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11月12日の夕方、ズボラッチ一家はズボラッチの自宅へ向かっていました。
ハムはジイジが亡くなったんだという事はまだ理解出来てないですが、しきりにズボラッチに「ジイジは死んじゃったの?ジイジ・・トイレで死んじゃったの・・・?」と聞きます。
そうです・・・。父はトイレで突然死を起こしたのでした。
私は「そうだよ・・・。ジイジは天国にいっちゃったんだよ・・・!」
車の後部座席にいるお兄ちゃんにはまだ事実を話していませんでした・・・。向こうに着けば全てが分かると思ったので、あえて言わないでいました。
でもさすがにハムが死んじゃったと連呼するのでさすがにお兄ちゃんも不審に思ったんでしょう、
「ねえ・・・なんでジイジんちに行くの?」
ズボ「・・・・・」
お兄ちゃん「ねえ〜・・・ママ・・・何で・・・ジイジ・・・死んじゃったの?」
ズボ「・・・・」
ハムパパ「・・・話してやれよ・・・本当の事・・・」
ズボ「・・・ジイジね・・・死んじゃったんだよ・・・突然ね・・・これからジイジに会いに行くんだ。
・・・だからお兄ちゃんもジイジにさよならしようね・・・!」
お兄ちゃん「何で死んじゃったの・・・?この間七五三に来たじゃん・・・」
車中の中ではそれ以上は答えられず、私自身も何だか疲れてしまって話したくない気持ちでした。
実家までの普段の道のりがものすごく重く辛い気持ちに感じたのは初めてでした。
帰っても、もう元気な父が居ないことが信じられない。その姿がこの世から居なくなるのがものすごく怖くて仕方がなかったでした。
そして30分程経って実家に到着しました。
でもまだ父の亡骸は病院から戻ってきてはいなかったのです。
姉はヤツレていて、弟は目と鼻を真赤にして私たち家族を迎えてくれました。
そして10分後にやっと父が帰ってきました・・・。
物言わぬ姿で・・・冷たくなって・・・じっと眠ったまま微動だにしないまま担架に乗って・・・。
これが父・・・あんなに元気だった父・・・声は失ったけれど孫に会うと顔をクシャクシャにして目尻鼻の下が伸び切った父・・・それが・・・それが・・・帰ってきた父は何も言ってはくれないのです。
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