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はやばやと、わがブラジル・サッカーワールドカップは終わってしまった。予選リーグ敗退もありかも、とのいくぶん気弱な予感の無いでもなかったが・・・。でも、それが現実となってしまうとは・・・。 これからいよいよ佳境となるというのに、わが代表のいない決勝トーナメントでは、のるかそるかの一発勝負の興奮と熱狂を呼び起こすイベントではなくなってしまった。 まるで熱い夏が終わったかのよう。祭りはこれからだというのに・・・。 いさぎよく結果を受け入れ、胸におさめるため「男は黙ってサッポロビール」!といきましょうか。 ところで話は変わって、過日自動車通勤の車中、ラジオから流れていた曲・・・、うん?いいね〜ハイドン?との印象。 しかし、以下だった。 いくぶんの華やかさと軽やかな、よどみない品よくバランスのとれた音の紡ぎ出し。気分穏やかに、浮かれることなく愉しませてくれる音楽。 場に居合わせる人々を和ませるこういうモーツァルトは、まことすばらしい。 ちなみに、【ディヴェルティメント(伊: divertimento)は、18世紀中頃に現れた器楽組曲である。語源はイタリア語の「divertire(楽しい、面白い、気晴らし)」に持ち、明るく軽妙で楽しく、深刻さや暗い雰囲気は避けた曲風である。】(WIKI) とのこと。 さて脈絡なく、備忘録として・・・でもありますが、フランスの哲学者・アラン(1868〜1951)のことばに 「悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する。」幸福論より があるそうで・・・。いいことばですね。
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ショパンは好んで耳を傾かせる作曲家ではないのだけれど。はて、どうしてネット図書館で借りて手にしたんだろう。 どうやら、 を、ラジオで聴いて、あ〜ショパンね〜と、それがきっかけだったようだ。 とうぜん?!ながら、その件のモンポウの「ショパンの主題による変奏曲」なぞ所蔵されておらず、で、次善というより若きアシュケナージ(Vladimir Davidovich Ashkenazy、1937 - )のショパンの録音、それも長いあいだマボロシノと言われていた音源なんだそうで、それを検索で目にし手にしたまで。 1955年のワルシャワで開催されたショパン国際ピアノコンクールで、このアシュケナージが2位に輝いたものの【アシュケナージが優勝を逃したことに納得できなかったアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリが審査員を降板する騒動を起こした】出来事は音楽ファンにはよく知られたこと。 その驚嘆すべき技量にもかかわらず、審査員のひとりであったミケランジェリが審査結果への不服降板する騒動のなか1位を獲得できなかったアシュケナージのショパンとは・・・、ということもあってか1959−60年に録音された、センセーショナルな注目の若き才能アシュケナージの貴重な音源、なんだそうで・・・。 でも、収録年代の制約もあって音質はよくない。音楽の素養のある人には、そうした音質をさしおいても聴きごたえのある、まさしくマボロシノ名盤なのでしょうが・・・。 こういうマボロシ?!の音源を聴くには、それにふさわしい?、貧弱、シンプルな再生機器、例えばチープなCDラジカセ程度の再生装置で耳そばだて聴くのが雰囲気があっていいのかなと思わせられたことだった。 なまじ、いい再生機器では、音源の音質に不満が募り、虚心平静に聴けないかも・・・。素養のない弩シロウトゆえ・・・。 Chopin / Vladimir Ashkenazy, 1960s: Etudes, Op. 10, Nos. 1 through 6 - Vinyl LP Chopin / Vladimir Ashkenazy, 1960s: Etudes, Op. 10, Nos. 7 through 12 『Chopin* / Vladimir Ashkenazy – 12 Etudes Op. 10 • 12 Etudes Op. 25』 Twelve Etudes, Op.10 1. No.1 C Major. Allegro 2. No.2 a minor. Allegro 3. No.3 E Major. Lento, ma non troppo 4. No.4 c sharp minor. Presto 5. No.5 G flat Major. Vivace 6. No.6 e flat minor. Andante 7. No.7 C Major. Vivace 8. No.8 F Major. Allegro 9. No.9 f minor. Allegro, molto agitato 10. No.10 A flat Major. Vivace assai 11. No.11 A flat Major. Allgeretto 12. No.12 c minor. Allegro con fuoco Twelve Etudes, Op.25 13. No.1 A flat Major. Allegro sostenuto 14. No.2 f minor. Presto 15. No.3 F Major. Allegro 16. No.4 a minor. Agitato 17. No.5 e minor. Vivace 18. No.6 g sharp minor. Allegro 19. No.7 c sharp minor. Lento 20. No.8 D flat Major. Vivace 21. No.9 G flat Major. Allegro assai 22. No.10 b minor. Allegro con fuoco 23. No.11 a minor. Lento. Allegro con brio 24. No.12 c minor. Molto allegro, con fuoco Vladimir Ashkenazy, piano Recorded in 1959 (1-12, 20-24), 1960 (13-19) SUCD 10-00511
