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私自身は、高校まで公立で、短大だけ私立に行きました。
はっきり言って、小学校、中学校時代は、
学力的にも低いと言われている地域だったと思うし
校内暴力なんかが問題になりはじめた頃で、ニュースなんかにもとりあげられちゃうような
学校が同じ地域にあったりして、「良い」学校ではなかったと思う。
それでも、小学校はまだ良かった。
私が運が良かったと思うのは、小学校時代の担任の先生が、皆、本当に良い先生だった。
一年生の時の担任の先生、ベテラン女性教師でした。
初めての先生が、とても大切なことを教えてくれました。
生徒全員と毎日、交換日記をしてくれたのです。
一年生になったばかりでしたから、もちろん、日記って何?って世界。
「せんせい、あのね、」で始めて、一行でもいいから、絶対毎日書きなさいというものでした。
先生も、必ず、赤ペンで、「よかったね」とかだけでも、絶対返事をくれるのです。
時には、書くことがなくて、絵だけ描いて出すと、赤ペンで花丸をくれたりしました。
当時、クラスは40人くらいいたはずですから、先生も、すっごく大変だったと思います。
1,2年は同じ先生でしたが、3年でクラス替え。でも私だけは日記を続けたくて
クラスが変わっても、6年間ずっと交換日記を続けられるように、次の担任の先生に引継ぎをしてくれました。日記を書くことで、表現すること、伝えようとすること、一人ではないこと、いろんなことを学んだ気がします。
3,4年の時の担任の先生は、若い女性。生意気になった私に泣かされたりしちゃうような可愛い先生でした。産休を途中でとったので、産休交代の先生がきたりしました。
5,6年の時の担任の先生は、熱血男性教師。ギターを持ってきて、ホームルームには
皆と歌を歌います。それも、「青春とは〜」みたいな曲。この先生も、ほんと楽しい先生だった。
他のクラスの先生も、みんな、本当に熱心な、素敵な先生ばかりでした。
しかし、地域的に、貧しい家も多かったりして、給食費が払えないような子もいたりしてました。
そういう子がいじめられるとか、そういうのは無かったのだけど、そういう家の子は、
最初から「進学」っていうのは将来の選択肢にないようで、勉強しないし、親も勉強させないし、
中学にあがると、いわゆる不良、ヤンキーとか、そういう感じになりました。
その数が半端じゃない。半分くらいそんな感じ。
6年生まで、ずっと仲良かった子が、中学入ったら、いきなり髪の毛は茶髪になって
私と遊ばなくなったりして、、、、
中学校に入ると、もう、私と周りの子達とは、ぜんぜん趣味が合わない世界になっちゃって、
早く高校に行きたくて仕方がなかったのです。
そんな荒れ果てた中学校でしたから、もちろん、中学からは私立へ行く子もたくさんいました。
小学校の5年くらいから私立小学校へ転入する子もいました。
しかし、私の記憶では、その途中から私立へ行った子も、中学から私立へ行った子も、
両方とも、幸せではなくなってしまった例ばかりです。
途中から私立へ行った子たちは、結局、今までの友達からは裏切り者って感じに思われ、
新しい学校では、輪に入れず、しかも、無理して高レベルの学校に行ったから
今までは、学校でトップクラスの成績だったのに、転校先ではビリから数えたほうが早くなり、
いきなり挫折と劣等感。友達はいないし、成績不振。結局、不登校、中途退学して、今で言う「ひきこもり」に。。。。
結局、自分の考え、自分の意思、自分の選択がある程度、反映される高校受験ならば、
失敗も自分自身で乗り越えようとするのでしょうけど、
小学校高学年では、本人の意思ではなくて、親の意思、親の考え、に従わざるを得ない状況が多いと思います。親が本人に色々話をして、考えさせて決めさせたとしても、
親が考えるほど子供に判断能力がある年齢ではないのでしょう。
結局は、親の期待に応えようとしてしまったり、親がそういうのだから、そうなのかな。。。と思って
親の言うとおりにしてしまうのではないでしょうか?
