきらくん ]

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くろさわさん、この年はたしか「ガンジー」がオスカー獲得でした。あまりヒットし過ぎるとかえって敬遠されるのでしょうか。

2011/2/19(土) 午前 1:27 ヒッチさん

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この映画はしばらく興行収入のNo1.にあったかと思います。

劇場公開時に見ましたが、ファンタジー映画としては、歴史に残る映画でしょうね。再公開時、一部が変更されているのは知りませんでした。スピルバーグ監督の気配りが感じられます。

2011/2/28(月) 午前 11:29 fpd

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fpdさん、当時大ヒットしたのは私もよく覚えています。残念ながらリアルタイムでの劇場鑑賞はできませんでしたが、今回リニューアルされた本作を見てあらためてスピルバーグの気概のようなものを感じることができました。

2011/3/2(水) 午前 5:28 ヒッチさん

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