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このブログは、「人気度」無縁の2歳9か月のヨチヨチッ子。しかし、いつの間にか12000ものご訪問をいただきました。有難うございます。記事にご賛同いただいたり、ある時はコメンテイタ―どうしで熱のこもったまじめな議論をしあったり…感謝感激しています。なかには「無防備宣言を」とか「革命は武力なしでは不可能だ」というすごーい大テーマのコメントもいただきました。
本日はは「革命は武力なしでは不可能」について考えあいたいと思います。
確かに20世紀までの「民主」と「独立」獲得の闘いは、フランス革命、アメリカ独立戦争をはじめヨーロッパ、アジアその他で、多くの革命が武力を伴っていたのは事実です。それは絶対王政や帝国主義大国の圧倒的な軍事支配の下で、民衆は言論、出版など表現の自由はなく、議会制や民主的法体系のないなか、圧政との止むに止まれぬ闘いに起ちあがりました。銃さえ買えない貧しい民衆はほとんどが素手です。(ドラクロア画)
一方、日清、日露戦争から日中、太平洋戦争に至る武力による日本帝国主義の[大東亜共栄圏]戦略は、支配をアジア太平洋へ拡大したものの、内地では「欲しがりません勝つまでは」の耐乏生活。武器さえ底をつき、次々敗退、学校ではまじめに竹やり訓練・・・ついに神風ではなく原爆の熱風と放射能の嵐・・・日本帝国主義による無謀な侵略戦争は、アジアで2000万以上の未曾有の命を奪って終わりました。
侵略された側の中国、ベトナム、ラオス、カンボジア、韓国、朝鮮などアジアの多くの国々の人民は、帝国の予想に反して、侵略に怒り、独立と民主主義を求める革命心を呼び覚まし、革命の火は遼原に広がりました。帝国主義戦争の武力を逆手に革命に転化して帝国主義を追い出し、独立と民主主義―社会主義革命へ止揚しました。
戦後、日本では、2・1ゼネストの闘いが盛りあがり始めましたがGHQによる中止命令、原爆には勝てないことを悟る民衆はストライキを中止。しかし、民主的平和的憲法草案づくりが進み、政府案、民間の憲法研究会案(高野岩三郎氏ら)マッカーサー草案、社会党案、日本共産党案などがつくられれました。
衆議院の審議で、憲法九条は、いわゆる「芦田修正」によって「 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と修正され、GHQも異論をはさまなかった、といわれます。
ここには、日清戦争から敗戦までの[大東亜共栄圏]戦争のアジアの犠牲者2000万人への鎮魂と反省、そして世界の世論が反映し、凝縮されています。
そして今21世紀、帝国主義的支配の桎梏のなか、中南米諸国ではアメリカの言いなりにならない政権が相次ぎ誕生、武力ではなく選挙=議会による民主政権がひろがりました。これらの、いうなれば「平和革命」達成の国々の登場に学ぶことは重要です。また、フィリピンにおける米軍基地撤去の実現は、帝国主義・覇権主義であった大国の支配は、いまや武力では抑えきれないところにきていること、つまり支配されてきた国と民衆の力が強まってきたことの証です。
一方「中国、ベトナム、ラオス、カンボジア、ネパール、キューバ等は武力革命」路線を転換しました。また日本共産党は戦後「武力革命」派とは完全に決別、議会制民主主義による非暴力の変革を目指しています。1970〜80年代の「武力革命」戦術を続けた日本の「連合赤軍」などのニュースは消えて久しいですが、コメントをいただくのですから、思想信条の「武力革命」論は今もあるのでしょう。
世界ではいまなお、武力紛争の終わりは見えません。パレスチナとイスラエルの果てしない紛争・・・キリストの生前からある「目には目を」[歯には歯を]的な武力による報復の流血・・・それが2010年経った現在までも・・・。また、アルカイーダの無差別自爆・・・これにも胸が痛みます。
アルカイーダの無差別自爆テロはどれだけ多くの血を流したとしても世界の諸民族が握手できる解決は不可能でしょう。自爆者はもとより無関係な被害者も命は一つ。「目には目を」的な武力行使は、憎しみと悲しみの再生産だけ。。
また、大国がいかなる近代兵器を用いても、その被害を受けている側の抵抗やゲリラを根絶することは不可能です。道理と法による解決ができるように武力は捨てることが先決です。
このうな歴史と21世紀の現実を総合的かつ科学的に認識するなら、20世紀以前の武力革命戦術を絶対化し、教条的、機械的に21世紀の日本にあてはめる合理的根拠はあるでしょうか。少数の思い上がりで成功した革命は一つもありません。
武力の要らない世界=<恒久平和>へ向かう、明るい展望を拓く努力=運動を、各々の持ち場で、日常不断に積み重ね、大きく育てて行くことこそ、民主革命と独立の基なのではないでしょうか。ii
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写真
篠山市非核平和都市宣言記念
戦争は最大の人権侵害 非核平和人権のまちへ世界へ-
写真展
日 時 12月4日(金)〜7日(月)
場 所 篠山市市民センター
(於 第7回人権フェスタ in ささやま)
共催 篠山市、 九条の会ささやま 他
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なお、コメントはうれしいのですが、書いた内容とは全く関係のない、品性を疑う落書きが増え、削除に煩わされるためコメントは中止しています。悪しからずご了承ください
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