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【英国
朝食後、二晩お世話になったB&B“FairField”をチェックアウト。 オーナーに「昼過ぎの電車の時間まで町を歩きたいから出来れば荷物を預かってもらえないか」と相談すると、電車に間に合う時間に駅に行けるようB&Bまで迎えに来るタクシーの予約までしてもらえました。おかげで心置きなく町歩きできた〜。いいB&Bでした。 湖水地方最後の時間は、午前中一杯かけてBowness on Windermereの Open10:00。ぽてぽて歩きながら開館時間前に到着、わくわくしながら待機。 このアトラクションでは、ポターの描いたお話の世界がジオラマで再現されています。 アヒルのジマイマ、フロプシーの子供たちMr.Tod…など、ピーターラビットのおはなしシリーズの様々な一場面が観られるので、ここに来る前にシリーズを一通り読んでおくとより楽しめそう。
このジオラマは以前にもあったけれど、今回特に楽しみにしていたのは、屋外に新たに作られたThe Peter Rabbit Garden!
私が訪れた時は、ナスタチウムやローズマリー、洋ナシ、ゼラニウムなどが楽しめて、庭にあるボードにもこの時期見られる植物が案内されていました。赤いゼラニウムが窓際に飾られたマクレガーさんの温室や、カエルの住処、ピーターの水色のジャケットを着たカカシ、きれいに苗が植えられた野菜畑などが挿絵さながらに手入れされていて、小さな庭ながらも飽きさせない工夫がいっぱい。Activity bookletを手に庭を回ればちょっとしたクイズも楽しめるので小さな子供にも良さそう。
ポターの半生を紹介するコーナー(迫力ある蝋人形にちょっとびっくり)やグッズショップも充実。ピーターラビットもポターも好きな人には一日いても飽きないことでしょう 私の場合は、特に熱烈な興味のない同行者に辛抱強く付き合ってもらったので(感謝)、ほどほどで切りあげて、館内の小さなTeaRoomで、ひとやすみ。 ここでは英国らしいブルー&ホワイトのウィロー柄の食器でCream tea(£3.25)をいただきました。ちなみにスコーンについていたのはクロテッドクリームではなくホイップクリーム。スコーンにクロテッドではなくホイップというのは、湖水地方では割とよくあるパターンな気がする。
後ろ髪引かれつつB&Bに戻り、手配してもらったタクシーに乗り駅へ。 ここから一路ロンドンを目指して列車移動です。
Windermere12:51→→→Preston13:45 ここでいったん乗り換え。ちなみに乗り換えしたPrestonはレトロなイメージの駅でした。 Preston13:53→→→London Euston16:03 このロンドン行は座席指定していて、同じブロックに座っていたオーストラリアご出身のご夫婦、Johnさん&Sallyさんにとても親切にしてもらったのがいい思い出です。白髪が素敵でとても元気なおじさまJohnさんが、私達の大きなトランクを持ち上げて荷台に積んでくれたり、夫婦同士座りやすいように座席を交換しようと申し出てくれたり。おはなしを聞くと、6週間かけてアイルランドからイギリス全土をぐるりと周ってきて今日のロンドンで帰国するそう。親しく話しかけてくれて長時間の列車の旅を楽しく過ごせました。こんなカップル、理想だなぁ。 London Euston駅に到着。大きな駅、巨大な駅でちょっと圧倒された…今までが田舎巡りの旅だったから余計衝撃的。タクシーで宿泊先のホテルCorus Hyde Park Hotelへ移動しチェックイン。まだ明るい夕方だったので、近くのKensington Gardensをのんびり散策。
フェンスにぶら下がるリスを見つけて大はしゃぎ。でもイギリスの公園ではおなじみの光景なんですよね〜。そのあと何匹も出会ってお食事中のリスを見ながら和みました。さすが王立公園、ほんとにどこを見ても絵になります。夕暮れの景色も素敵でした。できればOrangery Tea Roomまで足を伸ばしてアフタヌーンティーしたかったけとラストオーダーに間に合わず断念。 穏やかな田舎から一転、都会の喧騒にさらされ、移動で思ったよりも疲れてしまいパブで飲む気分でもなく、おとなしくホテル内のレストランで軽食(プレシアターメニュー)をとりました。ちなみにロンドンの宿Corus Hyde Park Hotelは、利便性と予算(苦笑)から選んだ関係で可もなく不可もなく、という感じのホテルでした。 |
