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生き続ける二輪旧車の現実 本業の“彫金屋”HPはhttp://stuworks.jimdo.com

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連休1st & 2nd

連休で御座います。

午前中のみですが、久しぶりにバイクでお出かけ。
超近場ですが!

先ずは2日(土)、品川区に有る大井競馬場にて開催されている「東京部品交換会」へ。
本当は10月に開催される予定でしたが、お天気の関係で順延&連休初日と言う事も有り、人出は若干少ない感じでした。
何か掘り出し物が無いかイロイロ物色しましたが、トラカブ関連の品物は見つからず。悔しいので同時開催のフリマで作業用のジーンズ(300円)をゲット。

以下、当日会場で見掛けたイカス車両をPickUP。
イメージ 1
TRIUMPH 5T SPEEDTWIN 53〜4年ぐらいのモデル?
37年に初登場した「SPEEDTWIN」、搭載されていたOHVツインエンジンは言わずと知れた名機中の名機。戦前から続くリジットフレームにそのまま搭載できる"ハブクッション"搭載車は、そのスタイルから特に人気の高いモデルです。

イメージ 2
綺麗に再生されたホンダ ジュノオM80。今見ても古臭さを感じないデザインですね。
54年、需要が高まっていたスクーター市場へ投入した野心作「ジュノオK型」の失敗(あまり売れなかった)を踏まえて60年に再登場したM80型。
スッキリとしたデザインは好評でしたが、当時としては先進的メカニズムのテンコ盛りであまり一般には受け入れられず。。。コチラも前作同様、販売面では振るわなかった様です。

イメージ 3
綺麗なMOTOBI(モデル名不明)。
イメージ 4
もう一台、MOTOBI!こちらはイイ感じのヤレ具合。低く構えたハンドル周りはヤッパリ格好イイっすね〜。

イメージ 5
おぉ〜、珍しい!GREEVES SILVERSTONE!
トライアル競技で名を馳せた英国GREEVES社が送り出したロードレーサー。
GREEVESと言えば特徴的なフロントのボトムリンクサスが一際目を引きます。ストリップにすればこれまた特徴的なアルミ鋳物とアルミパイプを溶接して組まれたフレームがお目見え。
64年のマンクスGPで英国製マシンとしての最速ラップ(平均87.61 mph)を記録しています。当時の市販レーサーとしては結構高い戦闘力を秘めてます。

以上、2日のレポはココまで。
続いて3日のレポ。

本日3日は千葉に程近い「葛西臨海公園」へ。
何やら旧いのが集まると聞いていたのですが、連休中な事も有り集まりは今一つ。
とは言っても、久しぶりにT氏にお目通り&雑談。

そこでカメラを持った御仁にお声を掛けられたのですが。。。
雑談中に「石巻から来た」「タイガーをレストア中」など、何処かで聞き覚えのあるワードが!

恐る恐る「ブログやってませんか?」とお尋ねした所、何とこの御仁、"45CLUB"さん!
何やら某夢の国で家族サービス中に抜け出して(時間制限付き)来たとの事。
いやぁ〜、まさか葛西くんだりでお目に掛かれるとは!この出会いが本日一番の収穫で御座います!

オートバイ談義に限らず、貴重なお話を沢山聞かせて頂き感謝感激で御座います。短い時間でしたが、改めて御礼を申し上げるとともに、またお会い出来る日を楽しみにしておりますョ!
またまた間が空いてしまいましたが、前回の続きです。

謎多きGPレーサー「LINTO」のアレコレ。
イメージ 1
LINTO 500cc(ワークスの個体か市販の個体かは不明)
ちょこっと記載しましたが、アエルマッキ アラドーロのエンジンを並列に2つ並べた心臓を持つレーサー。

この車両が誕生した背景としては、当時GPレースシーンで資金力に乏しいプライベーター達が用意出来る予算でそれなりの"戦い"が出来る市販ロードレーサーが枯渇していた事情が御座います。
500ccクラスで多くのプライベーターに愛されたノートンManxやマチレスG50は、優れた操舵性能を差し引いてもすでに絶対的な性能が不足し、日進月歩の日本&イタリアンワークス勢との差は開く一方となっていました。
その現状を憂いたLino Tonti氏(グッチ等々で活躍したレースエンジニア)が、アエルマッキのサポートを受けて開発したのがこの"LINTO"というレーサーです。

イメージ 2
腰上はアラドーロのパーツをそのまま搭載しています。
1967年のイタリアGPでLINTOは試作車のテストを行なっています。
このテスト時には360度クランクを採用していましたが、凄まじい振動で乗れる状態では無かったみたいでコレ以降、180度クランクが標準採用となった様です。
30mmのデロルト製レーシングキャブを介して58bhp/9800rpmを発生、トップスピードは約150mph(=240kph)。
度重なるテストを重ね、1968年モンツァGP、アゴスティーニ(MVワークス)に続きAlberto Paganiが4位でフィニッシュ。信頼性に多大な不安を抱えていましたがそのポテンシャルを証明し、LINTOはこのレース後に12台の"市販レーサー"受注を請けて各プライベーター達の元へ届けられました。

