しみじみと朗読に聴き入りたい

素晴らしい朗読が聴けるサイトやCDを発掘してご紹介します。著作権関係の意見も発信しています。.

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(続き)


● 当然のことながら、「独自にゼロベースで交渉」となれば、多額の費用と時間がかかります。
 ましてや、「ゼロペース」と言っても、


   「そもそも、作家の皆さんたちが、自分たちの作品をどういう状態にさせるのが望ましいと考え
    ているのか?」
   「グーグルに対して、何をするなと要求したいのか、何をせよと要求したいのか」

 をはっきりさせないままでは、「交渉」もなにも始まりようがありません。

 三木卓氏は、記者会見の席上、「ネット上でどう作品を扱うか決めもしないのは納得がいかない。
 一種の文化独裁だ、と怒りをあらわにした。」とありますが、


   「ネット上でどう作品を扱われたいのか」

 についてのお考えは明確なのかどうか・・・。我々、作品を使いたいものからみると、「使う場合は
 高額の使用料を支払え」というメッセージしか伝わってこず、自由に使ってもらっていい作品、
 許諾対象として考えている作品とその場合の使用料水準、一切使用を認めたくない作品の別、情報
 くらい出していただいてもいいのではないか、とかねがね感じています。


  和解案を拒絶した作家らと弁護士氏は、その辺の考えをまとめることなく、とりあえず、2年前に
 米国の作家らとその弁護士らが、検索対象にしただけで著作権法違反だ!と訴えてみる、ということ
 なのでしょうか?

  ・・・それだったら、訴訟費用と弁護士費用とが無駄に費やされていくだけです。
 そんなお金があったら、もっと建設的な文藝振興のために使ってほしいところです・・・。


 
● ビジュアル著作権協会は、学校教材会社や予備校を訴えて、耳目を集めましたが、そのときのこと
 といい、今回のことといい、もしかすると、会員作家の皆さんは、内容を理解しないままに、弁護士
 に丸投げしてしまうという嫌いはないでしょうか?

  学習教材会社を最初に訴えたとき、ビジュアル著作権協会自身が作家らを代理して訴えてしまい、
 「非弁活動である」として反訴を受け、自ら提起した訴訟を自ら棄却を求めるという前代未聞の
 動きをしています(非弁活動というのは、訴訟は本人又は弁護士でなければ提起できないという
 弁護士法上の規定)。
  その後、作家ら自身が弁護士を使って提起して、勝訴したものも少なくないですが、棄却された請
 求内容もかなりあって、それらの中には非常識な内容も含まれています。それによって作家らのイ
 メージを傷つけています。

  作家の皆さんももう少し、自分で咀嚼した上で考えを示すべきでしょうし、弁護士氏は、顧客に
 対して、きちんと専門的観点から構図と選択肢、メリット・デメリットを説明した上で、どう動く
 べきかをアドバイスするのが期待される姿だと思います。
  場合によっては、医者のセカンドオピニオンのように、他の弁護士の意見も聴いてみるというのも
 あってもいいのではないかと…。上述の福井先生も米国ニューヨーク州の弁護士資格をおもちです。
  ネット上でも、米国弁護士資格を持つ城所弁護士の論考がアップされています。異議申し立てが
 いいのではないかと勧めておられます。

   http://rd.nikkei.co.jp/it/kanrenkiji/u=http://it.nikkei.co.jp/rd/rd.aspr?s=IT&g=s2&n=MMITs2000028112008
   http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMITs2000008122008&cp=1

   http://it.nikkei.co.jp/business/netjihyo/index.aspx?n=MMITs2000030042009



● 何がわからないのかもわからないまま、どうしてほしいのか、何を求める交渉をするのかも不明な
 まま、まだ4か月もあるのに、和解を拒絶してしまうなんて・・・どうもよくわかりません・・・。


(注)明示的に確認を取っておきたいのは、以下の点ではないでしょうか?

  「質問 和解案を拒否した場合、拒否された作家の作品に対して、グーグルはどのような行動をと
    るのか? デジタル化したのち、検索対象として、数行表示させるにとどまるのか。それとも
    それ以上の表示を考えているのか。フェアユースと考えているのは、どこまでの範囲なのか?」

   拒否したら、勝手に閲覧販売して、20%の部分表示をして、利益も配分しない・・・なんて
  ことはまさかないでしょう。ましてや、巷間一部でいわれるような「市販されているものも含めて
  全文表示させてしまう」・・・なんて話は到底ありえない話でしょう。


● 「文藝界を揺るがすグーグルブック検索」の記事一覧

その1 http://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt/52245158.html
その2 http://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt/52246378.html
その3 http://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt/52282971.html
その4 http://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt/52286369.html
その5 http://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt/52286391.html

その6 http://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt/52500091.html
その7 http://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt/52500305.html
その8 http://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt/52588724.html
 

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