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【英国
湖水地方滞在二日目は、湖水地方では北の方に位置する町、Keswickへ向かいました。
Bowness Pierのバス停からWindermere行きに乗る前に、バスの待ち時間にBownessの〈i〉(インフォメーションセンター)に立ち寄り、湖水地方を走るバスの時刻表を入手(あちこちにあったと思うが、A4版の大きな冊子タイプだったので気づかなかった)。これがないと、湖水地方をバスで回るには計画が立てられない。
Windermereまではちょっとの時間しか乗らないので、寒さをこらえてオープンな2階席に座った。見晴らしがよく景色は最高、風も気持ちいい〜。
WindermereにつくとちょうどKeswick行きのバスが今にも発車しそうだったので慌てて走り、滑り込みセーフ。Bownessでバスに乗るときに、Stage Coach Busの1Day Ticketを買っておいたので乗り換えがスムーズ。
今度は1時間近く乗るので1階席へ。大きな丘〈山)の道を通り、雄大な景色にぼーっとしながら…(途中、ほんとに何にもない場所で何人か降りて行った。トレッキングかな)
ようやくKeswick到着。まずは広場にある時計塔の〈i〉へ行きKeswick周辺の地図をもらう。
散策前にTea Roomでひとやすみ。
“Bryson's(of Keswick)”というお店。1階はベーカリーやスイーツショップで、湖水地方では有名なFarrer'sの紅茶も売られている。2階がTraditional Tea Roomと案内されているけど、明るめの新しい感じの内装(つまりイメージしていたTraditional Tea Roomと違う)。
Victoria Sponge CakeとOriginal Tea(たぶんFarrer'sのブレンド)をオーダー。
体が温まったので、Derwent Waterを目指す。
途中、カップケーキがかわいいケーキ屋さんやコーニッシュパスティの専門店、Ginger&Picklesなんて名前のお店があったりして後ろ髪引かれつつ。
Hope Parkという庭のきれいな公園を通って、Derwent Water湖畔に到着。 湖沿いにあるベンチに腰掛けてのんびりしてる人やウォーキングする人、犬を連れて散歩する人など、皆思い思いに過ごしていて、とてもいい雰囲気。 この湖は、PeterRabbitシリーズの「りすのナトキンのおはなし(The Tale of Squirrel Nutkin)」の舞台となっていて、フクロウのMr. Brownの住むOwl IslandのモデルとなったSt.Harvert Islandがあるのだけど、私たちが着いた湖畔よりずっと南の方にあって直接見ることは叶いませんでした。 でも、お話の挿絵ととてもよく似た丸い小島が浮かんでいたので、木の葉に乗って湖を渡るリス達の姿を想像したりして物語の雰囲気は味わうことができた…かな。 町に戻る途中でThe Crow Parkに立ち寄ると、一面若草色の草原。遠くに羊の群れがいたので、怖がらせないようにちょっとずつ近づいてみた。ここにいた羊は、体の色が黒くて顔が白い、いわゆる普通の羊とは色が逆の、ハードウィック種。少なくなりそうだったこの種をポターも保護をし、今ではハーディーという愛称で親しまれている羊だそう。愛嬌があってかわいかった。この景色がいつまでも続きますようにと、公園出口にあったNational Trustの募金箱へ気持ちばかりの寄付を。 町に戻りちょっと買い物(ケンダルミントケーキなど)して、バス停へ。時刻表でウィンダミア行の555番バスはすぐくるはずだったのになかなか現れず。予定の時間にきたのはスクールバス。どうやらスケジュールが変わったらしい。次の時間までバス停前のスーパーBoothsにて買い物(Birdsのカスタードクリームなど)。その間、Tはスーパー外のベンチで待っていた…並んで座ってた英国老婦人と心温まる交流があった模様。 ようやく来たバスに乗りWindermere→Bownessと乗り継ぎ、到着したのは夕方。 町の店は閉店が早くてまだ明るい5〜6時には閉まってしまう。閉店間際のチョコレート屋さんでカップ型の可愛らしいチョコとファッジを購入。その後イタリアンで夕食。思えば湖水地方に来て初めてまともな夕飯だった(初日トラブル&二日目中食)…B&Bに帰り紅茶で一息ついておやすみ…。 ※思い出したように、だらだらと英国旅行記は続いてます…。テキストは既に最終日まで出来上がっているので、あとは写真の整理&加工が出来次第、ずるずると最後までアップしたいと思っています(あと3回分にまとめる予定)。 |
