Boulez- Deuxieme Sonate pour Piano (1/4) by Idil Biret「氷ばかり艶なるはなし。苅田の原などの朝のうすこほり。古りたる檜皮の軒などのつらら。枯野の草木など、露霜のとぢたる風情、おもしろく、艶にも侍らずや」(心敬『ひとりごと』) 「雪 ち る や 穂 屋 も 薄 の 刈 り 残 し」 (芭蕉) 戦後現代音楽を代表する傑作中の傑作。音楽史上にその名を刻み、名作と語り継がれることだろう。まずこのことは間違いない。断言できる。何もドシロウトの私が斯く言い募らなくてもいいのだけれど。この若きピエール・ブーレーズ(1925-)の、硬質な鋼のような『ピアノソナタ第2番』(1948)は、すべてが崩壊しつくした大戦直後の敢然の美学の結晶であり、決然の意志表明といえよう。無調のロジックが斯くも美しき光輝を放つとは・・・。たとえようもなく冷たく厳しい美しさ。すばらしい・・・。 Pierre Boulez『Sonata No. 2 / Webern: Variations op. 27』 Pierre Boulez - Piano Sonata No. 2 27:45 A1.Extrêmement rapide 5:26 A2.Lent 10:07 A3.Modéré, presque vif 2:12 B1.Très librement, avec de brusques oppositions de mouvement et de nuances 10:00 Anton Webern - Variations for Piano, Op. 27 6:45 B2.Sehr mässig 2:25 B3.Sehr schnell 0:37 B4.Ruhig fliessend 3:43 Idil Biret, piano http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/16647684.html ピエール・ブーレーズの無調の知性が創り出す厳しい美とはかくや? http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/45403021.html 抽象的で透きとおった硬質なダイナミズム。引き締まった美しい世界ピエール・ブーレーズ(1925-)の、2台のピアノのための『構造(ストリクチュール)』(1952‐61) http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/37706229.html マウリツィオ・ポリーニで1936年第二次大戦直前のウェーベルン『Variationen Op.27』。1948年大戦直後のブーレーズ『Sonate No.2』を聴く http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/49023489.html <ウツ>のはてに雪崩れ込んでくる放心の充溢。インテンシヴな冷たい情熱・パトスに満ちたインプロヴィゼーション・ジャズ『The Music Improvisation Company 1968-1971』 http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/53232752.html デレク・ベイリー『ソロ・SOLO』(incus2/1971)。≪あらゆる様式と美と解放が聴こえてくる≫ためには音速ではなく光速に擬せられもしよう≪「速く考えられること」≫の前人未到の敢然が必要だった。 Pierre Boulez - Piano Sonata No. 2 - I. Extrêmement rapide:piano Maurizio Pollini
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ブーレーズ
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ブーレーズは若い頃ポリーニでよく聴きました。また聴いてみたくなった。
2010/1/14(木) 午前 10:48 [ - ]
ポリーニのような、音楽史に残る名ピアニストの現代もの。いいですね。単純にうれしいです。(尤もその他おおぜいの現代曲はお付き合いがなさそうですが。)
2010/1/14(木) 午後 10:19
最近買ったポリーニは荒々しいバッハを弾いていました。グールドではないが鼻息やうなり声まで録音されていましたよ…!
2010/1/19(火) 午前 6:58 [ - ]
ネット通販をみましたが、平均律クラヴィーア曲集なのでしょうか。機会をみつけたく思います。なにせ<!>がついてるもので。
2010/1/19(火) 午後 6:37