翌1969年、LINTOのワークスレーサーとして契約(1967年〜)を延長したAlberto Paganiは全24回の騎乗で完走は僅かに2回と、度重なるマシントラブルに悩まされますが、イモラGPでPaganiはLINTOに唯一の勝利をもたらしました。
ワークス、市販車共に度重なるマシントラブルを抱え(1969年シーズンオフ時、オーバーホールを受けた全ての"LINTO"の実に80%がプライマリギアを破損した状態だった模様)、根本的な解決に至る前にLINTOは短期間(2年強)の活動をもってグランプリシーンから姿を消します。

*注*
1969年冬に15台の市販車追加受注を発表していますが、この"15台"が製作されたかどうかは何処にも記載が有りませんでした。とある書籍に1969年内には「一台も製作していない」との記載を見つけましたが、翌1970年に製作されたのかどうかは発見出来ませんでした。

イメージ 3
純正で採用されていたフォンタナ製のレーシングブレーキ。
デカいドラムはやっぱり良いですな〜。ゾクゾクします!

少ない資料から随分とかいつまんで記事にしていますので、説明不足な部分はご容赦下さい。記載に間違いが有った場合にはご指摘頂けると有り難いです。

補足ですが、2005年5月ネコパブリッシング発行の雑誌「Classic Motorcycling Vol.02」に若干の記事が有りますので、お手元に有る方は見返してみては如何でしょ?
少々遅くなりましたが、前回の続きです。

今回は〜Vol.1〜の冒頭でちょっと触れた"国産メーカー乱立期(50年代)"に製作されたと思われる「謎の二台」の追記です。

まずはこの一台。
イメージ 1
1954年 富士自動車 D.N.B号 125cc *公式出走表より抜粋*
母体となる会社は47年創業の「日造木工株式会社」、その後「東京瓦斯電気工業」と合併し「富士自動車」となる。
マイクロカー界隈で人気の"フジキャビン"を製作(1955年)した会社です。
現在は「コマツ」の完全子会社として「富士自動車」の法人格は消滅しています。

イメージ 2
数々の小規模メーカーが採用した"ガスデン"エンジン。しかし、経営は厳しかったみたいで、合併しガスデンエンジンのブランドを引き継ぎ誕生した「富士自動車」でも月産は100台ほどだった様です。


もう一台はこちら。
イメージ 3
1953 大沢製作所 OSW号 125cc *公式出走表より抜粋*
イロイロ調べましたが、ほぼ情報が出てきませんでした。。。

イメージ 4
エンジンはOHVの125ccだそうです。見たことの無いエンジン形状です。自社製のエンジンなのでしょうか??
このエンジン、実は“排気2ポート”なのですが、何故か片側の排気ポートが塞がれた(本来エキパイが刺さる部分にカップ型の蓋がしてある)状態で稼動していました。

イメージ 5
ヘッドの造形はかなり凝った造りです。オイルラインは外配管、小ぶりなクランクケース&別体ミッション。設計思想的には戦前車の面影を残している様に感じます。

イメージ 6
"手彫り"っぽい書体のエンブレムがイカす。


今回はココまで。
次回へと続きます。
前回の続き。

レーサー編です。
イメージ 1
ホンダ CR72。CR72/77は国内外の有力プライベーターへの供給はされたものの、市販に至らなかった「CRシリーズ」の長兄です。
当時、ホンダが市販を諦めた際に回収を進めていた様ですが、ソレを逃れた数少ない個体が現存するのみ。

イメージ 2
ドカ750ss Imola-Rep。特徴的なデカいフレークのラメ塗装ですが、不思議とイヤらしくないのは「イタリアの色彩センス」の賜物と勝手に解釈しております。

イメージ 3
「桐高レーシング」さんちのTR250。ウォームアップ中に金属音拝聴&白煙をハスハス吸引。満足。

イメージ 4
紛う事無き“ワークスマシン”ホンダRC144のヘッド周りを覗き込む。ベベルギア駆動の巨大なツインカムヘッド周り。

イメージ 5
短命に終わったレーサー“Linto(リント)”のヘッド近影。アエルマッキ社製アラドーロの腰上を二つ並べた500cc二気筒。
後で若干詳しく記事にする予定ですが、市販レーサーとして販売された“Linto”は'68年12台と'70年15台?のみ。貴重な一台です。

次回へと続きます。
前回の続き。

イメージ 1
ピッカピカのBS TMX100。動態の現車は初めての経験です。BSのスポーツ系車両ではお馴染みのタンク形状。格好イイ!

イメージ 2
錆&オイル磨きが艶かしいホンダ ベンリーJC。50’sサウンドを奏でトコトコ走ります。

イメージ 3
Late 60'sな感じのCB72改。ブラックアウトのホイールが精悍なイメージですネ。

イメージ 4
旧い方のKawasaki 250TR。綺麗な一台です。

イメージ 5
ボニィ2台。言わずと知れた“市販車最速”の名を欲しいままにしたトラのフラッグシップ。

イメージ 6
ハの地に突き出すデカいファンネルはやっぱりソソります!


次回へと続きます。

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