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こんにちは。
久しぶりのガーデニング記事です
ここ2年間まるまる、庭仕事がほとんどできず、
もともとほったらかしガーデンだったのに(笑)、
さらに放任状態になっていましたが…
この春から少しずつ時間を作って(娘の昼寝の時間の合間とか)、
また庭に出て草木や土の手入れすることができるようになりました。
(といっても、雑草を取ったり花柄を摘んだり越冬した苗を移動したりするくらいだけど)
基本的に宿根草(株が何年も残る草花)をメインにした庭なので、以前と変わり映えしませんが、
今年も青や水色、白の花が咲きそろったBlue & White Gardenを楽しんでいます♪
春先には娘に見せたくて植えたピンク色のチューリップ
自分的にはこの時期の、白や青色の花でいっぱいの庭がやっぱり一番落ち着きます。
去年はほとんど花が咲かず、ただ枝や葉が生い茂っていただけのモッコウバラも
今年は白い小さな花をたくさんつけてアーチを彩ってくれています。
ベロニカの鮮やかな青と、セラスチュームの花の白と葉のシルバーグリーン。
このコントラストが好き。 今年から、庭の花壇にアヒルが仲間入り。
ピーターラビットのお話に出てくる「アヒルのジマイマ」みたいにハーブの茂みに隠れています。
もうちょっと余裕ができたら、イギリスのヒルトップ農場の真似して、
ルバーブの葉の陰に卵のレプリカでも置いてみようかな。
生命力が強く手のかからない子たちはほったらかしの2年間も耐えてくれて元気な花を咲かせてくれましたが、バラやアジサイなど、適正な管理と愛情を必要とする草花は辛うじて数個のつぼみを持っている程度。比較的劣悪な環境に強いラベンダーも、挿し木して苗を育成していたつもりが、いつの間にかひょろひょろの大株になってしまったし。これからはもう少し面倒見てあげなくちゃかわいそうだわ(汗)…反省。
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本屋大賞ノミネート作品11作品のうち、現在8と2/3作品を読了。残すは2と1/3作品。
と、ここで、図書館に予約していた宮部みゆき著『ソロモンの偽証第Ⅲ部』と冲方丁著『光圀伝』が、
同時に順番が回ってきた。喜び勇んで取りに行ったが…たった2冊なのに4〜5冊分の重量感
大賞発表までの全作品制覇は無理でも、どっちから読むか悩む〜。
気持ちは逸るけど上滑りな読み方はしたくない。どっちも楽しみだったからなぁ。
『64』横山秀夫
間も無く時効をむかえる幼女誘拐殺人事件。D県警広報室の三上は、その事件の遺族に警察庁長官が訪問する段取りを命じられる。事件当時担当していた三上は複雑な心境のまま訪ねるが…。
「刑事部」対「警務部」、「中央」対「地方」の構図が複雑に絡み合う様が、刑事畑の長い広報官三上の葛藤を通して描かれているところがうまい。もやもやする葛藤のなかで自分は何をすべきかを見つけるのはなかなか難しい。組織内で自分の属する場所を意識するのは当然だが、それに縛られて思考が停止してしまうことは危険だなと感じた。 余談だけど、真犯人…なんとしても落として欲しい。三上の娘…どうなったんだろう。 隠蔽が表沙汰になった県警のその後(三上の対応)も含めて後日談があれば(無いと思うが)読みたい。 久しぶりの横山さんの新刊だったけど、ほかの作品ほどのガツンと感が足りなかったので(ひどい理由)、
星4つに近い、星3つ★★★。
『海賊とよばれた男』百田尚樹
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石炭が主要なエネルギー源だった時代。石油が次世代の新たな重要燃料資源となるとの展望をいだいた明治生まれの国岡鐡造は、いずれは大きな貨物船を持って世界を相手に商売をしてみたいと思った。しかしそれは艱難辛苦に満ちた厳しい道のりだった…。実在の人物をモデルに描いたノンフィクション小説。