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なにせ偏った音楽数寄ということもあって、世に愛され親しまれてきたフォークソングや歌謡曲といったポップスなどはあまり耳を傾けなかった。ラジオからながれてくるのを耳にするぐらいでアルバムを買ってまでではなかった。世代的にはほぼ同じなんだけれど・・・、町の図書館で借りてきた井上 陽水(いのうえ ようすい、1948 - )。 ゴールデンベストと名うたれているものを手に今さらながら投稿するのだから、恥知らずのショウモナイ音楽選好でアリマス。 ところで、きわだつ陽水個性の名曲「傘がない」や「夢の中へ」は、戦後趨勢として順調に経済成長してきたわが国のみならず世界の経済が、(第1次)オイルショックと称される【原油の供給逼迫および価格高騰】により混乱。世界の政治経済を大きく画期する構造転換を余儀なくされた時代。戦後成長経済のターニングポイントでもあった・・・。 「…だけども問題は今日の雨 傘がない」 「探しものはなんですか? 見つけにくいものですか? カバンの中も つくえの中も 探したのだけれど見つからないのに まだまだ探す気ですか? ・・・」 まさに時代をつらぬくメタフォリカルなリフレイン。 傘がない 陽水 枯れ葉よ〜 枯れ葉よぉ〜 井上陽水『GOLDEN BEST』 Disc 1 1.少年時代 (作詞:井上陽水 / 作曲・編曲:井上陽水,平井夏美) 『ハンサムボーイ』より 2.ありがとう/井上陽水奥田民生 (作詞・作曲:井上陽水,奥田民生 / 編曲:井上陽水奥田民生) 『ショッピング』(井上陽水奥田民生)より 3.Make-up Shadow (作詞:井上陽水 / 作曲:彩目映 / 編曲:佐藤準) 『UNDER THE SUN』より 4.アジアの純真/井上陽水奥田民生 (作詞:井上陽水 / 作曲:奥田民生 / 編曲:井上陽水奥田民生) 『ショッピング』(井上陽水奥田民生)より 5.最後のニュース (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:井上陽水,バナナ-U・G-カワシマ) 『ハンサムボーイ』より 6.傘がない (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:星勝) 『断絶』より 7.氷の世界 (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:星勝) 『氷の世界』より 8.夢の中へ (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:星勝) オリジナルアルバム未収録曲・「夢の中へ」(シングル)より 9.リバーサイド ホテル (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:星勝) 『LION & PELICAN』より 10.心もよう (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:星勝) 『氷の世界』より 11.5月の別れ (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:佐藤準) 『UNDER THE SUN』より 12.いっそ セレナーデ (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:星勝) 『9.5カラット』より 13.クレイジーラブ (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:鈴木茂) 『EVERY NIGHT』より 14.飾りじゃないのよ 涙は (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:久石譲) 『9.5カラット』より 15.ジェラシー (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:星勝) 『あやしい夜をまって』より 16.青空、ひとりきり (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:矢野誠) 『招待状のないショー』より 17.新しいラプソディー (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:星勝) オリジナルアルバム未収録曲・『新しいラプソディー』(シングル)より 18.長い坂の絵のフレーム (作詞・作曲・編曲:井上陽水) 『九段』より Disc 2 1.とまどうペリカン (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:星勝) 『LION & PELICAN』より 2.カナリア (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:川島裕二) 『LION & PELICAN』より 3.ダンスはうまく踊れない (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:久石譲) 『9.5カラット』より 4.娘がねじれる時 (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:高中正義) 『スニーカーダンサー』より 5.なぜか上海 (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:高中正義) 『スニーカーダンサー』より 6.英雄 (作詞・作曲・編曲:井上陽水) 『九段』より 7.ワカンナイ (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:後藤次利) 『LION&PELICAN』より 8.ワインレッドの心 (作詞:井上陽水 / 作曲:玉置浩二 / 編曲:萩田光雄) 『9.5カラット』より 9.夏の終りのハーモニー/井上陽水・安全地帯 (作詞:井上陽水 / 作曲:玉置浩二 / 編曲:星勝,安全地帯,中西康晴) 『安全地帯V』(安全地帯)より 10.TEENAGER (作詞:井上陽水 / 作曲:井上陽水,平井夏美 / 編曲:藤井丈司) 『九段』より 11.Tokyo (作詞:井上陽水 / 作曲:井上陽水,平井夏美 / 編曲:井上鑑) 『ハンサムボーイ』より 12.タイランド ファンタジア (作詞・作曲・編曲:井上陽水) 『永遠のシュール』より 13.帰れない二人 (作詞・作曲:井上陽水,忌野清志郎 / 編曲:星勝) 『氷の世界』より 14.Just Fit (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:星勝) 『ガイドのいない夜』より 15.人生が二度あれば (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:星勝) 『断絶』より 16.結詞 (作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:川島裕二) 『ガイドのいない夜』より 17.積み荷のない船 (作詞:井上陽水 / 作曲:井上陽水,浦田恵司 / 編曲:星勝) オリジナルアルバム未収録曲・『TEENAGER』(シングル)より
