まず、「アメリカン・グラフィティ」。 ちょうど1週間前に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を見たばかりだったから、チャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」が流れたときになんだかタイムスリップしたかのような感覚に陥ってしまった。そう、この映画のモチーフとなっているキーワードは“郷愁”とか“懐かしさ”とか“デ・ジャヴ”だと思う。舞台になっている時代は1960年のサンフランシスコだから、個人的には何の縁もゆかりもない。行ったこともないし、私自身まだ生まれてもいない。それでも何だか懐かしく感じてしまうのがこの映画のマジックなのだ。他の映画でいうなら「ALLWAYS 三丁目の夕日」に近い感覚なのである。 それから、今回あらためて気がついたのは、夏の一夜の出来事だということ。アメリカでは新学期が9月から始まるんだったっけ。日本なら卒業式は3月だから、桜の花びらがハラハラ舞い散るようなそんな風景が重なって見えてくる。久しぶりに「グローイング・アップ」を再見したくなった。 続いて「がんばれ!ベアーズ」。 テイタム・オニールは当時大人気だった。「ペーパー・ムーン」(1973年)〜「がんばれ!ベアーズ」(1976年)の子役として活躍していた頃がその人気のピークだったと記憶している。私は本作は劇場鑑賞しておらずTVで見たのが最初だった。「リトル・ダーリング」(1980年)は見に行った。だが、どちらかというとテイタム・オニールよりもクリスティ・マクニコルの方がより印象に残っている。 さて今回は、テイタム・オニールでなくウォルター・マッソー。こういう役柄を演じさせたら上手いね、この人は。缶ビールを片手にやる気があるのかないのかよく分からない監督が、いつの間にか一生懸命になって、そのうち暴走し始めてしまう。勝負にこだわるあまり大事なものが見えなくなってしまう。それでも最後には自分を取り戻して、こどもたち全員の野球に対する情熱を鼓舞する役周りに徹する。ベタな展開なんだけど、泣けた。やっぱりいい映画だ。
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「アメリカン・グラフィティ」はジョージ・ルーカス監督の処女作ではなかったでしょうか。その後の傾向とは違うのですが、最後に彼らのその後が語られているのが、妙に印象に残っています。余計に青春のパセティックな感じが余震として残りますね。「がんばれ、バエアーズ」は公開時にスクリーンで観ました。相手方の監督役のヴィック・モローは鬼軍曹みたいな感じでしたね。なかなかサンダース軍曹の呪縛から抜け出せないなと思いました。数年後の事故死は痛ましいですね。
2011/3/11(金) 午前 7:22 [ SL-Mania ]
前の『がんばれ!ベアーズ』のレビューのときにも、コメントしましたが、この題名を聞いただけで、子供のころを思い出します。もう一度見てみたいなあ〜。
2011/3/11(金) 午前 8:10 [ Jack ]
「アメリカン・グラフィティ」は公開時に
コッポラの「カンバーセーション」と二本立てで
TOHOシネマズなんばの前身の南街スカラ座で公開時に観ました。
70年代のあのちょっと粒子の荒れたカラーフィルムの質感が
印象的でしたね。酒屋の強盗のシーンは笑えました。
2011/3/11(金) 午前 8:47
「アメリカン・グラフィティ」は一晩の出来事ですよね。
高校生達のエネルギーに圧倒されます。
全編、素晴らしい歌に包まれて…
若いリチャード・ドレイファスがいいですよね。
「がんばれベアーズ」は未見です。テータム・オニールとウォルター・マッソー、見たいなと思います。
ヴィッグ・モローも出ているのですね。知りませんでした。
「午前十時の映画祭」の上映作品。見に行くかどうか思案中です。
過去最大級の地震が発生。こちらは何の影響もありませんでしたが、
関西地方は如何だったでしょうか。
2011/3/11(金) 午後 7:22
2本とも封切り時に観ておりますよ。私の青春時代です。
リチャード・ドレイファス、好きな俳優で、「グッバイガール」が最高ですが、最近では「RED」の悪役でした。
2011/3/12(土) 午前 1:11 [ 鉄砲弥八 ]
みなさん、コメントどうもありがとうございます。
ご家族・ご友人はご無事でしょうか?
この非常事態におひとりおひとりにコメントをお返しする心の余裕が今はありません。
しばらくは映画ブログの記事更新もひかえようと思います。
2011/3/12(土) 午前 9:11