上巻では大戦後、焼け野原の東京から始まり昭和20年〜22年の国岡商店の苦難を、そしてそこから鐡造の生まれた明治18年へ戻り鐡造の青春時代を追う。下巻では昭和22年以降近年までが描かれている。
国岡商店の社是『人間尊重』は国岡鐡造の強い信念であり、それゆえ商店には就業規則もなければ、出勤簿もなく、クビも定年もない。鐡造の口癖は社員は家族同然。だから信じて当然だという。一方で、自分の信念を貫くためには喧嘩は厭わず徹底的に正論を追及するので同業者や関係者には強い反感を抱くものも多かった。こんな人物、ノンフィクションでなければ、出来過ぎの完璧仕事超人だと、まるで作り物のように感じただろう。 いかに困難にぶつかっても、どんなに大きな障壁が妨げようとも、絶対不可能と言われたことも、信念で貫き通す。生半可な信念ではない。常に命がけ。思えば『永遠の0』は特攻隊員たちの命がけの人生を描いていたが、彼らが命を預けた戦艦も戦闘機も、それを動かしていたのは石油だった。いまでは我々の生活に石油は欠かせないものとなっているが、その石油を巡って一人の日本人の人生を賭けた壮絶な戦いがあったことに驚愕。 余談だけど…石油を取り巻く情勢には疎いため、鐡造のモデルが誰なのかを知らずに途中まで読めたのは幸運だった。というか、読書の途中でほかの方のレビューの最初に「これは○○をモデルに書かれた」と実名が書いてあったのが目に入ってしまったため、鐡造の国岡商会が近年まで繁栄したのか潰れてしまったのかが分かってしまい、先を読む楽しみが削がれてしまったのは残念。星3つに近い星4つ★★★★。 どちらも硬派な作品。史実に基づいたものと完全なフィクションという違いはあるが、主人公の仕事に対する誠実さが共通していて、読んでいて思わず背筋がピンっと伸びた。彼らを支える家族や周りに集まる人々も立派な人たちばかり。日本にこんなに真面目な仕事人間はどのくらいいるんだろう。
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本屋大賞って、誰もが知っていて放っておいても売れそうなベストセラー作家のものはあまりノミネートされない(もしくは大賞には選ばれない)ってイメージがあります。実際、そうでもないみたいですが。以下の作品はいずれも作家や代表作は知ってるけどなかなか積極的に読もうとしたことのない作家さんたち。自分では選べない作品に、こういう機会に触れ合えるのはいいな。
『ふくわらい』西加奈子
風変わりな紀行作家の父を持つ鳴木戸定は、希少な体験を通して幼少期を過ごし、今では出版社の編集者として癖のある作家にも淡々と対処し簡潔な日々を過ごしていた…。定の幼少期の強烈な体験は、ともするとキワモノ扱いされそうな題材だか、主眼は、定やプロレスラー作家、同僚などの登場人物らが自分の心を見つめて突き詰めて解き放つことにあるように思う。またその過程に清々しさがあって、登場人物らはお世辞にも爽やかとは言えないのに読後感が意外と爽やかだった。★★★
『晴天の迷いクジラ』窪美澄
生き方、人生に自信を無くしたり迷ったり悔やんだり、そんな人にオススメしたい、優しい再生の物語。
過去があって今の自分がある、そう思える今の自分にはそれほど強い共感はないけど、若い頃に読んだらハマっただろうな。名前が素敵な野々花社長の過去にはあまり同情できないけど。★★★
『きみはいい子』中脇初枝
継父に虐待され痩せ細った小学生、幼い頃実母に絞め殺されそうになり母が痴呆になっても許せない女性、新任教師が受け持った小学一年生の学級崩壊、自らの虐待体験から娘に辛く当たってしまい苦しむ女性…。
子供は誰も悪くない。もともと悪い子なんていない。「きみはいいこ」ってひとこと言って肯定してもらえたら、救われる小さな心。 この本が話題になるのだから、こういうテーマって身近な問題なんだな…と改めて思うと本当に切ない。★★★ いずれも普通の人の周りに起こりそうな内容だったりテーマなので、心を遠くに飛ばしてハラハラドキドキする読書が大好きな自分には、いったん内面を見つめて周りを見回してみようよ!と現実に引き戻された感がありました。こういう本を読むと気持ちにちゃんと向き合う時間があるのもいいなぁと思ったり。でもやっぱり私は、読書時間には非日常を味わえる海外の翻訳ものや事件もの、時代もの、パズル本が好きだから、自分だとなかなか選べないなぁ。(そういう意味では警察関係者は警察小説なんか読まないんだろうな)
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