空と模型とトイガンと +

梅雨入り坊やが梅雨告げるぅ〜♪ 祝!LIFE復活

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結果がすべてであり、決して自慢をせずとも、実績から評価がついて回るものだ。そこに至るまでの準備にも、プロセスにも、そして如何なる結末であろうとも責任を持つと言うことだと考える。

 某工房さんや、いくつかのトイガン関連ブロガーさん達の告知で本書「BIG SHOT 日本映画のガン・エフェクト」の存在を知り、予約購入した。BIG SHOTの納富氏と言えば、オレにとっては「クライムハンター」シリーズで鮮烈な映像に貢献してくださった方という印象が強い。それ以前から「ベイシティ刑事」等で斬新なエフェクトに貢献されていたようだが、数話しか観ていない。Gun誌などにも、これらの仕事やプロップが新作の度に紹介されていたと思うが、この当時は就職しており、趣味のジャンルが加速度的にバイクとスキーに傾倒していった時期でほとんど記憶の空白地帯だったが、映像だけはレンタルビデオで楽しんでいた。

 詳細は書店でご覧いただくのが手っ取り早いと思う。刑事物TVドラマのプロップからモデルガン(特に黒くてガス抜けのABS系)にハマッタ身としては、その延長にあるリアルなオートのBLKシーンを再現する工夫や、代表作中のプロップなども写真を交えて語られていることがウレシイ。また、ルーツとなるステージガンの歴史とモデルガンの歩んだ道等、その時代を検証する過程で日本のプロップガン効果に果たしたMGCの役割を、納富氏自らMGCのOBにインタビューしたり、BIG SHOTが参加した映画の巨匠(監督)たちへのインタビューも見逃せない。
イメージ 1
既に叶わぬ又野氏への取材も、クライムハンター当時の世良氏とのインタビューを再録するというカタチで収録されている。映画好きの方にも、今までと異なる切り口の新鮮な感じを受けるのではないだろうか。

 実は本書を手に取る前に、この手の書籍で危惧していたこともあったのだが、そのような内容になっていなくてよかった。法律はしっかり守った上で、これからもガン・エフェクトを更なる高みへと導きたいと語るさまに安心するとともに、今後の仕事も期待せずにはいられない。銃刀法のみならず火薬取締法や消防法等、関連法規にはプロとして当然のように精通し、安全マージンを十分考慮したうえで、対応されていることと思う。

 マズルフラッシュのCG合成レベルも急速に向上し、リテイクのリスクを回避するという意味では、その採用が増えてゆくのであろう。しかしプロフェッショナルとしての火薬にて、一発勝負のライブ感を持ったパーフェクトな仕事を映像内で発揮し、今後も、われわれの目を楽しませてくださることを切に願う。

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はじめまして。この度は私の方へお越し頂きありがとうございます。
「プロジェクトX」等、興味のない分野でも、プロフェッショナルの人の話は面白く聞けるものですが、これはガンと映画という自分にはど真ん中の分野なので、つまらなくないわけはありません。
TDF MRIさんの見事な書評で、昔から読書感想文が苦手だった私には、こんなことしか書けなくてすみません。
多くの方に好評で今回、この本を紹介できる機会が得られて良かったと思います。 削除

2009/4/8(水) 午後 11:18 [ GFC ] 返信する

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>GFCさん
書評なんて、とんでもないです。ただ思っていることを酔った勢いで好き勝手に綴っているだけで、翌日に読み返しては、毎回冷や汗をかいてます。
本書を読んで、また違った角度から見直したい作品もいくつか思い出しました。「ベイシティ刑事」も諸般の事情をクリヤしてソフト化していただきたいものです。本書の紹介やコメントまでいただき、ありがとうございました。そちらにも、時々寄らせていただきたいと思います。

2009/4/10(金) 午後 10:19 TDF MRI 返信する

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