ここから本文です

書庫百人一首

記事検索
検索

全9ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9]

[ 次のページ ]

百人一首82首目


百人一首82首目

イメージ 1

思ひわび さても命はあるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり
おもいわび さてもいのちはあるものを うきにたえぬは なみだなりけり

道因法師
どういんほうし
1090年〜1182年頃


歌の意味
つれない人を思い慕って我が身を嘆いておりますが
それでも命はこの苦しみに耐えております
なのに涙は辛さに堪えられず とめどなく流れることだ

言葉の意味

思ひわび 自分につれない人を思い我が身の辛さを嘆いて
さても そうであっても
命はあるものを 命はあるものなのに
憂きにたへぬは 辛いことにたえきれないのは
涙なりけり 涙であることよ

出家前は藤原敦頼 「右馬助」という役目
         馬かいたちに着物もお金も上げずに
ネコババしたので怒った馬かいたちに着物も帯もはぎ取られた
これ以来、 はだかの馬助 というあだ名で呼ばれた
85歳ごろ出家して「道因」と改めた





百人一首81首目


 百人一首81首目 

イメージ 1

 ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる 
ほととぎす なきつるかたを ながむれば ただありあけの つきぞのこれる

後徳大寺左大臣
ごとくだいじのさだいじん
1139〜1191年

歌の意味
ホトトギスが鳴いたと思ってその方を見ると
既にその姿はなく
ただ有明の空に月がひとつ
残っているだけだった

言葉の意味
ほととぎす 夏の鳥として有名 夜の明け方早く鋭い声で鳴く      
鳴きつる方をながむれば 確かに鳴いたはずの方角をながめやると    
有明の月 陰暦の十六日以後の月 夜が明けてもまだ空に残っている月  

      後徳大寺左大臣とは藤原実定のこと。
祖父は実能(さねよし)で、彼が徳大寺左大臣だったことと
区別するために、実定は後徳大寺左大臣と云われていた

ほととぎすは昔からもっとも多く詩歌に歌われた鳥
主にウグイスの巣に卵を一個産み落とし、
ウグイスに育てさせる

昔の貴族たちは、明け方のほととぎすの
      第一声を聞くことが風流だったが 
ほととぎすは一声鳴くとすぐどこかへ行ってしまう 

    

百人一首80首目


 百人一首80首目 


イメージ 1

 長からむ 心もしらず 黒髪の みだれて今朝は 物をこそ思へ 
ながからむ こころもしらず みろかみの みだれてけさは ものをこそおもへ

待賢門院堀河
たいけんもんいんほりかわ

生没年月日 12世紀前半



歌の意味

末永く変わることはないとおっしゃったあなたのお心が

本当だとは思いますが、私にはわかりません。

そのため、お逢いして別れた今朝は、寝乱れた黒髪のように

心が乱れ、物思いに沈んでおります。


言葉の意味

長からむ 心も 末永くあなたのことを忘れまいという相手の心のこと

知らず 期待できない

黒髪の乱れて 黒髪が乱れているように心も取り乱して

今朝は 逢って別れた今朝は

物をこそ思へ いろいろと深い物思いにしずむことだ




神祇伯顕仲のむすめ


崇徳院の生母・待賢門院(藤原璋子)に仕えていたので

待賢門院堀河と呼ばれた

平安時代の代表的な女流歌人で、西行と親しく歌のやりとりも多い

崇徳院がお坊さんになったとき、堀河も尼さんになった





百人一首79首目



 百人一首79首目 

イメージ 1

 秋風に たなびく雲の 絶間より もれいづる 月の影の さやけさ 
あきかぜに たなびくくもの たえまより もれいづる つきのかげの さやけさ

 左京大夫顕輔 
さきょうのだいぶあきすけ
(藤原顕輔のこと)

生没年月日 1090-1155年

歌の意味

秋風に吹かれてたなびいている 夜空の雲の絶間から
月のひかりがこぼれております 
なんという清らかな美しさでありましょう

言葉の意味
秋風に  秋風によって
たなびく雲の  横に長く引いている雲の
絶間より  途切れている隙間から
もれ出づる  もれ出てくる
月の影の  月のひかりの
さやけさ  澄み切った明るさ
 
父= 正三位修理大夫顕季(藤原顕季(ふじわらあきすえ)のこと)

和歌の家元六条家をつくった父の子として生まれた(藤原清輔の父となる

ある年に顕輔は崇徳院に自作の和歌百首をさしあげた
その中の一首がこの歌。

顕輔は四代の天皇に仕えた
堀川天皇
鳥羽天皇
崇徳天皇
近衛天皇
正三位左京大夫(京都の左半分をおさめる役所の長官)となる

百人一首の中でもこの歌は月を主題にした代表的な作品



百人一首78首目


 百人一首78首目 


イメージ 1

淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に 幾夜ねざめぬ 須磨の関守
あわじしま かよふちどりの なくこえに いくよねざめぬ すまのせきもり

源兼昌
みなもとのかねまさ

生没年未詳十二世紀初め



歌の意味

淡路島の方から海を越えて渡ってくる千鳥のもの悲しい鳴き声に

いく晩目をさましたことだろうか 一人さびしく暮らす

須磨の関所の番人は・・・




言葉の意味

       淡路島=兵庫県の淡路島 須磨・明石の海岸と

       向かい合っている     

かよふ千鳥の無く声に=淡路島から通って来る千鳥の    

       もの悲しい鳴き声に    
 
  幾夜寝ざめぬ=いく晩眠りからさめたことだろう

  須磨の関守=須磨の関の番人       

       須磨は神戸市須磨区にあり、
     
        古くは関所であった     
   

   当時はさみしい漁村




父=美濃介敏輔(みののすけとしすけ)

兼昌は従五位下皇后宮大進となる

兼昌は、紫式部の書いた「源氏物語・須磨の巻」

読んで感動した 

その須磨の浦の寂しさを読んでみようと思った

千鳥は、和歌では妻や友を恋い慕ってなく鳥とされている

実際は兼昌が須磨の地に行って読んだものではない

兼昌は役人としては偉くはなれなかった

のちにお坊さんとなる

選者の定家はこの歌を大変気に入った







全9ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9]

[ 次のページ ]

ブログバナー

アバター
よっちろば〜ば
女性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
友だち(15)
  • もっちゃん2
  • Qsan
  • 雪の月
  • イシノマキ太郎
  • わすれ草
  • のり
友だち一覧
検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント

その他のキャンペーン

みんなの更新記事