イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

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ミニマル

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John Cale - Sun Blindness Music pt. 1

             

イメージ 2私のブログ記事を見てのとおり、現代音楽とフリージャズがメインとなっているようにロックは、ほぼ興味の対象外に等しかった。音源を聴いてというより、美術等(アンディ・ウォホールに象徴されるポップアート)などの動向から、きょう取り上げるヴェルベット・アンダーグランド Velvet Undergroundの知識を仕入れ、そのメンバーだったジョン・ケール John Cale (1942−)の存在を知ったという程度の門外漢に等しいリスナーにすぎないのだけれど。ただ、このジョン・ケールとミニマルミュージックの雄のひとりであるテリー・ライリーとの二人のコラボーレーションアルバムをすでに投稿している。意外な組み合わせだなとその時は思いつつの投稿だったけれど、双方が、かのミニマル・ドローン音楽の教祖ラ・モンテ・ヤングの影響を受け行動をともにしていたということを知りナットクであった。(きょう取り上げる3枚組みCDがまさしくその影響化のドローンミュージックといえよう)それにもうひとりのヴェルベット・アンダーグランドのリーダーともいえるルー・リードのアルバム「METAL MACHINE MUSIC」も≪アナーキー極まるメタルマシーンミュージック≫とタイトルして投稿している。さて、ところできょうの取り上げるアルバムは、60年代に、ジョン・ケールがポップスの音楽活動と併行して、自身の正統的な音楽修学の出自を証示するかのように裏街道で行っていた実験的な試みの数々の音源を、これまた特異なドローン・ミニマリストのトニー・コンラッドのプロデュースにより表に出されたCDの3CDBOXセット(黒塗り木箱仕様、再発売仕様だそうだ)。中身のCDから解説書まですべて黒(銀文字)で統一されて洒落た仕様になっている。こういうポップスに身を置いた、しかもクラシカルな素養も十分にあるアヴァンギャルドミュージシャンのミニマルコンセプトのサウンドは、生真面目さから解放されたエネルギーが感じられて3枚総時間約3時間のリスニングにも興趣尽きなく退屈をまったく感じさせなかった。これは聴きものといえよう。どこまでトニー・コンラッドがコンセプトやパフォーマンスに関与しているのか分からないけれど、どもかくおもしろかった。これも、先日の大散財した当の中古CDショップで手にしたものなのだけれど、外箱が破損しており、傷物ということで1200円(3枚で!)で良いですと超格安にて売ってくれた。中身のパフォーマンスとの出会いの興趣もさることながらこれまたラッキーなことだった。現代音楽ファンには、ぜひとも聴いていただきたい1枚、いや3枚であることを言い募ってこの稿擱えよう。


John Cale『New York in the 1960's』
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1367366&track=1 試聴サイト

ディスク:1
Sun Blindness Music
New York in the 1960s - disc 1
CD Table of the Elements TOE-CD-75, 2001
1.Sun Blindness Music [42:42]
2.Summer Heat [11:06]
3.The Second Fortress [10:36]
1. October 28, 1967; John Cale: Vox Continental Organ
2. August 1965; John Cale: Guitar
3. Late 1967/Early 1968; John Cale: Electronic sounds

ディスク:2
Dream Interpretation: Inside the Dream Syndicate Vol. II
New York in the 1960s - disc 2
CD Table of the Elements TOE-CD-79, 2001
1.Dream Interpretation [20:33]
2.Ex-Cathedra [5:03]
3.(Untitled) for piano [12:28]
4.Carousel [2:32]
5.A Midnight Rain of Green Wrens at the World's Tallest Building [3.19]
6.Hot Scoria [9:21]
1. February 6, 1969; John Cale: Viola; Tony Conrad: Violin
2. Late 1967/Early 1968; John Cale: Vox Continental Organ
3. Early/mid 1960's; John Cale: Piano
4. Late 1967/Early 1968; John Cale: Electronic sounds
5. February 8, 1968; John Cale: Viola; Tony Conrad: Violin
6. March 2, 1964 0r 1965; John Cale: Guitar; Angus MacLise: Cimbalom

