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リョウ君は、たいていは
朝から暗い表情で座っていました。
たまには授業も受けましたが、
ノートを取ることもなく、
ずっと下を向いているか、消しゴムで遊んでいるか。
「ノートに書いて」などと言うと、
そのまま固まって動かなくなります。
教室移動があると、動かないから
クラスの子ども達も困っていました。
午後はとても苦手で、
給食の後とあって、たいていは寝てしまう。
そんな毎日でした。
学校にはちゃんと来るのです。
でも朝から落ち込んでいる。 大きなお姉さんがいるから、
寝るのが遅いのだろうか?
お母さんが忙しから
宿題をみてあげることができないのだろうか?
学校で起こっている事なのに、
自分のことを棚に上げて
どこかに他所に原因を探していた
自分がいました。
お気楽
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