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羽田発バンコック経由クエート着。独身だった頃、最初の海外ジェットストリーム。
6月末だったから、日本の湿気の夏から、猛烈な乾燥した熱砂の中へ、一気に放り出された。
アラビア湾岸を南下し、国境を越えて約100km、サウジ・アラビアへ。
降雨量は約200mmだが、3月と9月に季節の変わり目に前線が通り抜ける約2日間に集中するだけ。
それを境に夏と冬になる。見渡す限り砂漠が広がり草木も無い。
春と秋が無いのだから、草木も不要と言うことか。
太陽があがれば、地平線に小さな蜃気楼の黒い影が見え、砂丘の表面は熱せられ、数メートル先の足元から水面がキラキラと輝くような湖が広がり、歩くと水面も先へ逃げて行く。
「月の砂漠」と言えばロマンチックだが、夏の灼熱地獄(物陰で55度)と冬には薄氷と言う世界。
夜になっても、日中太陽に焼かれた砂からの輻射熱で50度にもなり、物陰や床下からサソリが這い出してくる。
宗教上の理由で酒はご法度だが、ブドウと砂糖を瓶詰めしてワインを密造。
夕食後入り江で、30分も格闘できる大きな黒鯛が釣れたが、石油臭くてとても食べられないが、アラビア人は喜んで家に持ち帰ってくれる。
仕事とは言え、こんな場所に6ヶ月もいたので、5人の仲間の中、リーダー挌の人がノイローゼに。
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世界の名所
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ぶどうと砂糖でワインが作れてしまうことにもびっくりですが、アラブ人が油臭い鯛も平気で食べちゃうのには、やはり習慣で魚がそういう味と思えば食べれるんでしょうね・・・
ぽちです。
2011/3/28(月) 午前 3:25
pompuさん
初めての海外出張で、こんな最悪な環境の現場で6ヶ月も過ごせたのですから、その後の海外旅行は、天国でした。
2011/3/28(月) 午前 10:28