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[HD] Monteverdi - Vespers, "Vespro della Beata Vergine" | John Eliot Gardiner, Palace of Versailles.サッカー日本代表、ブラジル・ワールドカップ初戦コートジボワールに敗れる… ということで、きょうはまったくテンション下がりっぱなし。本田選手のみごとな先制ゴールでいっしゅん喜んだものの・・・。球の出所へのプレッシングなど積極性があまり見られなく、初戦の緊張と相手チームへの怖気づいたようなメンタル面での弱気(いつもの悪癖!?度が過ぎたリスペクト…5回連続出場で培ってきた日本サッカーにもっと自信をもて!)が災いしてか、また、入れ込み過ぎもあってか落ち着いたパスワークの良さも見られず・・・、こりゃ今日は負けだなあと思っていたら、案の定その通りになってしまった。 この精神的な弱さをなんとかしてやって!・・・、なでしこ!。マッタク。 ということで、きょうはこの落ち込んだ気分をしずめるためにも、町の図書館で借りていたモンテヴェルディ(Claudio Giovanni Antonio Monteverdi, 1567 - 1643)の『聖母マリアの夕べの祈り(晩課)』を投稿して擱こう。 けれどこのアルバムは、4年ほど前すでに、 http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/61197983.html モンテヴェルディ 『聖母マリアの夕べの祈り(晩課)』 。おお〜、なんたる絢爛華麗。神の威光ここに極まれりと、尖塔に響きわたる荘厳重厚。 とタイトルして投稿しているのだけれど。 そこでは以下、紡いでいたのだった。 【1610年の作。絢爛華麗もあるけれど、この圧倒的なまでの劇的迫力。このゆるぎのなさ。見事でございますデス。ところでこのモンテヴェルディが活躍していたイタリアはローマに≪ローマ教皇グレゴリウス13世に謁見(えっけん)≫を賜ったとして知られる天正遣欧少年使節(てんしょうけんおうしょうねんしせつ)団が訪れているのだ。ときは1582年(天正10年)出航。1590年(天正18年)長崎に帰港とある。かの地に斯くなる絢爛華麗な神の栄光がポリフォニックに天上を響きわたっていたのだろう。その使節の目的の一つには≪日本人にヨーロッパのキリスト教世界を見聞・体験させ、帰国後にその栄光、偉大さを少年達自ら語らせること・・・≫(WIKI)とあったそうだ。まさに<神の栄光、偉大>がここモンテヴェルディの響きにあると言いたくもなる。】 ところが、せんじつ来読んでいた書物(久しぶりに興に乗った読書だった)で知ったのだけれど、この曲が作曲された1610年ごろは、今と同じ超低金利時代(1611〜21)が長くつづく過去に例のない<イタリア・ジェノバの超低金利>と称される時代で、それは「利子率革命」と呼ばれ、中世の荘園制・封建制社会が崩れ近代資本制社会・主権国家への一大転換へのとばくちであったとか。 その歴史的超低金利を400年ぶりに更新したのが、現在ただいまという時代なんだそうで。 いつまで続くのかと経済学のシロウトの私たちにも思わせるほどの異常に長い超低金利時代。 これはなんなのだ?。何の予兆か? それは、現代金融資本(ギャンブル)主義社会、ますますの経済格差を内外に帰結するグローバル市場主義経済世界のドン詰まりの時代だ・・・歴史社会の一大転換の時代なのかもしれない・・・と。 あくまでも、この曲の音楽外!の背景は、斯くあったのだというだけのことなのですが・・・。 『モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り(晩課) 』 Claudio Monteverdi - John Eliot Gardiner – Vespro Della Beata Vergine / Vespers Of The Blessed Virgin / Marien-Vesper ディスク:1
1. 聖母マリアの夕べの祈り ディスク:2 1. 聖母マリアの夕べの祈り |
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オ〜っと、琳派?誰の作?と目にとまったのがこの画。いっしゅん俵屋宗達の『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』が呼び起され我が感性脳をくすぐったのだった。 先日の購読新聞の記事にあったものなんだけれど。 京友禅の老舗、なんと【室町時代末期の創業から450年以上】!という・・・老舗「千總(ちそう)」のもつ優美華麗な和の意匠、それも明治以降の【十二代西村總左衛門】による京都画壇の【日本画家に下絵を依頼する画期的試み】によって成果した斬新モダンな文様意匠を展覧するを趣とする『岸竹堂と今尾景年 明治の千總(ちそう)と京都画壇』なる紹介記事だった。【千總(ちそう)所蔵の下絵の約三分の二は】この二人の日本画家の手になるとのこと。 画の美意識に感じ入ったとはいえ、その新聞の記事中の粗い画では・・・と。 で、たまたまネット図書館に所蔵されていた『千總、型友禅伝統図案集』を手にし京友禅の優美華麗、かつモダン斬新の意匠のさまざまを堪能したのだった。というものの、件の目にとまった今尾景年の『烏(からす)に鷺(さぎ)文様』(1893)は掲載されていなかったのだけれど・・・。 |


