私は、尾崎豊が大好きです。
ある方との会話で尾崎豊の話題にのぼり、あまりの懐かしさに今DVDを観ながら書いています(笑)
実は私が初めて尾崎豊を知ったのは彼が死んだちょうど1年後、私が15歳の時でした。
その日はたまたま夜更かししていて、深夜テレビをつけると何やら見知らぬ男のライヴ映像が。。。
歌っているのか怒鳴り散らしているのか、そもそもこの男が誰なのかもよくわからないのに、私は確かに、完全に惹き込まれてしまっていたのでした。
そして、番組のエンドロールで「YUTAKA OZAKI」のスーパーを見てはじめて「この人が尾崎豊なのか」と。
そう。その日はちょうど彼の命日で、私がたまたま観ていたのは彼の追悼番組だったのです。
馴れ初め(笑)はこのぐらいにして、私が今日話したいのは、何故尾崎豊はこんなにも多くの人を魅了することができたのか。
今DVDを観ていても思うのですが、実は時々彼のMCは何を言っているのか意味がわからないことがあります。
反社会、愛、自分、命・・・言っている言葉の単語ひとつひとつはどれもわかりやすく、意味も明快なのですが、それが組み合わさって文章になると、これが面白いことに全く意味不明なメッセージだったりするのです。
(一方で著書などを読んでいるとこういったことは全く無い。当然、意味が通じるよう編集されているからでしょう)
でも、そのライヴやMCには確かに惹き込まれるのです。私も完全に魅了されるのです。もっと言えば、そんな言葉の意味などどうでも良い!とまで思ってしまうのです(笑)
その、意味不明な言葉を吐いたとしても、人の心を突き動かすことができる彼の最大の魅力というのが
“情熱”、“熱意”なんじゃないかと、33歳になった今、感じています。
彼が発信したい情熱と、(私を含めた)当時の多くの若者が求めている情熱とが、カチっと綺麗にはまった時、彼のメッセージは全て「正」になり、受け止める側は皆魅了されていくのだと思っています。
さて、これを仮に、“尾崎豊の法則”と呼ぶことにしましょう。
さぁ〜今日は長いですよ(笑)最近更新を滞っていた分、一気に吐き出します。
実は今日、ある仕事先で面接官を行いました。
面接に来たのは29歳男性。大卒後、印刷業で汗をかいてきたという経歴の持ち主でした。
彼の話によるとどうも印刷業界は、世の中の変化によって大変厳しい状況にあるそうです。
そのひとつが「ペーパーレス」。電子媒体の進歩により、紙市場そのものがかなり縮小傾向にあると。
(まぁ、誰でも知ってますよね)
ところがその彼は「でも僕は紙の方が好きなんです」と面接で言う。
ふむふむそれならと「じゃぁ、私にその紙の良さを聞かせてください」とたずねたところ、ゴニョゴニョ・・・。
正直私は、(今日のその面接において)紙の良さなどどうでも良かったのです。
むしろ、その彼が情熱的に紙の良さを語ってくれさえすれば、“尾崎豊の法則”が働いて、私は「紙はイイ!」と思ったかもしれません。「彼はイイ!!!」そう魅了されたかもしれないのです。
そのパッションを感じたかったのです。
養老孟司の本を読んでいると、1ページに必ず1行と言って良いほど虫の話しが出てくる。虫の話しになると途端に、無邪気な子供の如く文章が熱くなり、つい私も虫に興味を抱いてしまう。
スティーブ・ジョブズは、自分の情熱をどのように伝えようかということを真剣に考えている人のように思える。
私からすれば、もうその情熱だけで十分に尾崎豊の法則が働いているのですが、彼はビジネスの為にそれを戦略的に用いている。
少し話しが横道に逸れてしまいましたが、要するに私が言いたかったことは、、、なんだったっけかな(笑)
ああそうだ。
要するに、そんなことをこんな深夜にせっせと書いている私は、パッションの塊のような面倒な男だという話しでした(笑)
お後がよろしいようで。