だから、友達もいなくなり、成績も悪くなり、全てを失ってしまったときに、親のせいに無意識にしてしまう。でも、自分で決めた(決めさせられた)ような感覚、どこにも行き場のない気持ちから、不登校、ひきこもり、などになってしまったのではないか?と私は想像しています。
それに、受験にいたるまでは、きっと通っていた公立の学校のことを親は悪く言っていたのではないかと想像できます。あんな学校だめよ、頑張って私立に行きなさいって感じで。そうしたら、戻る場所もないわけですから、悲劇だと思います。前に通っていた先生のことを信頼できていたら、きっと、相談に行ったりできたはずです。
私は、高校の受験を経験したわけですが、この時にも、同じようなことがありました。
親が、うちの子は、デリケートなので、受験に耐えられませんから、推薦で入学させたいんです、って言って、推薦枠で受験した子がいました。推薦枠受験が全て悪いというわけではないのです。たまたま自分が行きたい学校に、推薦枠受験があって、それを利用した子は、早々と学校が決まって嬉しそうでした。
でも、そのうちの子はデリケートで、、、と言った親は、入れるならどこでもいい、みたいな感じだったので、とにかく安全圏の推薦枠受験でした。なので、結果的に、目標は低く定められたわけです。先生だって、絶対に受かるところ、って言われれば、冒険なんてできませんから、実力よりもすごく低い目標なわけです。しかも、そこに「努力」も加算されないわけですから、ものすごく低いのです。
結果、その子は、それ以後の自己評価がものすごく低くなり、何をするにも自信がなく、大学受験もやめてしまいました。短大とエスカレータ式の高校に行ったのに、私には無理と言って、専門学校に行きました。私の目から見ると、彼女は頭も良いし、やればできる子だし、性格もよく、美人なのです。
でも、彼女は、遊びひとつとっても、自信がないからやらない、と言います。男性からアプローチされても、自信が無いからと言って付き合わない。なんにもチャレンジしないのです。今でも彼女とは付き合いがあるのですが、彼女は自分では、はっきりと意識していないみたいだけど、「お母さんが、あなたは、何もできないから、お母さんが守ってあげる」とずっと言われてきたようです。それが、足かせになっていることを意識していないようなのです。
そのようなこともあり、私は、自分の子供の、学校、もちろん、良い先生がいる、良い学校に行かせたいけど、無理して受験するとか、そういうの迷いがあります。
もちろん、いろんな意味で無理しないで行けるなら、公立、私立に限らないで、行きたい学校(行かせたい学校)に行ければ良いのだろうけど。
同じように、習い事に関しても、いろんな可能性を子供にあげたいとは思う。
でも、その一方で、子供の将来を固定してしまうような習わせ方はしないように心がけなくては、、、、
と考えています。
習い事もそうだけど、タレント活動させちゃう、みたいな、そういうのは、
すごく考えてしまいます。(ま、うちの子は、そういうタイプじゃないんで、心配する必要ないんだけど)(^^;
なるべくなら、子供の将来は、子供に決めさせたい。
子供にすすむべき道を教えるのではなくて、すすむ方向を自分で決める力を与えてあげたい。
それが理想。
ピアニストや、スポーツ選手になるような特殊な能力は、親が子供が小さいうちから
その能力を発見して、伸ばしてあげたおかげって場合もあるとは思う。
そういう努力(能力をみつけて伸ばす)を放棄するわけではないのだけど、
でもでも、結果として、特別な人にならなくてもいい。
普通の人でもいい。なんのとりえも無さそうな人でもいい。
それが、子供が自分で決めた人生だったら、それを認めてあげたいし、尊重してあげたいし、
絶賛してあげたいのです。
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公立も私立も一長一短あると思います。親の立場で言えば、経済的に負担がかからなくて、近いところで、自分の力でがんばってくれれば。うちは3人いるから、今でも苦しいから。なんて現実的ですみません。 5.6年生の時にやりたいこともがまんして、受験一本。なんてのも、将来的にも納得できればいいけど、一番遊びの中から学ぶ時期だけに、さびしい気もします。学校は、通過点であって、その先に夢がほしいなあと思います。
2005/6/5(日) 午前 9:07
経済的、家から近い、自分で頑張る、まさに私自身がそう言われて、もっともだ!と思って高校まで、当たり前のように公立に行きました。夢がないと寂しい人生ですよね。子供が大きくなったころも、やっぱり学歴がものをいう世の中なのかなー?学歴ではなく夢の持てる時代になってるといいんだけど。
2005/6/7(火) 午後 10:29 [ tea ]
難しいですね。この問題は…私自身も小・中・高と何の迷いも無く公立でしたがその後は専門学校に。大学受験は考えもしなかったです。親もすべて私が思うとおりにさせてくれた事を今では感謝しています。大学に言ったから何になれるという訳ではないですしね。例外もありますが…要は何をしたいか見極められる人間になって欲しいです。学歴が反映される世の中なのは否定できませんが、自分で選択した道を後悔する事だけは避けて欲しいものですね。
2005/6/8(水) 午前 2:52 [ nahimo ]
それでも、勉強してほしい。中国、台湾、ベトナム インド 韓国の教育熱心は大変なものだ。ゆとり教育で確実に学力低下した。文部省の責任は重い。資源のない国日本人、今は技術で、諸外国の人を使って企業進出しているが、近い将来、もう、始まっている、日本人が諸外国に雇われる日。自分の子供にだけは、教育の環境を作ってやるべき。親が子供に出来ることは、せいぜいこれくらい。
2008/3/26(水) 午後 4:24 [ kozoito ]
はじめまして。突然の書き込み失礼します。
とても共感できる記事でした。
私立が悪いというのではなく、それが親の意思のおしつけ(無意識であったとしても)であることがいけないのでしょうね。
公立の雑多な雰囲気でもまれるのもいい経験です。
うちは、自分の進路は15歳で自分で決めさせる考えです。
たとえ失敗しても、自分が決めたことなら納得できるでしょうから。
2015/3/4(水) 午前 10:13 [ さくら ]