丹波やまなみ<Blog> The Tanba Mountains

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流れ先

曼珠沙華 幾万防護の期間工 

廃村や 幼い裸足のエッサッサ

雨台風 除染の土の流れ先

水は澄む がぶ飲みしそうな口の先  o原発教授

冷房や 幾万知れずの人柱


霧深し 東国遥か陽の潤む

迎え火や そぞろに蛙亀恐竜

 
 
山の会の登山に参加した。三月も終わりというのに寒い日が続く。この日(17)も天気予報は快晴だったが現地に着くと小雨が降っていた。
 しっかり着こんで頂上を目指した。頂上近くでは雪が舞い、葉が楽ちつくした木々の小枝を包こんでいた。雪は灰色の木々を白銀の世界に変えながら冷たい風にあおられ、いたたまれずに仮の住まいを飛びたち、山登りに火照った顔を撫でた。
 誰かがささやく。しーっ!耳をすませ、美しい音が、白銀の音が君の心の奥底に響くだろうと。 山は静かで浄く、人の心を和らげ、優しくした。
 山頂の昼食休憩では、細身の毛穴に山風が浸み込み、一気に全身に拡大した。リーダーの作ってくれたコ−ヒ―が体の芯を温めた。白銀の木々の合間を下山する。手足の冷たさに逆らい、心は、雪ある山の別れを惜しんでいる。
 山の底には、未練ある心にやさしく微笑むように、和紙の原料になる、みつまたの黄色い小花が、見上げる斜面に広々と群立していた。
 これはすごい!誰となく歓声が湧く。自然をこよなく愛したイギリスの詩人ワーズワースを借りれば
 山のほとり、木立の下に
黄金色に輝く一群の花
われ谷間にたたずみ
わが心、喜びに満ちあふれ
花とともに踊る
という心境になった。
三月十七日、感動の京都府和知町長老ヶ岳であった。
 

イメージ 1

              

                   山 本 俊 平


明治の文豪・夏目漱石が春を迎えて、

   春風吾が衣を吹く
   芳(ほう)草(そう)車(てつ)轍(てつ)に生じ
   万象晴暉(せいき)を帯ぶ
   黄鳥(こうちょう)苑転(えんてん)たるを聴き
   落(らく)英(えい)の粉霏(ふんぴ)たるを観(み)る
                岩波文庫[漱石詩註]より

という漢詩を創っている。
 解説によると、春の風が吹き、道に草が生え、万物が輝き、うぐいすがさえずり、花が舞っている、という意味。
 
漱石に習ったわけではないが、私も三月に入り、春の日ざしが暖かい日、上三井庄の家を出た。山裾の道にイヌノフグリの淡い紫や、タンポポに黄色い花が静かに咲いている。あちこちの梅の木々は、赤、白、黄に色づき、花びらが春風にのっている。やまのうぐいすが「ホーホケキョ」と自慢のノドを鳴らしている。大路の里も「万象晴暉を帯ぶ」である。

 また、漱石はこの春の澄み切った境地の中で、
   
   たまたま一日の静を得て
   正に百年の忙をしる
   遐(か)懐(かい)何処(いずこ)にか寄せむ
   面(めん)ばくたり白雲の卿(きょう)
                岩波文庫[漱石詩註]より
と記している。

人はあまりにも忙しい。明治も今も同じである。否、現在はかつてなく時間に追われ、生活に追われ、人は身も心も傷ついている。そんな時代だからこそ、静かで自然豊かな大路の里が求められている。
[吾輩は猫である]の中で丹波の国を引用した漱石なら、きっと「白雲たなびく大路の郷」にこそ、しずかですみきったはるかな思い「(遐(か)懐(かい))をよせん」と感じたことだろう。
 そんな事、こんな事を思いつつ散策する吾が衣に、ここちよい(さわやかな)春風が吹いてきた。

霧の虹

 丹波の虹は有名で、よく写真や絵になっている。この冬に私が遭遇した霧は特別だった。1月8日の金曜日、早朝、黒井へ宣伝活動に出かける道中のことだった。午前7時半ごろ私の家周辺(大路地区上三井庄)は、よく晴れ、朝日が輝いていた。家を出て下三井庄の大路小学校(西へ1.5km程)付近に来て、前方を見ると、西方の国領、黒井方面が真っ白い霧に包まれていた。それも地を這うように、西方に見える山々は、霧を包むまっ白い霧から突き出て、東の空に輝く朝日に照らされ、きれいに晴れていた。「きれいだなあ」と思い眺めていた私がさらに驚いたのは、里を包むまっ白い霧の最上部が色づいているのだ。紅や紫の虹の帯である。「オー」と驚嘆し、しばらく車を止めて、この自然が織りなす美形に見入っていた。

 この現象は、そう簡単には見られない。近い地域で、濃い霧のあるところと無いところが隣接していること、濃い霧は西側にあり、東側から太陽の光が射すこと。霧の最上部が、雨上がりのように薄い水滴状になり、太陽の光で、屈折・反射するというこの自然の営みが必要だ。私は、偶然のこの貴重な機会に出会ったわけだ。
 この日は、とてもよい気分で、黒井地区での早朝宣伝は、濃い霧の中での活動だったが、心はしっかり晴れわたっていた。
 霧の虹、またの機会を楽しみにしている。   (山本俊平)

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ビラ配る 丹波の今朝は霧の虹        2.26 (宇則)  

熱きもの白雪に秘め 朝陽富士          (〃)

 

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