|
ノーモアー福島
篠山を放射能災害から守るために ①
2011年3月11日14時46分、三陸沖で起きたマグニチュード9.0--(448ガル)—の大地震とその津波により、東京電力福島第一原発は、未曽有の過酷事故≪レベル7≫*(1)に陥り、福島・東日本を中心に、世界の海も空も大地も、未曽有の放射能に汚染*(2)されてしまった。
*(1) ≪レベル7≫はチェルノブイリ原発事故と同レベル
*(2) 2013年3月31日現在
浪江町 約10Km西北西 23.23μSv/h これは年換算で 203.4mSv (一般人の許容量1mSvの203倍)
福島市 約62Km 北西 0.64μSv/h 年換算で 5.6 mSv (一般人の許容量1mSvの 5.6倍)
郡山市 約57Km 西 0.95μSv/h 年換算で 8.3 mSv (一般人の許容量1mSvの 8.3倍 )
2013年2月26日現在
篠山市役所付近では 0.05〜0.07μSv/h 年換算で 0.61 mSv (一般人の許容量1mSvの0.61倍)
* 1 Sv (シーベルト)= 1,000 mSv(ミリシーベルト) = 1,000,000 μSv(マイクロシーベルト)
このように2年過ぎた今も許容量を超える放射線の残る福島。15万を超える人びとが、帰りたくても帰れない福島。ふるさとは目には見えない汚染の土地・山・川になってしまった。
放射能事故は、火急的であると同時に、半減期さえ億万年。*(3) その間冷やし続け、拡散を防がねばなければならない。しかし、廃棄物は万年単位の管理を必要とする。関東平野と太平洋の除染など、すべてを復旧し、補償することはとうてい不可能である。敦賀原発の冷却ナトリウム漏洩事故の際、まじめな一責任者が自殺したが、電力会社と国家の責任者が、「七生報国」を誓って自決しても贖えない。
責任も安全対策も、すべて次世代への先送りである。稼働から半世紀、電力会社と国は、「大本営」なみに、事故は隠し、あるいは偽装し、あるときはやらせなど、卑劣手段で安全神話を宣伝し、国民を欺きつづけてきた。また、ウランやプルトニュウム廃棄物の最終処分場さえないこと---「トイレのないマンション」---であることも白日にさらされた。
原子力は、まだまだコントロールできない、ということが実証された。にもかかわらず「先進国」と思い込み、原発を輸出するだの、モンゴルに最終処分場をねらうなど、日本の「裸の王様」が恥ずかしい。
*(3)【半減期】
福島の事故の後、原発見直しの世論が国内外で大きくなり、ドイツをはじめユーロ諸国では、すでに脱原発への転換が始まっている。
日本列島には活断層が縦横に走り、大地震の余震や予震は絶えることがない。事故を「想定外」とした不作為は、もう許されない。にもかかわらず、政府は単なる机上の「ストレステスト」で、関電・大飯原発を無責任にも再稼働させた。
高浜、大飯、美浜、敦賀の原発とナトリウム冷却増殖炉≪合計15機≫を頭上にした篠山市は、もう懐柔策や安全神話で市民を欺くことは許されず、篠山市原子力災害対策検討委員会を設置した。
市民の命と安全をどう保障するか、市民は速やかに、どう避難するべきか、避難者の受け入れ態勢をどう整えておくかなど、地域と職域、こども、女性、障がい児・者など全市民の安全、避難の対策について検討を開始した。 以下、福島第一原発・過酷事故の経過を検証しつつ篠山市原子力災害対策検討委員会の課題について述べてみたい。
…篠山市原子力災害対策検討委員会のとりくみ (つづく)
<見えぬ核種籾に爺つぶやけり 3401ii>
|
全体表示
[ リスト ]






