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ブログ 国際業務雑記
入管局申請、国際労務管理、外国企業の対日投資サポートなどを手掛ける行政書士・社会保険労務士事務所所長のブログです!

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今回は、我々のような「士業事務所」が外国人スタッフを雇う際の注意点について。
詳細は書けませんが、最近も 東京に拠点がある某大手士業グループの外国人スタッフが、士業事務所の“旨み”を活かして「好き放題やっていた」ケースに直面したからです(当然、経営者である「先生」はそのことを知らないでしょう)。日本に長く暮らす弊事務所の昔からの外国人顧客が、「僕の知人(同国人)がどう考えても騙されているので、一度話を聞いてやってください」と言って連れて来たのがきっかけでした。
士業事務所はその専門性、法律や制度に関わる情報力などから、一般の会社以上に「在日外国人社会での旨み」が出て来ることを認識すべきです。ある程度 賢い外国人スタッフが、言葉や文化がわからない事務所経営者(=先生)を丸め込み、その与り知らぬところで好き放題やることなど 実はとても簡単で、周りを見回しても意外に多いのです。
私個人が最初に 士業事務所の外国人スタッフの専横 を見たのは、もう15年以上も前、名古屋の某法律事務所でのケースでした。日本法人設立時に必要な「日本における代表者」に自分がなったり 知人を紹介したりで、計数百万円を受け取っていた「中国人スタッフ」がいました。百歩譲ってそのことを事務所の先生が知っているならまだしも、もちろん知りません。中国語での密な相談、ときに取引 が数時間に及んでも、経営者(先生)は微塵も疑わなかったことでしょう。何せ信頼していますから(苦笑)。
数年前、ある行政書士が退会処分となりました。実はその人、入管業務自体は慣れており経験も長い人でした。以前はいわゆる南米日系人を相手にしていたためブラジル人スタッフを雇用していたのですが、業務範囲が変わって中国人スタッフも雇い、「全てを任せてしまった」ことから悲劇が始まります。これ以上は書きにくいですが中国人顧客を通じてその事務所の悪い評判を聞くようになってから、2年ほど後の処分でした。
 
私にとって幸いだったのは、19年前の行政書士事務所開業時 既に、日本に暮らす外国人は「みんないい人、誠実な人」などという 「性善説的妄想」 を全く抱いていなかったことです。長く海外に滞在して、むしろ場面によっては「日本人が一番信用出来る!」とさえ思っていたくらいですから()
現在、中国籍、韓国籍、ベトナム籍、インドネシア籍のスタッフを雇っていますが、今までも特に中国とベトナムについては、特にその人柄、その人の背景などを重視し人選を行って来ました。以前、ある日中交流パーティーで出会った中国人女性は… 私の名刺を見るなり、「あ!私 こういう仕事やってみたかったんです! 雇ってもらえませんか!? 時給安くてもいいので!」とすごい勢い…  もちろん 丁重にお断りしました(苦笑)。

外国人在留手続全般、外国人雇用コンサルティング

行政書士・社会保険労務士 名古屋国際綜合事務所

TEL:052-561-8877名古屋駅からお越しください)

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