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以下の放送内容だった。 【 − 生誕100年、山田一雄 メモリアル・コンサート − 「序曲 荘厳なる祭典」 山田一雄・作曲 (13分23秒) (管弦楽)神奈川フィルハーモニー管弦楽団 (指揮)小泉和裕 「もう直き春になるだろう」 山田一雄・作曲 (2分52秒) (ソプラノ)山田英津子 (管弦楽)神奈川フィルハーモニー管弦楽団 (指揮)小泉和裕 「日本の歌」 山田一雄・作曲 (8分42秒) (ソプラノ)山田英津子 (管弦楽)神奈川フィルハーモニー管弦楽団 (指揮)小泉和裕 「大管絃楽の為の小交響曲“若者のうたへる歌”」山田一雄・作曲 (12分10秒) (管弦楽)オーケストラ・ニッポニカ (指揮)田中良和 <オクタヴィアレコード OVCL−00459> 】 へ〜こんな作品を書いていたのか・・・。初耳だった。 なかなか聴き応えのある曲だった。戦前戦時という時代が示すように、おしなべて民族趣のする作品であったけれど、鼻につくほど酷いものではなく、知的洗練を保持するものと聴けた。で、さっそく、ネット図書館を覗いたところ、さいわいにも、つい最近所蔵されたらしく借りることができた。 なかでも「おほむたからop.20」(1944)は、秀逸だった。このタイトルの「おほむたから」とは【「(天皇の)大きな御宝」すなわち天皇の臣民】の意味なんだそうだ。(作曲された)戦時と天皇の臣民ということで、国威発揚のイメージを短絡しそうだけれど、そんなこと以上に音楽として十全に書き上げられており、魅力をもっている。 【この作品は、マーラーの交響曲五番の第一楽章及び第二楽章の楽想と、天台宗の声明の楽想、要素をあわせて作曲された作品・・・】(同梱解説より)のよし。 わたしには国威発揚というより、この作曲家の、戦時という鬱屈せる時代から受ける個的衝迫感のようなものをこの作品から感じるのだけれど。 『もう直き春になるだらう―山田一雄 交響作品集―』 1.大管弦楽の為の小交響曲「若者のうたへる歌」(1937) 2.交響組曲「呪縛」(1940) 3.もう直き春になるだらう(1938) 4.日本の歌(1944/1959) 5.おほむたからop.20(1944) 6.大管弦楽の為の交響的「木曾」op.12(1939) ごあんない―― http://www.medias.ne.jp/~pas/yamakazu.html 日本の作曲家たち /2山田一雄 (和男)
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現代音楽<日>
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