ディスク:3
Stainless Gamelan: Inside the Dream Syndicate Vol. III
New York in the 1960s - disc 3
CD Table of the Elements TOE-CD-80, 2001
1.Stainless Steel Gamelan [10:30]
2.At About This Time Mozart Was Dead And Joseph Conrad Was Sailing the Seven Seas Learning English [26:27]
3.Terry's Cha-Cha [8:20]
4.After The Locust [4:18]
5.Big Apple Express [5:45]
1. Mid 1960s; John Cale and Sterling Morrison: Cembalet/Fretless guitar
2. May 1967; John Cale: Wollensak; John Cale and Sterling Morrison: Viola, Guitar
3. May 1967; John Cale: Wollensak; Angus MacLise: Hand drums, tambourine; Terry Jenings: Soprano Saxophone
4. Circa 1968; John Cale: Electric piano; Tony Conrad: Thunder machine
5. Early/mid 1960s; John Cale: Viola, tape; New York Fire Departement: Vocal

•John Cale ( Guitar )
•John Cale ( Piano )
•John Cale ( Piano (Electric) )
•Sterling Morrison ( Guitar )
•Terry Jennings ( Sax (Soprano) )
•Tony Conrad ( Violin )
•Angus Maclise ( Hand Drums )
•Angus Maclise ( Tambourine )
•John Cale ( Viola )
•Sterling Morrison ( Viola )
•Tony Conrad ( Sound Effects )
•John Cale ( Electronic Sounds )
•John Cale ( Tape )
•Angus Maclise ( Cimbalom )
•John Cale ( Cembalo )
•John Cale ( Sarinda )
•John Cale ( Vox Continental )
•Sterling Morrison ( Cembalo )
•Tony Conrad ( Producer )
•Billy Name ( Photography )
•David Fricke ( Liner Notes )
•Gerard Malanga ( Photography )
•Jeff Hunt ( Art Direction )
•Jeff Hunt ( Executive Producer )
•John Cale ( Main Performer )
•John Cale ( Performer )
•Tony Conrad ( Mastering )
•Tony Conrad ( Performer )
•Tony Conrad ( Recording )

John Cale - (Untiteld) For Piano

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安い!笑 うらやましいです!僕もこのBOX、木箱が割れていてふたが閉められなくなったので自分で接着剤でくっつけるはめになりました・・。新品で買ったのに(:_;) Tony ConradさんのBOXは反対に紙製の粗末な外箱にプラスチックケースとブックレットをぎゅうぎゅう詰めにしていて大変出し入れし辛いです。このレーベル、興味深いリリースは多いのですが、パッケージにいつも悩まされています笑

2008/10/20(月) 午前 0:49 [ crueltyfreeimprovisaton ]

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たぶん悔しいことでしょうね。お察しします。貴ブログで取上げられていたものだと思い出し、安かったので手にしました。定価ではとてもじゃないが・・・のセットものですが。おおいに堪能しました。貴ブログ情報が役に立ちました。ありがとう。

2008/10/20(月) 午前 8:15 緑の森

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毎夜、楽しみに拝見しております。
___________________

このボックス、アナログ盤の木箱を持っていますが、なんだか勿体なくて
開封していません。レコードが反ってしまってるかもしれませんが…

もっとも、中身は分売されていたCDを持っているのでそちらで楽しんでいます。
初めて店頭で『Sun Blindness Music』を見かけた時は
「まさにお宝だ!!」と興奮したものです。


ラ・モンテ・ヤングがもっと音源公開に積極的だったら良いのに…

2008/10/21(火) 午前 2:02 [ que**dax ]

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ラ・モンテ・ヤングに関しては、ドローンの教祖たるの地位を保たんがためかと勘ぐりたくもなりますね。
ヤフー以外からのご訪問のようで、かつコメントありがとうございます。

2008/10/21(火) 午後 6:09 緑の森


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