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生き続ける二輪旧車の現実 本業の“彫金屋”HPはhttp://stuworks.jimdo.com

銀職人

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大分、更新をサボってしまいましたが、今回はお仕事のお話。

ご承知の通り当方の“本業”はシルバーアクセサリーとかを作る人。
ブログではバイクの事ばっかり熱を上げていますが、物作りの楽しさをお伝え出来れば。。。などと日々考えている次第です。

さてここから本題。クランプの話題です。

ウチでは数年前から「手作業での原型製作」に加えて「機械での原型製作」もやっております。
機械はROLAND社製の“MODELA”シリーズの改造機。ホビー用にしては高性能なプリンターサイズのNC切削機です。
<<メーカーHP>>http://www.rolanddg.co.jp/product/3d/3d/mdx-20_15.htm

このモデラという機械、ホビー用としてはオーバースペックなくらい高性能ですが、多々使い辛い部分も有ります。
個人的に一番の難点は「材料の固定」方法です。
通常、両面テープなどで材料を固定しますが、粘着力が弱いと加工中にズレる、加工後も薄いトコロを無理に剥がすと破損する。。。と言った悩みが常に付き纏う感じです。

イメージ 1
通常はこの様に材料(紫色のモノ、モデリングワックス)を両面テープで固定してるだけで加工します。樹脂系なら柔らかいので、加工中にトラブる事は有りません。

ですが、加工後に両面テープを剥がす時のリスクは消えません。ですので取りあえず簡単な固定器具を自作してみました。

イメージ 2
アルミの端材を使ってフライスで削り出し。下の穴の沢山空いた「固定板」、手作業での穴あけ&タップ加工が結構大変。

イメージ 3
で、試しに材料を固定して加工してみる。ナカナカ良い感じですが、改良の余地有りです。

イメージ 4
この様に材料端部だけで固定する為、加工方法を工夫すれば品物を“抜く”事も有る程度可能になるハズ。イイんじゃない?

本当はステンレス等の強度の高い材料で作りたかったのですが、この手のテーブルに乗っけて加工する機械には必ず「重量制限」が有り、その関係で軽量なアルミで作ってみました。

使えるけどまだ発展途上なので、もう少し煮詰めるつもりです。

REPAIR&CUSTOM

久々にお仕事ネタ。

まず私事ですが、今月辺りから本格的にHPを引越ししました。
お客さん並びに取引先等には随時案内をしていましたが、ブログでは告知をしておりませんでしたので、ちょこっと告知させて下さい。

新しいHP>>http://www.stuworks.jimdo.com/
新しいメアド>>stuworks@hb.tp1.jp

サーバーを変更したのでメアドも変更になりました。
宜しくお願い致します。

さて、今回は先日お受けした「修理」と「カスタム」の模様をば少々ご紹介。

イメージ 1
透かし彫りの唐草リングの修理。変形して「ロウ付け」部分も亀裂が入っています。恐らく、踏んじゃったんだと思います。

イメージ 2
まず、カタチを修正。亀裂部分(赤矢印)は一度切り離して合わせ面がピタッと合う様に「摺り合わせ」と言われる工程を踏んでます。修理中に判った事ですが、このリングは以前のサイズ直し(拡張)の際に地金を「追加」してます。青矢印部分がもう一箇所のロウ付け部分で、この二本の「線」の間が追加された地金です。

イメージ 3
綺麗にロウ付けしたら、燻し加工→再研磨でFINISH。今回は傷も出来る限り消すので「新品」と変わらぬ状態になります。勿論、銀モノに関しては傷は「味」になりますので、お客さんのご要望で傷を残す場合も有りマス。

イメージ 4
お次は「カスタム」。既製品に石留めを施します。作業中の写真で申し訳無いですが、オープンハートのトップ右側にダイヤをズラリと留めていきます。写真は穴あけ作業。石同士の「間隔」がチグハグにならない様に慎重に。

イメージ 5
直径1.3mm程の石を10個留めていきます。細かい作業なので、確実に留まっているかルーペで確認しながら作業します。指の爪、汚ねぇなぁ。。。

イメージ 6
今一度石の「座り」を確認し、磨いて完成。


有難う御座いました!!
STU.WORKS
先日の続きをば。

前回は「板金」メインのお話でしたので、今回はその作業の前、「板」を作るトコロ。
銀でモノを作る場合、結構なロス(削りカスや切れ端)が出ます。それらを時間が有る時に使いやすい板状、又は棒状に加工します。

イメージ 1
まずは適当な量の「カス」を黒炭坩堝(カーボン製の入れ物)へ投入します。この時、銀以外の地金が混じらない様にきちんと選別。

イメージ 2
そして「白い粉」を一振り。ヤバイ粉ではなく「ホウ砂」と呼ばれる鉱物の粉末で、金属の融解をサポートする融剤として使用します。陶芸の釉薬融解剤としての用途も有り、熱するとガラス状になります。

イメージ 3
で、バーナーで加熱。果敢にもバーナー片手に危険な撮影にチャレンジしましたが、ナカナカ良く撮れてますね。入れ物の奥で白熱しているのが解けた銀。黒く帯状になっている部分はまだ十分に熱が廻っていない部分。下に水の様に広がっているのが融解したホウ砂。解けている部分の温度は1100〜1200度。熱い!!

イメージ 4
そして溶けた銀を冷やすと500円玉(今回は約18g)程度の塊に。青く見える部分は付着したホウ砂が冷えてガラス状になったもの。この色、結構綺麗です。

イメージ 5
この塊をハンマーで叩く→熱を加えて「なます」という作業を繰り返し、「鍛えて」いきます。この工程を怠ると、伸ばした時に亀裂が入って使い物にならなくなります。


イメージ 6
圧延ローラーで棒状に加工。今回のは幅約6mm程に成形。これで一つ二つ指輪が作れます。


夜、時間が有る時にこんな作業をしてたりします。
次回は実際に指輪を作るトコロ。
え〜、色々な方面の方々から「仕事しろ!」とお叱りを受けたり受けなかったり。。。
お受けしたお仕事はキチンとこなしておりますので、(後々の言い訳の為に)ここいらで少々お仕事の話題をば少々。


実際に「アクセサリー」を作る上でも色々な手法があるのは皆々様ご存知の通りです。
ブログの記事を読み返してみると、殆ど「ワックス鋳造」で造ったモノしか取り上げていないので、今回は「アナログ的手法」(地金から切った張ったで造る)で製作したモノを記載する事とします。複雑な形状はワックス鋳造で製作する事が多いですが、板金モノもナカナカ面白いです。

イメージ 1
先ずはコレ。結構ボリュームのあるリングですが、実は0.6mmの銀板を張り合わせて造ってます。板金加工の小さいバージョンで御座います。
内部が空洞になってるので非常に軽く、幅約10mmで正12角形、指が通る穴は着け心地を考慮して中心ではなく1mm程オフセット。構造的にほぼサイズ変更が不可能なので、お客さんの指に合わせて一個づつ手作りです。まあ、型を取って鋳造すれば簡単に量産出来るんでしょうが、それじゃ面白くないでしょう。

イメージ 2
装着するとこんな感じです。各「面」が綺麗に均等に出ている事がこのリングの最も重要なポイント。コレだけ大き目のリングでも重量は半分程度、手間は三倍程度?綺麗に出来れば苦になりませんョ!

イメージ 3
銀棒から「叩いて〜曲げて〜、鏨打って〜」を繰り返して造った蛇リング。実はコイツは特注品の「失敗作」でして、本当は目の部分に石が入る予定だったのですが、バランスを見て頭を削り進めていったら小さくなりすぎちゃったんです。で、少々デザインを変えてもう一回り大きなモノを作り直しました。

イメージ 4
失敗作とは言え、結構気にいっているので私が時々着用してます。製作したのはもう結構前の話です。

イメージ 5
今回最後は極々シンプルな真鍮リング、なんですがヒト手間。内側に薄い銀板をロー付けしてます。理由は長く真鍮が肌に触れていると、触れている部分が黒っぽく「変色」してしまうのを防ぐ為です。真鍮と銀の「境目」を如何に綺麗に仕上げるかがポイントかと。異素材同士のロー付けは少々難易度高めです。

ちょこっと後日に続くかも?!

STU.WORKS

改造(?)しませう

今回は「本業」の方のお話。

昨年末にお受けした、古いリングの「改造」です。
とは言っても、ほぼ一からの新規製作で、石のみ再利用致します。

イメージ 1
お客様からお伺いしたお話ですと、少なくとも30年前に購入したものらしいです。スタンダードな「立爪リング」で、材質はプラチナ850、立派な石(0.525ct)がついています。箪笥の肥やしになる事10数年。使わないのは勿体無いです。

イメージ 2
石を取り外し、綺麗に掃除。積年の汚れを綺麗にすると、より一層輝きます。直径約5.3mmのブリリアントカット。モノは非常に良いです。

イメージ 3
腕は太めでシャープなイメージで。今回、デザイン上の理由から原型は手作業にて製作します。シンプルで左右対称のデザイン程、誤魔化しは効きませんので確実な作業が要求されます。

イメージ 4
完成。製作途中の写真が無いのはご容赦を。今回はプラチナ900で製作しました。磨き上げた時にエッジがシャープに出るのがプラチナの良い所です。個人的には無色透明の石を留めるにはベストな素材かと思います。

イメージ 5
最終仕上げが上がった段階で、試着して形状等の最終チェック。高さを限界まで抑え、かつ最大限「光」を取り込む為にちょっと特殊な固定方法を採っています。6箇所留めですが、サイド部分は開口部となっている為に「埋め込み」で固定するよりも石が大きく見えます。

先方も大変気に入って頂けた様で、本当に嬉しい限りです。

有難う御座いました!

STU.WORKS

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